プロフィール
“0からのスタート”という思いで美容外科医に
ーー美容外科医の道に進んだ理由を教えてください。
形成外科時代に、顔面の骨折や怪我、やけどなどの外傷治療を数多く担当してきました。外傷治療では、機能面はもちろんですが、できる限り元の綺麗な状態に戻してあげたい気持ちを強く持っていたことから、美容外科的な考えにも触れるようになり、興味を持ちました。
形成外科医として13年ほど働いたあと、「40歳になる前に一度やっておかないと後悔する」と思って美容外科の道に進みました。
ーー形成外科での経験が活きることが多かったのでしょうか。
美容外科においても、主な施術は切る、剥がす、止血する、縫うという4つの手技の組み合わせです。繊細な組織の触り方をはじめ、形成外科で取り組んだ厳しいトレーニングは活きていると思います。
一方で、美容外科では患者さまが求める結果のレベルが高く、形成外科ではやらない手技もたくさんあります。そのため、美容外科医に転身した際は、0からのスタートという気持ちで取り組みました。
ーーどのような経緯でR.O.clinicに入職しましたか。
「患者さま一人ひとりに時間をかけて丁寧に接したい」「細部にこだわった施術を行いたい」という思いが常にありました。形成外科医時代にも、美容外科医になってからも一緒に働いたことのある院長の呂秀彦先生となら、自分の信念を曲げずに働けると考え、入職しました。
振り返りとブラッシュアップで結果を追求する
ーー美容外科医をする中で、苦労したこととうれしかったことを教えてください。
全ての手術に不確実性という課題があります。同じ条件で同じ術式を用いても結果にばらつきが生じてしまうのです。
建築であれば設計図通りに建物を造ることができますが、手術は違います。人間が行うものである上に、体の組織も個人差があるため、結果のばらつきは避けて通れません。経験を積み技術を磨くことで、このばらつきの幅は狭くなっていきます。しかし言語化できないコツもたくさんあるので、初めは非常に苦労しました。
うれしかったことは、患者さまからお礼の言葉をいただけたときですね。最近、1年以上前に二重施術を行った患者さまがいらっしゃいました。検診のタイミングではなかったため、何か不具合があったのではと心配していましたが、お礼を伝えるためにわざわざクリニックまで足を運んでくれたんです。とてもうれしく、印象に残っています。
ーー力を入れている施術はなんでしょうか。
基本的にはオールマイティに施術を行っています。とくに患者さまからご要望が多いのは目元の施術で、とくに目頭切開の他院修正です。専門にしているわけではないのですが、結果が結果を呼び、相談に来られる方が多いですね。そのため、必然的にこだわりが強くなりました。
ーー仕上がりを追求するために取り組んでいることはありますか。
上手くいった手術も、上手くいかなかった手術も、直後に結果がわかるとは限りません。3ヶ月から半年経ってようやく答え合わせができます。そのときにきちんと振り返って毎回ブラッシュアップをしています。
目頭のデザインを突き詰めたい
ーーカウンセリングで心がけていることを教えてください。
相手の思いをきちんと聞くことです。話し始めて、10分ほど過ぎたあたりから本音が出てくると考えています。できるだけ患者さまに話していただいて、思いを汲み取っています。焦らせることがないように、可能な範囲で時間をたっぷりとかけることを常に心がけています。
ーーアフターケアや経過観察で心がけていることはなんでしょうか。
結論を急ぎすぎないことです。施術によって、1ヶ月先、3ヶ月先、半年先と長いスパンで観察しないと結果の良し悪しが分からないことも多くあります。
また、ダウンタイム中は不安も大きいと思います。私だけでなく、カウンセラーや看護師を含め一丸となって、患者さまの不安に寄り添っています。
ーー今後力を入れていきたいことを教えてください。
目頭の施術の中でも、蒙古ひだ形成は行っている医師が少なく、困っている方が一定数いらっしゃいます。そのため、この分野を突き詰めて、クオリティをあげていきたいですね。
輪郭や二重、鼻には、黄金比とされるバランスがありますが、目頭のデザインには基準がありません。症例や資料も少ないため、医療人として後進の役に立つような知見を残して引退できたらいいなと考えています。
ーー最後に、トリビューユーザーの皆さまにメッセージをお願いいたします。
あとから振り返りをすることを大切にしており、カルテや診療記録、施術記録にはことこまかに書き込んでいます。その施術を希望した理由から些細なことまで、患者さまが話したことを書き残しているんです。
丁寧な診療に自信がありますので、ぜひ一度お越しください!




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