プロフィール

武川 力(たけかわ ちから)
■日本形成外科学会認定 形成外科専門医
■日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
■日本形成外科学会認定 皮膚腫瘍外科分野指導医
■神戸大学形成外科・美容外科 客員教授
LIKI CLINIC KOBE 院長。名古屋市立大学医学部卒業後、神戸大学医学部附属病院の形成外科・美容外科に入局。以降、複数の医療機関にて形成外科医・美容外科医として活躍する。
2021年にLIKI CLINIC KOBEを開院。これまでの経験と専門医の技術力を活かし、患者さまのお悩みに向き合っている。
形成外科で身についた深い知識と技術を活かす
ーー武川先生が美容医療の道に進んだ理由を教えてください。
もともと形成外科医として、病気による変形やケガを元の状態に戻す治療を行っていました。治療に携わる中で、「キレイな状態に戻す」ということを追求した先にあるのが美容外科なのではないかと思い始めたんです。
そして、形成外科と美容外科の二足のわらじを履くようになりました。現在は、美容外科を中心に診療にあたっています。
ーー大学病院の美容外科ではどのようなことを行っていますか?
私が所属する神戸大学医学部附属病院は、形成外科と美容外科がセットになっています。大学病院所属の医師が20人ほどで会議を行い、治療方針を決定しています。
そして、形成外科の中でも美容に特化した医師が手術を担当します。大学病院のため、術後の合併症や後遺症など、複雑な症例を扱うことが多いですね。
ーー形成外科医としての豊富な経験や資格は、現在どのように活きていると思いますか?
形成外科では、切開や縫合など、手術のベーシックな術式を学びます。さらに傷が治るメカニズムなども一通り学び、病気やケガで失われた部位を元に戻すなどの難しい手術も行います。
これらの経験から、深い知識や技術が身につきました。何が起きても対応できるという自信を持って施術ができていると思います。
ーー医学博士取得時は、どのような研究をされたのでしょうか?
医学博士取得の際は、3ヶ月でお肌がキレイになるアルゴリズムを考案し、数百人の患者さまの協力で効果を検証しました。
このアルゴリズムを利用すると、美容医療の経験が浅い医師でも熟練の医師とほぼ同じ結果が出せることがわかりました。世間の医師のお役に立てる研究になったのではないかなと思っています。
気軽に相談できる場所を作るために開院
ーー大学病院に所属しつつ、LIKI CLINIC KOBEを開院された理由を教えてください。
大学病院は全国から重症の患者さまが来るところなので、二重や鼻の施術などを希望する患者さまにとってはハードルが高いんですよね。
美しさを求める患者さまが気軽に相談できる場所を用意したいと思い、大学病院に近い神戸三宮駅で開院しました。
ーー先生が思う、LIKI CLINIC KOBEの魅力や強みはなんですか?
目や鼻、フェイスリフト、美肌などの顔の施術からボディの施術まで、幅広く対応していることです。
患者さまの要望には何でも対応できる、かかりつけ医のようなクリニックでありたいと思っています。クリニック選びには時間がかかりますし、不安も付きまといますよね。同じクリニックで別の施術も受けられるよう、何かに特化するのではなくオールラウンドに提供しています。
また、形成外科で術後の経過まで責任を持つ重要さを叩き込まれたことから、アフターフォローも徹底しているのも強みです。
ーーとくに得意な施術はありますか?
目や鼻、フェイスリフトなど顔の施術が得意ですね。顔の施術を受けた方が別の施術も希望されたり、お友達を紹介してくれたりするので、顔の施術で予約が埋まります。
ーーダウンタイム軽減のための取り組みや意識していることを教えてください。
施術をスピーディーに終える、止血や圧迫をしっかりするなど、基本を守ることです。
また、余計なダメージを与えると腫れや内出血が増してしまうので、施術では無駄のない手技を心がけています。
常に医師として恥じない行動を心がける
ーー美容外科医として大切にしているポリシーを教えてください。
施術のクオリティを保つ、無駄なアップセルをしないなど、「誠実な医療」を提供することがポリシーです。現在も大学病院に所属しているので、その名に恥じない行動をしようと常に考えています。
ーー美容外科医として苦労していること、うれしかったことはありますか?
美容医療は見た目を変えるものなので、体の内部の施術とは異なり、私の目に映るものと同じ結果を患者さまも見るわけです。そのため、一切の妥協は許されませんし、厳しく判定されます。
自分としては100点の施術であっても、患者さまが納得できなければ成功とは言えません。そこが美容外科の難しいところだと思います。
うれしいのは、やはり患者さまが喜んでくれたときですね。見た目が変わると中身も変わって、自信が出てきます。アクティブになったり、人と会うのを楽しんだりする様子を知ると、本当にうれしいです。
ーー患者さまとのコミュニケーションではどのようなことを心がけていますか?
しっかりカウンセリングの時間を取って話すことです。とくに初診の場合は、私が30分ほど時間かけてお話をしています。
さらに、解剖図や症例写真を見せたりシミュレーションしたりして、じっくりとお互いのイメージをすり合わせています。
ーー経過観察やアフターフォローでは、どのような取り組みを行っていますか?
術後1週間・1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月と、細かく経過観察を行っています。患者さまが納得できるまで、しっかりとチェックします。
さらに、LINEの問い合わせ窓口を用意しているので、術後に心配ごとがあれば連絡を取ることができます。必要に応じて来院していただくこともありますね。
また、私が所属している大学病院が近いため、緊急時に連携することが可能です。これまで大学病院を受診することになった患者さまはいませんが、万が一の際に24時間対応できる環境が整っているのは、患者さまにとっても心強いと思っています。
ーー最後にトリビューユーザーの皆さまにメッセージをお願いします。
形成外科や美容外科で長く経験を積んでおり、メニューも豊富で幅広いお悩みに対応できます。なかなかお悩みが解決しない方も、ぜひ諦めずに相談にお越しください。
※LIKI CLINIC KOBEの切開二重(全切開)は、330,000円(税込)です。リスク・副作用は、腫れ・感染・血種・内出血などがあります。詳しくはクリニックにお問い合わせください。
三ノ宮駅|JR神戸線三ノ宮駅より徒歩4分
LIKI CLINIC KOBE
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