【ドクタープロフィール】福田 越先生

*2013年11月〜2024年3月
症例解説|リポクリ式PAL脂肪豊胸で理想のバストへ♡

費用:通常価格 1,100,000円
リスク・副作用:内出血、腫れ、赤み、むくみ、痛み、感染、しこり、凸凹

この症例の方はどんな要望がありましたか?

はじめは脂肪吸引の相談でした。しかし、せっかく脂肪吸引をするのであればバストに注入したいということで、脂肪豊胸を同時に行いました。

脂肪豊胸のデザインのポイントを教えてください!

ポイントは、デコルテから乳頭までのボリュームと、乳頭からバージスラインまでの距離です。


乳頭から上にボリュームを出すことで、ハリのある若々しい印象になります。
そして、乳頭からバージスラインまでの距離が短かったため、距離が長くなるように注入しました。
これにより、乳頭が中心に移動し、上向きのバストに見えるようになりました。

なるほど〜!

また、この患者さまは2回に分けて脂肪を注入しています。

それはなぜですか?

安全や仕上がりの美しさを考慮すると、一度に注入できる量には限度があるからです。
無理にたくさん注入しても、バストの中の圧力が一定の数値を超えると定着率が下がります。さらに、血流が悪くなり、しこりのリスクも高まるんです。

たくさん入れれば良いというわけではないんですね!
良質な脂肪を吸引できる「PAL」

「リポクリ式PAL脂肪豊胸」について教えてください!
まず、「PAL」とはなんですか?

PALは、アメリカで作られた、カニューレ(吸引菅)を振動させて脂肪を吸引する機器です。主な特長は次の3つです。
- 吸引部位のデザイン性が高い
- 質の良い脂肪を採取できる
- 施術時間が短い

同じく振動させながら吸引できるアキーセルも、質の良い脂肪を採取することに特化した機器です。
しかし、カニューレの種類が少なく、吸引部位のすみずみまできれいに仕上げるのは難しい側面もあります。

ふむふむ。

一方、PALはカニューレの種類が豊富で、吸引部位のデザイン性も高いのが特長です。
さらに、従来の脂肪吸引に比べて施術時間が35%短縮できると言われています。そのため、体への負担も抑えられ、脂肪の質も落とさずに加工に進めます。

違いがよくわかりました!
そんなPALを使用した「リポクリ式PAL脂肪豊胸」は、どんな特長があるんですか?

コンデンスリッチの脂肪の純度の高さと、ピュアグラフトのスピード感を両立させたのが、「リポクリ式PAL脂肪豊胸」です。


リポクリ式PAL脂肪豊胸では、PALを用いて良質な脂肪を素早く採取し、遠心分離にかけて不純物をできる限り取り除きます。
さらに、コンデンスリッチでは、トランス*を4回行うのに対して、PAL脂肪豊胸では2回に減らしています。
*トランス:加工するために機械のシリンジから小さなシリンジへ脂肪を移動させること

採取から加工の時間や、トランスの回数を減らすのは、どんな意味があるんですか?

体外に出た脂肪は、血液が流れておらず低酸素の状態なので、時間が経つにつれて脂肪組織が死滅していきます。
さらに、トランスは狭いところを通すため、脂肪組織にダメージを与えます。
質の良い脂肪を使うには、採取してから注入まで素早く行うことと、脂肪組織にダメージを与えないことが大切なんです。

脂肪の質にとことんこだわっているんですね!

また、「リポクリ式PAL脂肪豊胸」は、注入方法もポイントです。

詳しく知りたいです!
ミルフィーユ状の細かい注入が定着の秘訣

注入時のポイントを教えてください!

ポイントは次の2つです
- 少しずつ注入する
- ミルフィーユ状に注入する

1つ目のポイントは、400〜600回に分けて、少しずつ注入することです。
次のイラストのように、ワキと乳頭から、細い線状に注入します。


脂肪は、血液が流れて酸素を取り込むことで定着します。
しかし、酸素が送り込まれるのは自家組織と触れ合う約1mmまでだと言われています。

ふむふむ。

脂肪を一気に詰め込むと、塊になります。すると、内側が酸欠となって壊死してしまうんです。
壊死した脂肪は定着しないだけでなく、しこりになることもあります。
そのため、塊にならないよう少しずつ注入することが大切です。

そんなリスクがあるんですね!

