今回お話をうかがったのは……
KIHARU CLINIC院長 沖野尚秀 先生
2014年、昭和医科大学卒業。臨床研修を経て、2018年に昭和医科大学藤が丘病院 形成外科に入局。大学病院所属の日本形成外科学会認定 形成外科専門医として、顔、乳房、手指、先天性異常などさまざまな治療に携わる。
保険診療と自由診療のどちらも受けられるクリニックを作りたいと2025年にKIHARU CLINICを開業。
自分に合う術式の選び方とは
──患者さまご自身が、自分に合う施術を見つけるために心がけておくと良いことを教えてください。
「鼻フル(複数の施術を組み合わせたフルコース)を希望される方を実際にカウンセリングをしてみると、鼻先を細くする鼻尖形成のような1施術だけで十分なケースもあります」
──へえ!鼻尖形成だけの場合、どのような変化が望めますか?
【施術内容】鼻尖形成 【費用】440,000円(税込) 【リスク・副作用】内出血、腫れ、赤み、むくみ、痛み、感染、傷跡、左右差、鼻づまりなど
「鼻尖形成は鼻先を細くする施術です。
【施術内容】鼻尖形成 【費用】440,000円(税込) 【リスク・副作用】内出血、腫れ、赤み、むくみ、痛み、感染、傷跡、左右差、鼻づまりなど
個人差はありますが、同時に鼻の穴が縦長になったり高さが少し出たりと、副次的な効果もあります。「鼻先をスッキリさせて、少し高くしたい」程度の変化をご希望の方は、鼻尖形成のみで効果を得られる場合も意外と多いんですよ」
──先生が行っている鼻尖形成の術式を詳しく教えてください。
「一般的な鼻尖形成は、鼻先の軟骨の上の脂肪を取って縫合しますが、当院では次のように行っています。
- ①鼻先を細くするために、軟骨を削って中央に寄せる
- ②鼻先の形を変えるため、削った軟骨を付け足し、固定する
①と②の組み合わせにより後戻りを防ぎつつ、しっかり変化させることを追求しています。
また、鼻柱を切開するオープン法だけでなく、鼻の穴の中を切開し表に傷ができないクローズ法での対応も可能です。どちらが適しているかは、患者さまの元々のお鼻の状態と、理想やこだわりによって選択します」
やりすぎを防ぐことで修正を回避
──修正が必要になることが多いケースや原因を教えてください。
「経験から思うに、「やりすぎ」が原因になっているケースは少なくありません。たとえば、プロテーゼを鼻先の近くまで入れすぎてしまったり、軟骨を何段も重ねて高さを出しすぎたりすると、時間が経つにつれて皮膚が薄くなったり、形が崩れてきたりすることがあります。
また、鼻を必要以上に伸ばすと、鼻の穴が三角形に見え、不自然になってしまうこともあります」
──やりすぎを避けるために、先生が施術で心がけていることを教えてください。
「私が大切にしているのは、「愛され忘れ鼻」というコンセプトです。ぱっと見て可愛く、お顔に馴染んでいるイメージです。公の場で、周りの人から自然と素敵だと思ってもらえる。そんな万人受けする自然な美しさを目指しています。
たとえば、軟骨の移植は1〜2段の範囲に留め、無理に高さを出しすぎないようにしています。また、1.5〜2ミリ程度のわずかな変化量でも、仕上がりとしてしっかり高さが出ることは多いです。
「無理しすぎないけど、ナチュラルな変化の積み重ねできちんと変わる」ことを目指しています」
機能面と審美性を両立するために
──鼻の機能面と見た目のバランスについて、先生の考えを聞かせてください。
「施術中は、感覚ではなく理論的に正しいやり方を遵守し、一つひとつの操作を行っています。機能面に支障が出ないことを守りながら、その方にとっての美しさを目指す。それが私のスタンスです。
機能を犠牲にして見た目の理想100%を目指すのではなく、機能を守った上での100%を一緒に考えていきたいと思っています」
──鼻の機能面を守るために、施術で気をつけていることを教えてください。
「鼻は呼吸をするための器官です。見た目を整えることと同じくらい、鼻の通りを損なわないことを大切にしています。
とくに気をつけているのが、鼻先の軟骨と鼻骨の間にある「外側鼻軟骨」と呼ばれる部分です。ここを必要以上に狭めてしまうと、鼻づまりの原因になることがあります。どれだけ見た目が整っても、呼吸がしづらくなってしまっては意味がないので、この部分は狭くしないことを徹底しています」
──鼻づまりがある方が鼻整形を検討する場合、注意点はありますか?
