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二重埋没法ってどんな手術?気になる費用やダウンタイム、痛みに迫ります!

日々アイプチやアイテープといったアイテムを使ったり、アイシャドウやアイラインの引き方を工夫したりして、二重に見えるようにメイクしている人も多いのではないでしょうか。 手間なく二重になりたい人におすすめなのは、「二重埋没法」という美容整形です。美容整形の中でも「二重埋没法」は、切開しないためハードルが低く、性別問わず多くの人が施術を受けています。 今回は、二重埋没法とは具体的にどのような施術なのか、メリットやデメリット、ダウンタイムも含めて詳しく解説していきます。

鈴木 知佳医師

この記事の監修者:鈴木 知佳

東京イセアクリニック

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二重埋没法とは?

二重埋没法の最大の特徴は、メスを使わずに二重まぶたが作れるということです。まぶたを切らないため、痛みや腫れが少なく、ダウンタイムが短く済みます。 ではメスを使わずに、どのように二重を形成していくのでしょうか。

医療用の極細糸と針を使用

二重埋没法では、メスではなく医療用の細い特殊な糸と針を使用します。まぶたの裏側から糸を通し、皮膚とまぶたの裏側を糸で結んでひだを作ることで、二重まぶたを形成します。 手術は両目をしても10分ほどで終了し、入院の必要もないため、日帰りで手術を受けることが可能です。

二重切開法よりも費用がかからない

二重まぶたを作る美容整形には、埋没法のほかにも二重切開法があります。 メスを使わない埋没法に対して、切開法ではメスでまぶたを切って二重を形成します。そのため、二重の幅を修正することはできても、元に戻すことはできません。 また、まぶたにメスを入れるため、術後に痛みや腫れ、内出血が起こるため、埋没法に比べてダウンタイムが長くなる傾向にあります。このほか、手術時間も長く、抜糸のために来院する必要もあり、費用も高くなります。 一方で、埋没法は、もし仕上がりに納得できなければ、やり直したり、術後日が浅ければ元に戻したりすることも可能です。二重埋没法は、このように手軽なため「プチ整形」の中でもポピュラーな施術です。
二重埋没法
メスの使用:なし 手術時間:10分程度 修正:可 術後の腫れ:2〜3日程度 内出血が 引くまで:2〜3日程度 抜糸:なし
二重切開法
メスの使用:あり 手術時間:60分程度 修正:不可 術後の腫れ:14~20日程度 内出血が引くまで:1〜2週間程度 抜糸:あり

二重埋没法の2つの術式とは?

二重埋没法の手術では、医療用の細い糸を使って、二重にしたい箇所の皮膚とまぶたの裏側を糸でつなぐことで二重まぶたを形成します。 このとき、まぶたの裏側のどの部分に糸を結ぶかで、「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」と呼ばれる2つの術式に分けられます。

瞼板法(けんばんほう)

まぶたをめくったとき、赤い結膜部分を縁取るようにきわ部分が目立つと思います。このまぶたの裏側のきわには、瞼板と呼ばれる軟骨があります。 大きさはまぶたを閉じたときのふくらみ部分の約半分程度です。この瞼板と表面のまぶたの皮膚を糸で結び留めるのが瞼板法になります。 まぶたの皮膚と瞼板、結膜部分を糸で縫い止めて二重を作りますが、このとき1点よりも2点、2点よりも3点と留める数が増えるにつれ外れにくくなります。 手術時間が短いことから瞼板法を行うクリニックは多いのですが、硬い瞼板で留める方法は、この次に紹介する挙筋法よりも痛みが強く、腫れやすいというデメリットがあります。 また、留めた糸がまぶたの裏に出て、角膜を傷つけてしまう可能性もあるため、瞼板法を行うクリニックで埋没法の手術を受ける場合は、経験豊富な医師かどうかを見極める必要があります。

挙筋法(きょきんほう)

瞼板につながり、まぶたを開ける筋肉を眼瞼挙筋と呼びますが、この挙筋とまぶたの皮膚を留めるのが挙筋法です。 挙筋法では、瞼板のさらに上部にある眼瞼挙筋に糸をかけるため、まぶたの裏側に糸が出にくく、角膜が傷つく心配がありません。また瞼板法に比べて痛みや腫れが少なく、よりくっきりとした二重ラインを形成することができます。 しかし、この糸の結び具合の調整が上手にいかないと、不自然な二重になってしまったり、かえってまぶたが開きにくくなってしまったりすることもあります。熟練した技術力を持つ医師に手術をお願いすることが重要です。

二重埋没法の施術の流れ

二重埋没法の2つの術式を確認したところで、次に実際の手術の流れについてみていきましょう。 大きく4つのステップで行われます。
1.カウンセリング
2.麻酔
3.施術
4.クーリング

1.カウンセリング

最初に行われるカウンセリングは、仕上がりのイメージを医師と共有する大切な時間です。 埋没法はやり直しが可能な施術ではありますが、二重の幅を決める際に気をつけたいことは、幅を広げることだけにこだわりすぎないことです。 大切なのは自分の顔立ちに合った自然な二重を作ることです。自分に合う目元を作るためにも、担当医とじっくり相談をするようにしましょう。

2.麻酔

手術で使用される麻酔は、手術前に行う目薬の点眼麻酔と注射をする局所麻酔のほか、笑気ガスを吸入する笑気麻酔という全身麻酔の3種類があります。 クリニックによっては、痛みを軽減するために、先に目元を冷やす場合もあります。

3.手術

二重埋没法の手術は、施術自体は10分~20分ほどで終了します。麻酔が効いているため、手術中は痛みを感じることはほとんどありません。 処置が終了したら、体を起こして仕上がりをチェックします。もし二重の幅や左右のバランスが気になるときは、ここで修正することができます。

