こんにちは、美容整形好きWebライター・ブロガーのseinaです。
2018年2月にルフォー、SSRO、オトガイ形成、頬骨弓骨切りの手術をした経験を活かし、トリビューさんのnoteで『経験者に聞いた!輪郭DTに必要なものまとめ』について、前編・後編にわけて執筆させていただくことになりました。
この記事は、輪郭形成または両アゴ手術をされる方に向けて、ダウンタイムに必要なものをご紹介するのが大きな概要です。前編は、以下のアイテムをご紹介します。
市販の流動食
キッチン用品
衛生用品
術後は今まで通りの生活はできません。「こんな簡単なこともできないの?!」と唖然とするほど。飲食、歯磨きといった生活の一部でさえもです。
また、ダウンタイムを快適に過ごすのに必要なものや、術後の感染症を防ぐために知っておいてほしい豆知識も記事に詰め込んでいます。
長くなりますが、前編・後編の両方をお目通しいただけると嬉しいです。ぜひ最後までお付き合いください!
【用意しておくべきもの】流動食をまとめ買いする
私が両アゴ手術+輪郭形成をうけた際、1ヶ月間は流動食生活でした。輪郭形成のみであれば、熱いもの、堅いもの、辛いもの術後1~2週間避ければ、術後翌日から通常の食事を食べても良いと担当医から指示がありました。
しかし術後は口腔内に違和感があったり、一時的に口が思うように動かず、食事がとりにくくなると予想されます。さらには体力低下により、食事の支度が難しいこともあるでしょう。
そういった時のために、術前に簡単に栄養補給ができる流動食をまとめ買いしておきましょう。まとめ買いには、アマゾン、楽天などの通販、ネットスーパーを利用すると便利です。
以下で、輪郭形成または両アゴ手術後におすすめな流動食をご紹介します。
※補足...両アゴ手術の場合は、1ヶ月間流動食のみで過ごします。また、以下は顎間固定をしない方向けの流動食です。顎間固定をされる方は、粘り気のないサラサラした流動食が適しています。
おかゆ
梅、卵、鮭など複数の種類を揃えておきましょう。1種類だけに偏ると、すぐに飽きてしまいます。個人的にはダウンタイム中は栄養が摂りにくいので、カロリーもあり、タンパク質を含んでいる鮭と卵がおすすめです。
ウィダーインゼリー
私が術後に初めて食べた流動食は、クリニックから支給されたウィダーインゼリー エネルギーマスカット味でした。すっきりした味だったからか、食欲がなくてもサラッと食べられたのが印象的。マスカット味以外にも、グレープ味、グレープフルーツ味、ヨーグルト味があるのでいくつか揃えておくのもよさそうですね。
キューピー 介護食シリーズ
キューピーの介護食シリーズは、10種類以上のおかずがセットになっています。流動食はついつい甘い系に偏るので、しょっぱい系が揃った介護食は、飽きないように1セット購入しておいて損はなさそう。「美味しい」と評価も高めです。
ヨーグルト
甘いヨーグルトやプレーンヨーグルトなど、お好みのヨーグルトなら、どんな種類でも問いません。ただし、ギリシャヨーグルトやビヒダスヨーグルトは堅めな食感なので、食べにくい可能性大。術後の流動食はサラサラしていて、水気のあるものを基準に選んでみてください。4個セットになったダノンビオヨーグルトは、術後直後からでも食べられました!
メイバランス(栄養ドリンク)
介護の現場で使われているメイバランスは、1本125mlあたり200kcalと少量で高カロリーがとれる優れもの。術後どうしても食欲がない、食べられなくて体力が落ちる、疲れやすい、という緊急時に。または、今日は栄養もカロリーも足りない時の間食としても使えます。食が細く栄養をとれる自信のない方は、用意しておくといいかも!
プロテイン
どの流動食も糖質や脂質は摂取できますが、タンパク質の少なさが目立ちます。術後は傷の回復にも、免疫力を下げないためにも、タンパク質は大切な栄養素です。かといって肉や魚は食べられない...そんな時こそ、プロテインが役立ちます。水や牛乳に溶かして飲むだけ。立派な流動食です。
また、プロテインは「筋トレをしている男性しか飲んではいけないもの」と思いがちですが、そうではありません。プロテインは、ただの粉末化したタンパク質。女性も美容や健康のために、飲んでも大丈夫なんです!今は色々なフレーバーがあるので、お好きなもの選んでみましょう。
【用意しておくべきもの】キッチン用品、衛生用品
輪郭形成後は口周りの動きが悪くなり、飲食時に支障が出ます。
私の場合は両アゴ手術も組み合わせたので、口が大きく開くようになったのは術後3ヶ月あたり。術後直後はコップから直接水を飲むのも難しく、毎回むせて、派手にこぼしていました。
流動食を食べる時も、口が開かず唇を動かせないので、口の周りをベタベタに汚しながら食べていたことをこの記事を書きながら思い出します。
このような状況なので、食卓は今まで通りにはいきません。ダウンタイム中に用意しておいたほうがいい、キッチン用品・衛生用品をご紹介します。
細いストロー
術後、コップから直接水を飲むのは容易ではありません。口をすぼめる動作ができるなら、水分の摂取時にストローがあると便利。ストレートではなく、曲がる&細いタイプが使いやすいと思います。
なぜかというと、術後に太くまっすぐなストローを用意していたので使ってみると、全く吸い込めませんでした。用意したものの、結局使わず仕舞い。ストローの太さ1つで、一気に使えなくなってしまうのです...
ウェットティッシュ
食事中、口の周りを汚してしまうことがあります。ティッシュよりも湿り気のあるウェットティッシュの方が肌を傷つけず、食べこぼしを拭き取りやすいのです。
デリケートな口周りに使うので、お肌に触れても安心なノンアルコールのウェットティッシュを選んでみてください。
また、頻繁に使用する消耗品のため、多めに揃えておくと安心。余っても外出時のお手拭きや、身の回りの掃除としても使えますよ!
小さいスプーン
術後は驚くほど口が開きません。普段使っていたテーブルスプーンを口にするのは難しくなり、代わりに小さいティースプーンを使っていました。
個人差がありますが、両アゴ手術をされる場合は指2本分も開かない可能性がありますので、小さいスプーンは必須アイテムになるでしょう。
【前編】ダウンタイム中に必要なアイテムまとめ
以上が前編でご紹介したアイテムたちでした! 改めて、内容を整理してみましょう。
<用意しておくべきもの>
・流動食(おかゆ、ウィダーインゼリー、介護食、ヨーグルトなど数種類)
・細いストロー
・小さいスプーン
・ウェットティッシュ
後編では、口腔ケア用品・顔を隠せるアイテム・その他あるといいものをご紹介します。次回の記事もぜひご覧ください!