「もともと鼻の通りが悪い方が、鼻中隔延長や骨切りなどの施術を受ける場合は、事前に耳鼻科を受診していただくことをお勧めしています。
鼻づまりの原因がどこにあるかを把握した上で、施術の是非を判断することが大切です。鼻の施術を機に症状が悪化するリスクを避けるために、医療機関できちんと確認してから進めるようにしています」
──傷跡にはどのように配慮していますか?
「保険診療や形成外科で培った技術を活かし、施術中にしっかり中縫い(皮膚の内側を縫うこと)をして、抜糸後に傷が広がらないようにしています。
また、一度縫合した後、外から確認しながら最終的な位置調整を行います。何度も縫い直すことはせず、クローズ法だけでなくオープン法でも、できるだけ傷跡が少なくなるように心がけているんです」
後悔しないための、クリニック・先生選びのポイント
──カウンセリングで、患者さまに必ず伝えていることはありますか?
「どのようなリスクやデメリットがあるかは必ず説明するようにしています。美容外科であっても保険診療の医師が治療のリスクを患者さまに伝えるのと同じように説明する必要があると考えているからです。
患者さまご自身が、デメリットを理解した上で「それでもやりたい」と思えたときが、施術に進むタイミングではないでしょうか」
──患者さまとは、どのように完成イメージをすり合わせているのでしょうか?
「好みの写真を持ってきてくださる方が多いのですが、その中でどれが一番好きか、逆にどれが好みでないかを聞くことで、理想のイメージがかなりクリアになります。言葉だけではイメージがすれ違うこともあるので、「モルフェウス」というソフトを使い、視覚的に共有できるシミュレーションを必ず行います。
理想のお鼻を一緒に見つけたいという方でも大丈夫です。最終的なイメージのすり合わせや細かな術式の決定などをお話ししていきましょう」
──信頼できる先生を見極めるポイントを教えてください。
「すぐに施術を決めさせようとしないこと、これは一つの目安になると思います。「もう一度来てから決めましょう」と言ってくれる先生は、それだけ丁寧に向き合ってくれていると思うんです。
当院でも、術式やイメージが固まっていない方には2回目のカウンセリングを勧めています。鼻は顔の真ん中にあるものですから、決めるのはゆっくりでいいと思っています。
また、抜糸や術後の経過観察など長期にわたって医師が直接診てくれるかも確認してみてください。細い糸を使っていると抜糸も繊細な作業になりますし、術後の状態を正確に判断できるのはやはり執刀した医師です。何かあったときにすぐ連絡できる体制があるかどうかも、安心して任せられるクリニックかどうかの判断材料になります」
──最後に、施術を検討している患者さまにアドバイスをお願いします。
「鼻の施術は、やり直しが簡単ではありません。だからこそ、焦らず、納得できるまでカウンセリングを重ねてほしいです。「デメリットも理解した上でやりたい」と思えるようになってから、一緒に進みましょう。
迷っている方は、まず無料カウンセリングに来てください。些細な疑問でも、どんなことでも相談していただけたら嬉しいです」
■本記事で紹介する機器・薬剤について
・日本国内において、医薬品医療機器等法上の承認は取得していません。
・医師等が個人輸入により入手したものです。未承認医療機器については「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照ください。
・同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
・重大なリスクなどが明らかになっていない可能性があります。
鼻尖形成(オープン法)
ダウンタイム:1〜2週間
リスク・副作用:内出血、腫れ、赤み、むくみ、痛み、感染、傷跡、左右差、鼻づまりなど
費用:¥440,000
※価格はKIHARU CLINIC 公式HP内の価格(2026年6月17日時点)




![トリビュー [TRIBEAU] インストール](/_next/image?url=%2Ffrontend%2Fimg%2Fbanner%2Ffooter_mobile.png&w=3840&q=75)