4.クーリング

術後は目元を冷やしながら安静にします。施術箇所を保冷することで、麻酔が切れた後の痛みや腫れを軽くすることができます。 その後腫れや患部の状態を確認し問題なければ、二重埋没手術は終了です。

二重埋没法のダウンタイム

二重埋没法は切開しないとはいえ、針や糸を使ってまぶたの皮膚と瞼板や筋肉を縫い付けるため、術後に痛みや腫れ、内出血、むくみといった症状が起こります。 ここでは、二重埋没法のダウンタイムがどれくらいかを、術後の経過に沿って見ていきましょう。

手術の直後

手術後は、麻酔が切れるとともに徐々にまぶたが腫れてきます。 腫れは通常2~3日で治まることがほとんどですが、人によっては内出血や糸の引きつれを感じることもあります。

内出血が出たときの対処法

まぶたの裏側の結膜と呼ばれる粘膜の部分には、毛細血管が集中しています。この毛細血管が手術中に傷つき、まぶたの皮膚の内側で出血してしまうことがあります。内出血を早く治すために、保冷剤などをタオルにくるんでまぶたを冷やしましょう。 また、寝るときはいつもよりも高い枕を使って、頭を心臓より高い位置で保つようにし、なるべくまぶたの血液を下へ流すようにします。激しい運動は控えて、安静にして、顔がうっ血しないように気をつけましょう。 内出血は多くの場合は、1週間程度で引きます。どうしても引かない場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

術後1週間経過

術後1週間を経過すると、ほとんどの人は腫れや内出血が治まり、自然な目元になってきます。 また、糸による引きつれ感も治まってくるでしょう。

術後1か月経過

1か月経つと、腫れも治まり、より自然な二重幅に落ち着きます。 内出血が長引いた人でも、この時期には治っていることがほとんどです。日常生活にも支障なく、手術前と変わらない生活を過ごすことができます。

二重埋没法の費用

二重埋没法の手術費用は、「瞼板法」か「挙筋法」か、また両目か片目かによっても異なります。また、手術後の保証の有無や、保証期間の違いによっても価格に差が出てきます。 下記に2つの術式についての費用をまとめました。 瞼板法は1点留めを行っていないクリニックも多いため、2点留めの費用を記載しています。
瞼板法(2点留め)
片目:25,000円~74,000円 両目:35,000円~90,000円
挙筋法
片目:45,000円~120,000円 両目:65,000円~130,000円
瞼板法の場合は、留める点の数が増えるほど費用がかさみます。何点留めると良いかは人によって異なるため、医師とよく相談しましょう。 料金だけでクリニックを決めるのではなく、カウンセリング時の医師やスタッフの対応や、術後のアフターフォロー、保証といった内容も含めて決めると、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。

術後に糸が取れたときの対処法

「二重のラインが緩くなった」「整形前の目元に戻ってしまった」と感じたら、糸が取れかかっている、もしくは取れてしまったサインです。 そのときに、間違ってもアイプチなどを使って自分で対処しようとしないでください。さらに状態が悪化してしまいます。手術を受けた病院にすぐに連絡し、処置について相談することが重要です。 また、普段から埋没法の糸が取れないように、目元を強くこすることはやめましょう。心がけるだけで、トラブルを減らすことができます。

二重埋没法に関するQ&A

二重埋没法で痛みを感じるタイミングは?

主に痛みを感じるタイミングは、麻酔をするとき、抜糸するとき、糸が眼球にあたってしまったときです。

麻酔をするとき

二重埋没法の手術では、点眼麻酔と局所麻酔の2種類の麻酔が使われます。 局所麻酔でまぶたの表と裏に注射針を刺すため、その前にあらかじめ点眼麻酔によって薬を施術部位に浸透させ、局所麻酔の痛みを和らげます。 しかし、それでも、局所麻酔を打つときに痛みを感じる人はいます。実際に手術を受けた人の体験談で麻酔にまつわる口コミをチェックしておくと良いでしょう。

抜糸するとき

二重埋没法では、術後の抜糸は必要ありません。そのため、「糸を抜くときに痛かった」という体験談や口コミは、何らかの理由で留めてある糸を抜くときの感想がほとんどです。 「手術をやり直したい」「元に戻したい」「前回受けた埋没法が取れてしまった」のような場合に抜糸を行うことになりますが、術後すぐのタイミングであれば、ほとんど痛みはないようです。 しかし、二重埋没法の手術を受けてから何年も経過している場合は、糸と皮膚が癒着している可能性がありますので、その場合は抜糸の際に痛みが生じます。もちろん糸を抜く際にも麻酔は施されますが、抜糸前に、癒着状況を担当医に確認してもらいましょう。

糸が眼球にあたってしまったとき

瞼板法はまぶたのきわにある瞼板と、まぶたの皮膚を縫い付ける手術です。留めた糸が直接眼球にあたって痛みが出ることがあります。 もし眼球に糸があたっている感覚があり、異物感や痛みがあるようであれば、すぐに施術したクリニックで診てもらうようにしましょう。

マツエクをしてても埋没法は受けられる?

一般的にマツエクをしたままでも二重埋没法の手術を受けることができます。ただし、長さやカールの度合いによっては、手術前にエクステを外すことを推奨しているクリニックもあります。 また、手術中に出血した場合、血がマツエクにつくのは、衛生上好ましくありません。 マツエクをつける前に、手術を受けるという順番のほうが良いでしょう。

まとめ

二重埋没法はプチ整形とも呼ばれるように、手軽に受けることができる美容整形のひとつです。 手術を受けることに変わりはないため、術後に痛みを感じたり内出血が起こったりすることもあります。 安心して手術に臨めるよう、利用者の口コミなども参考にして、クリニック選びと医師選びをしっかり行うようにしましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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