プロフィール

青木 孝司(あおき こうじ)
日本美容・医療クリニック 六本木院院長。杏林大学医学部卒業後、皮膚科医として経験を積み、日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医の資格を取得する。2024年に日本美容・医療クリニック 六本木院に入局。これまでの経験を活かし、患者さまに寄り添った施術を提供している。
皮膚科専門医の経験を活かした診療

ーー先生が美容医療の道に進まれたきっかけは何でしょうか
皮膚科医として働くなかで、保険診療ではできることに限界を感じる場面が多々ありました。自由診療も学びたいと思い、美容医療の道に進みました。そして、オーナーの人柄に惹かれたため、日本美容・医療クリニックに入局を決めました。
ーー皮膚科専門医としての知識や経験は、美容医療でどのように活かされていると思いますか?
肌の状態を詳しく診断し、適切な施術ができることです。とくに、リスク管理や肌トラブル時の対応は、一般皮膚科の知識や経験が活かされていると思います。
たとえば、ニキビ跡が残っている場合、色味や色調などから肌の状態を診断します。その結果、まだ炎症がくすぶっていて薬が必要だと判断すれば、保険診療のクリニックで相談するようおすすめすることがあります。シミやほくろにおいても、レーザーを当てていいかが見極められます。
また、保険診療をベースにしつつ、美容医療でできる追加のアプローチをご提案するなど、柔軟な対応ができるのは経験に基づいているからですね。
ーー先生から見た日本美容・医療クリニックの強みを教えてください
肌の診断を徹底していることです。患者さまが希望した施術が本当に適しているか、まず診断をします。そのうえで適していないと判断した場合はきちんと説明し、肌状態に合う別の施術を提案いたします。このように、一人ひとりに合ったアプローチができる点が当院の強みだと思います。
ーー「オーダーメイドの美を提供する」というポリシーについて、先生の考えや具体的な取り組みについて教えてください
悩みや生活環境、優先事項、予算など、患者さまによって要望はさまざまです。そのため、丁寧に問診を行って意見をすり合わせ、希望に沿った施術ができるよう心がけています。また、複数の施術を行う場合には、スケジュールの調整もはじめに行っています。ダウンタイムも考慮しながら施術プランを立てるので、些細な要望も伝えていただきたいですね。
デザインの相談を徹底し、満足度を追求

ーー注力している施術や、こだわっているポイントを教えてください
当院には、唇のヒアルロン酸注入を希望する方が多いため、とくに注力しています。こだわっている部分は、デザインについて患者さまと密に相談することですね。患者さまによって、理想の唇は大きく異なります。
そのため、理想の唇の写真などを持ってきていただき、イメージに相違がないようすり合わせています。しかし、もともとの唇の状態によっては、希望通りの形が難しい場合もあります。その際は、具体的な理由をご説明したうえで、実現可能な範囲で理想に近づける方法をご提案しています。
ーー技術や施術のクオリティを上げるために取り組んでいることはありますか?
常に自分の施術を振り返り、改善点を見つけて次に活かしていくことです。知識習得のためにドクターの勉強会に参加することもあります。
ーー先生が美容医療を提供するにあたって大切にしていることは何ですか?
患者さまとコミュニケーションを取って意見をすり合わせることですね。結果に直結するため、事前の問診や診断をとくに重視しています。また、患者さまに満足していただけるように、施術はもちろん接遇なども丁寧に、よりよいものを提供することを心がけています。
ーー美容医療の施術を提供していて苦労したこと、うれしかったことを教えてください
昨今、多くの情報が蔓延っているため、誤った自己診断をしたり、施術に過度な期待を持ったりしている方もいらっしゃいます。正しい情報を説明して納得いただくのに苦労することもありますね。
うれしいことは、患者さまが笑顔になって帰宅されるのを見たときです。とくに注入系の施術は変化を感じやすいため、鏡を見た瞬間に喜んでもらえると、やりがいを感じます。
事前の情報共有を徹底して信頼関係を築く
ーー患者さまと信頼関係を築くために心がけていることを教えてください
効果だけでなく、変化を感じるまでの時間やデメリット、リスクなどの情報を、事前にきちんと共有することです。継続して通っていただいている方にも、毎回復習としてリスクなどを説明して、納得いただいたうえで施術に臨めるようにしています。
また、できないことはできないと、きちんとお伝えすることも重要だと思っています。患者さまに合わない施術を続けていても、よい結果にはつながりません。その際にも、ただ否定するのではなく、できない理由と別の提案を含めてお話しするようにしています。
ーーダウンタイムの軽減やアフターフォローで取り組んでいることはありますか?
ダウンタイム期間中は軟膏を塗る、テープを貼るなど、基本的な処置をしっかり守ることが大切です。しかし、クリニックで説明されただけでは忘れてしまうこともあるでしょう。そこで、処置の方法を詳しく記載した紙をお渡ししています。また、患者さまが不安を感じている場合は丁寧にお話を伺って、今の状態や今後の経過などを説明しています。
皮膚科医として施術の幅を広げていきたい
ーー今後力を入れていきたいことや、チャレンジしたいことはありますか?
今あるメニューのブラッシュアップを図り、より効果的なアプローチができるようになりたいです。また、皮膚科医としてシミや毛穴の施術を増やすなど、肌に関する診療の幅を広げていきたいと考えています。
ーー最後にトリビューユーザーの皆さまにメッセージをお願いします
当院では、肌診断によって患者さまに合う施術をご提案しています。また、無理に施術を押し付けることもありません。「来てよかった」と思っていただけるようなクリニックづくりに取り組んでいますので、ぜひ一度ご相談ください。
※日本美容・医療クリニックの韓国製ヒアルロン酸(1cc)は、29,000円(税込)です。リスク・副作用は、腫れ・内出血・感染などがあります。詳しくはクリニックにお問い合わせください。
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日本美容・医療クリニック 六本木院
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