美容点滴・注射は体の中から美しくなれる？種類や費用を紹介

美容点滴・注射は、点滴や注射器で体内に直接有効成分を送り込む施術です。しかし、有効成分と言われても、どのような成分があるのか知らない人も多いのではないでしょうか。そこで、美容点滴・注射の詳しい種類や費用だけではなく、ダウンタイムやデメリットについても紹介していきます。

この記事の監修者：宇井　千穂

やさしい美容皮膚科・皮フ科　秋葉原院

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準ミス日本を受賞し、全日空客室乗務員を経て、医学部を卒業し、現在、皮膚科医、美容皮膚科医として勤務しておりました。活性酸素とSODの研究による天然の治療薬を使い、アトピー性皮膚炎を中心とした皮膚疾患を診ていました。美の研究も行い、美容皮膚科医としての医療も提供しています。当院では、アトピー性皮膚炎などの基礎疾患を持っていても、美容皮膚科の施術を受けられるように考えています。本や雑誌の執筆をはじめ、Web雑誌での連載やサプリメント・化粧品の監修などでも、多方面に活躍の場を広げています。病気だけを診るのではなく、一人の人間として患者さんに携わっていける医師を目指しています。2003年　北里大学医学部卒業 2004年　公立福生病院勤務 2006年　土佐清水病院勤務同時に非常勤として銀座の某クリニック勤務 2019年　やさしい美容皮膚科・皮フ科秋葉原院開院

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美容点滴・注射とは？
種類が豊富にある
頻度やタイミングも大事
効果の持続期間
美容点滴・注射のダウンタイム
美容点滴・注射の費用
韓国での値段は安い？
美容点滴・注射のデメリット
おすすめのクリニックの選び方を3つ紹介
①複数のクリニックを比較する
②スタッフの対応
③専門医がいるかどうか
まとめ

美容点滴・注射とは？

美容点滴・注射とは、点滴や注射器を使って、血管に直接、栄養素や有効成分を入れることで全身に行き渡らせる施術です。消化・吸収の過程を経ず、体内に直接届くため、タブレットやサプリメントを服用するよりも即効性があります。

種類が豊富にある

美容点滴・注射の種類は、クリニックごとに異なり、悩みに応じて必要な成分が含まれたメニューが用意されています。今回は、クリニックで受けられる美容点滴・注射の一例を紹介します。

美容点滴・注射の種類	内容・効果
ビタミン注射・点滴	主にビタミンCやビタミンB群が配合されている。肌荒れ、食欲不振、ストレスに効果的。
高濃度ビタミンC点滴	高濃度のビタミンCを注入。シミ、シワ、くすみ、疲れなどに効果的。
カクテル注射・点滴	ビタミンCやビタミンB群、プラセンタなどが配合されている。エイジング、美白、肌荒れに効果的。
プラセンタ注射・点滴	ヒトの胎盤から抽出したプラセンタを注入。美肌、エイジングケア、更年期障害などに効果的。
疲労回復注射・点滴	ビタミンB群やアリシンなどが配合されている。疲労、肩こり、腰痛、健康維持に効果的。
ダイエット注射・点滴	脂肪燃焼効果のあるαリポ酸やL-カルニチンなどが配合されている。痩身、冷え性、むくみに効果的。
ニキビ注射・点滴	ビタミンCやビタミンB群を中心に、ニキビに効果的なビオチンやプラセンタなどが配合されている。

頻度やタイミングも大事

美容点滴・注射は、受ける頻度やタイミングも大事です。例えば、高濃度ビタミンC点滴であれば、最初は1週間に1度のペースで施術を受け、コンディションが整ってきたと感じたら少し間隔を空けて受けるようにします。また、ダイエット点滴は、「太ったかな」と感じたときだけではなく、運動前に受けると脂肪の燃焼をサポートしてくれます。美白点滴の場合は、日に焼ける予定の前後に行うことで、日焼け知らずの肌をキープできます。どのタイミングで行うかは、医師と相談の上で決めていきましょう。

効果の持続期間

美容点滴・注射は、直接体内へ栄養素を届けることができるため、即効性が期待できます。ただし、施術後2～3日程度は効果を感じられますが、徐々に薄くなっていきます。コンディションが整うまでは週に1回といった短いスパンで、施術を受けるとよいでしょう。美容注射と美容点滴で、効果の持続時間にさほど変わりはありません。

美容点滴・注射のダウンタイム

美容点滴・注射を受けたときのダウンタイムはほとんどなく、体に負担のかからない施術です。切開の必要がないため、傷跡が残る心配もなく、治療に伴う赤みや腫れもほとんど出ることがありません。注射や点滴の針を刺した跡が残っても、数日で消えるため心配ありません。

美容点滴・注射の費用

美容点滴・注射は何度か受けることで効果が期待できる施術です。そこで、参考までに美容点滴・注射ともに1回あたりの金額を下記にまとめました。

美容点滴・注射の費用

ビタミン ・注射 2,000～3,000円・点滴 2,200～6,000円 高濃度ビタミンC ・注射 10,000円・点滴 8,000～30,000円 カクテル ・注射 10,000円・点滴 6,000～12,000円 プラセンタ ・注射 1,000～3,000円・点滴 1,000～6,000円 疲労回復 ・注射 4,000円・点滴 4,000～6,000円 ダイエット ・注射 2,000～4,000円・点滴 6,000円 ニキビ注射・点滴 ・注射 4,000円・点滴 6,000円

韓国での値段は安い？

韓国では、施術の費用が安く済むため、美容整形を目的として旅行に行く日本人も増えています。しかし、韓国のクリニックで美容点滴・注射も受けたとしても、例えばビタミンC注射が3,000円ほど、シンデレラ注射が1回3,500円ほどと、韓国が特別に安いということもありません。ビタミンC注射を比較してみると、日本でも3,000円前後でできるため、それほど格安ではないと言えます。

美容点滴・注射のデメリット

美容点滴・注射はダウンタイムもほとんどなく、副作用の心配も少ない治療ですが、次のようなデメリットがあるため注意が必要です。

点滴時に痛みが出る（特に血管が細い人）

頭痛、吐き気、めまいが起こることもある

血液中に液体を流し込むスピードが早かったり、針がうまく入らなかったりしたときに、痛みを感じる場合があります。点滴に慣れていない人は、痛みを感じやすい傾向にあります。また、まれに頭痛や吐き気、めまいを感じる人もいます。違和感を覚えたときは、すぐに医師に伝えることが大切です。

まとめ

美容点滴・注射は大きなデメリットもなく、気軽に受けられる施術です。有効成分を注射器や点滴を使って血管に打つことで、直接体内に届けることができ、体の中からきれいになることができます。より効果的に治療を受けるには、美容注射・点滴を受けるタイミングや頻度も重要になります。医師と相談の上、ベストタイミングを見つけましょう。また、美容点滴・注射を受けるときはクリニック選びも重要なポイントです。今回紹介した3つのポイントを押さえて、通いやすいクリニックを選びましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。