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レディエッセを鼻に注入するリスクは?効果や副作用を解説

鼻の美容整形には、鼻を高くしたり、だんご鼻をすっきりさせたりできる、さまざまな手術があります。切開には抵抗があるという人たちに人気なのは、ヒアルロン酸や脂肪注入といったフィラー注射です。 フィラー注射で使用される注入材のうち、今回はレディエッセについて解説していきます。

中居弘一医師

この記事の監修者:中居弘一

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滋賀医科大学医学部医学科卒業後、滋賀医科大学 脳神経外科入局。その後医仁会 武田総合病院 脳神経外科、大塚美容形成外科、大塚美容形成外科 金沢院院長、湘南美容外科クリニック 新宿本院 技術指導医長、湘南美容外科クリニック 新宿本院院長を経て、THE CLINICへ入職。大阪院院長を経て、東京院院長に就任。2002年  滋賀医科大学医学部医学科 卒業       (滋賀医科大学 脳神経外科 入局) 2003年  医仁会 武田総合病院 脳神経外科 入職 2009年  大塚美容形成外科 金沢院院長 就任 2012年  湘南美容外科クリニック 新宿本院院長 就任 2013年  THE CLINIC 大阪院院長 就任 2017年  THE CLINIC 東京院院長 就任

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レディエッセの鼻への注入とは?

鼻を高くするプチ整形として一般的なのはヒアルロン酸注射ですが、そのほかにもレディエッセと呼ばれる注入剤があります。施術方法はヒアルロン酸注射と同じく、施術部位にレディエッセを注射器で適量注入するだけです。 レディエッセとは、どのような成分なのか、効果やデメリットと併せてみていきましょう。

主成分は骨や歯の成分と同じ

レディエッセとは、骨や歯を構成する「カルシウム・ハイドロキシアパタイト(以下、ハイドロキシアパタイト)」を主成分とした注入剤です。 ヒアルロン酸やコラーゲンに比べて注入箇所に留まりやすく、ボリュームを出すことができるため、鼻を高くし、鼻筋を通す目的に適しています。また、皮膚へのなじみがよいため、自然な仕上がりになるというメリットがあります。 ハイドロキシアパタイトは、骨の変形や陥没などの治療剤として、形成外科や整形外科、脳外科などの領域医療の現場でも使用されている成分です。皮膚の中では骨化せずに、ゆっくりと体内に吸収されていくため、効果は永久的ではありません。

レディエッセは米国FDA認可の注入剤

レディエッセは、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けています。また、ヨーロッパにおいて製品の安全基準条件を満たしていることを証明するCEマークも取得しています。

レディエッセの持続期間

注入したレディエッセは、いずれ体内に吸収されていきますが、ヒアルロン酸よりも持続期間が長く、平均で約1年半以上という長期間の持続が可能です。 ハイドロキシアパタイトには、注入された部位の周辺組織に、コラーゲンの生成を促進させる作用があります。体内にハイドロキシアパタイトが吸収された後でも、生成されたコラーゲンによって約1年半以上は弾力やハリを維持することができるのです。

レディエッセのダウンタイム

レディエッセを鼻に注入した場合のダウンタイムは、ほとんどありません。 腫れや内出血はほとんど見られませんが、施術当日のメイクは控えたほうがいいでしょう。まれに内出血が生じたとしても、多くの場合は1~2週間で目立たなくなります。

ダウンタイム中の注意点

ダウンタイムはほとんどありませんが、治療を受けた当日は、長湯や激しい運動、飲酒といった血行がよくなる行動は控えてください。 ダウンタイム中に万が一、施術部位に強い腫れや赤みが生じた場合は、アレルギーの可能性が疑われます。クリニックに連絡し、医師の診察を受けましょう。また、施術部位に強い腫れや変色が生じた場合は塞栓症の疑いがありますので、この場合も至急クリニックに連絡し医師の診察を受けましょう。

レディエッセ注入の費用

レディエッセの料金は、クリニックや施術部位、使用する本数(量)で変わってきます。例えば、鼻の場合は約80,000円、注射1本で130,000円前後が目安となります。 注射1本と言っても、量が0.8ccだったり1.5ccだったりとクリニックによって設定量が異なります。実際に施術で必要となる量がどのくらいかは、カウンセリングを受けてみなければわかりません。 レディエッセを希望してカウンセリングを受ける場合は、施術の内容だけではなく、費用についてもしっかり確認しておくことをおすすめします。

モニターを募集しているクリニックもある

モニター募集をしているクリニックは、多くあります。施術した箇所を、クリニックのホームページや広告などで公開することなどを条件に、割引価格で施術を受けることができます。 モニターの条件はクリニックによって異なり、中には書類選考を行うところもあります。気になるクリニックを見つけたら、モニター条件について詳細を問い合わせてみましょう。

レディエッセ注入のリスク

レディエッセ注入で理想の鼻筋を手に入れる人もいれば、失敗してしまう人もいます。レディエッセ注入のリスクについても知っておきましょう。

鼻筋が不自然に太くなることがある

レディエッセ注入後の仕上がりが気に入らないからと、何回も注入を繰り返す人がいます。 一般的に、レディエッセはヒアルロン酸よりも太い鼻になりにくいことが利点ですが、繰り返し打つうちに段々と鼻が横に広がっていき、鼻筋に幅が出てきて太くなってしまう場合があります。気に入らないからと何度も注入を繰り返すことはやめましょう。

レディエッセがゴツゴツと残る場合がある

レディエッセは、自分でコラーゲンを生成して効果を維持しているため、主成分のハイドロキシアパタイトが組織に吸収された後、しこりが残ることは基本的にないとされています。 しかし、まれにしこりが残ってしまい、ゴツゴツとした感じなってしまう人もいます。施術後は施術部位に異変が起きていないか、定期的にチェックしましょう。

レディエッセ注入するときのクリニック選びのポイント

クリニックは数多くあるため、どうやって施術を受けるクリニックを決めればよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、よいクリニックの選び方のポイントを解説していきます。

料金の安さだけで決めない

レディエッセ注入は安いうえに、注入剤を注射するだけの施術のため、簡単な美容整形だと軽く考えられがちです。ヒアルロン酸注入で失敗した場合は、溶解注射で溶かして修正することが可能ですが、レディエッセ注入で失敗すると、レディエッセを分解できる成分はないため、修正手術を行わなければならない場合があります。 施術経験が豊富な医師であれば、一度で多く注入するのではなく、状態を確認しながら少しずつ注入をしていくため、仕上がりが不自然になることは少ないでしょう。レディエッセ注入で失敗しないためには、料金だけで安易に決めるのではなく、技術の高い医師がいるクリニックを選ぶことが大切です。

複数のクリニックを比較する

安いクリニックを見つけたらからと言って、すぐに決めてしまうのはやめましょう。ほかにもいくつかクリニックをピックアップして、カウンセリングを受けて費用や施術内容、アフターケアなどについても、しっかりと比較しましょう。 安くてもアフターケアの不十分なところでは、安心して施術を受けることはできません。クリニックの雰囲気やスタッフ、医師の対応、説明の丁寧さなどから、総合的に判断することをおすすめします。

まとめ

鼻にコンプレックスを感じている人は、レディエッセを鼻に注射することで、整った鼻筋にすることができます。 レディエッセは、ダウンタイムがほとんどなく、施術後当日からメイクや洗顔も可能です。ただし、レディエッセ注入は簡単な美容整形であるものの、溶解注射がないため簡単に修正することができません。 レディエッセのリスクもしっかり確認したうえで、施術を受けるようにしましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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