2つ目のポイントは、複数の層に分けて注入することです。


皮膚の浅い層、深い層、乳腺の下、大胸筋内、大胸筋下と、5層ほどに分けて注入します。ミルフィーユのように重ねるイメージですね。
血流が良い自家組織を挟むことで、より定着率を高めることができます。

こだわりがよくわかりました!
シリコンバッグから脂肪へ!他院修正のポイント

他院修正を希望する患者さまもいらっしゃいますか?

多いですね。とくに多いのは、過去にシリコンバッグ豊胸を受けた方です。
「もっと自然なバストにしたい」「人工物ではなく自分の脂肪を使いたい」という要望で、脂肪豊胸の相談を受けます。

なるほど〜!
他院修正で気をつけていることを教えてください。

シリコンバッグが入っていた組織には血液が流れていません。
血液が流れていないと脂肪は定着しないため、シリコンバッグを取り出した部位には脂肪は注入しないようにするのが大切です。
また、シリコンバッグを取り外す段階から注意を払い、余計な組織を剥離させないようにします。

より細かい作業が必要なんですね!
術前・術中・術後、3段階の安全管理

安全管理として取り組んでいることを教えてください!

1つは術前・術後のエコー検査です。

エコー検査では、なにがわかりますか?

施術前の検査では、乳がんのリスクを調べています。
乳がんのリスクがあるのに施術を行うと、がん細胞を撒き散らしてしまうためです。
実際に、乳がんの疑いが見つかり、乳腺外科への受診を促した患者さまもいました。

へえ〜!

施術後の検査では、しこりの有無を調べます。
「自分の家族に施術をするならどうするか」という視点で、徹底したリスク管理に取り組んでいます。

患者さまへの心遣いが伝わってきました!

そのほか、万が一のトラブルに備え、さまざまな薬品の導入や、カルテの管理をしています。
カルテには、施術に使用した麻酔薬をはじめ、行った処置を全て細かく記録しています。
24時間つながるホットラインも用意しているので、施術後に不安があればすぐに連絡していただける体制を整えています。

心強いですね!

また、トラブルは予防することがなにより大切です。
そのため、患者さまの持病や服薬の確認を徹底し、使用する薬剤や施術方法など、施術前に厳格な判断をしています。

麻酔科医×形成外科医!経験豊富な実力派ドクター

先生は麻酔科でも勤務されていたんですよね!

はい。はじめに麻酔科を選択したのも、安全管理の意識からでした。麻酔のスキルは、患者さまの生死にも関わると思っています。
もともと美容外科に興味があったのですが、まずは、患者さまの安全を守るためのスキルを身につけることを優先しました。

安全管理への意識が伝わってきました!
ほかに、今までの経験が活きていると思うことはありますか?

麻酔科で勤務する中で、麻酔や気道管理への深い知見が身につきました。
そのため、持病がある方や、BMIが30以上の方にも対応することが可能です。

さまざまな患者さまに対応しているんですね。
今後の展望はありますか?

前職では、大学病院やがんセンターと連携して乳房再建にも携わっており、脂肪注入による乳房再建も行っていました。
今後も、美容だけでなく、病気でQOLが下がってしまった患者さんの助けになりたいと思っています。
また、自由診療の美容外科を通して、保険診療で対応できない部分を埋められるよう取り組んでいきたいです。

素敵ですね!
最後に、トリビューユーザーの皆さまにメッセージをお願いします!

脂肪豊胸は、施術直後の変化量ではなく、「自分の組織になっているか」がなにより大切です。
当院は、美しさ・定着率・安全性にこだわり「本物の豊胸」を追求しています。
美容クリニックは、保険診療のクリニックより受診のハードルが高いかもしれません。
だからこそ、当院は真摯に患者さまに向き合い、理想を叶えられるよう尽力いたします。ぜひ、気軽にご相談ください!
カウンセリング・予約はこちら
今回紹介した施術は、以下の特別メニューから予約ができます。
この記事を読んで気になった方はぜひ、カウンセリングへ行ってみてください!

PAL脂肪豊胸|【豊胸症例数3,500件以上の福田院長執刀✨】最新のPALを使用!脂肪が壊れにくく定着率の高い脂肪豊胸◎
¥660,000(税込)通常価格:¥1,100,000
表参道駅|東京メトロ「表参道駅」A1出口より徒歩1分
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