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唇のヒアルロン酸注入で魅力的な口元に!費用や注意点を解説

「厚い唇に憧れる」「上下で唇の厚さが違うのが気になる」など、唇に関する悩みを抱えている人はいませんか。 グロスやプランパーでボリュームのある唇を作ることはできますが、1日に何度も塗り直すのは面倒だと感じることもあるでしょう。そのような場合は、ヒアルロン酸注入が有効です。 今回は、唇のヒアルロン酸注入の施術内容や費用、施術を受けるときの注意点などについて紹介します。

横山 侑祐医師

この記事の監修者:横山 侑祐

あいち栄クリニック

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私は医学博士・日本皮膚科学会認定専門医として多岐にわたる皮膚疾患・皮膚トラブルを大学病院・総合病院にて診療したのち、業界最大手の美容外科である「湘南美容クリニック」の院長職を歴任してまいりました。 それらの経験を活かし「速く、美しく、適切な価格で」皆さまの皮膚の健康からさらなる美しさまで幅広く貢献できるクリニックを目指します。2006年 浜松医科大学卒業〜臨床研修 2008年 藤田保健衛生大学付属病院 皮膚科 2010年 社会医療法人宏潤会大同病院 皮膚科 2014年 湘南美容クリニック 名古屋院 2015年 湘南美容クリニック 那覇院院長[設立] 2017年 湘南美容クリニック 神戸院院長

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唇のヒアルロン酸注入とは?

ヒアルロン酸注入は、鼻や目の下のくぼみ、クマ、ほうれい線、こけた頬などを改善する際など、手軽な整形として幅広く行われています。 唇にヒアルロン酸を注入すると、薄い唇を厚くしたり、アヒル口のような可愛らしい口元にしたり、唇のシワを解消したり、好みのリップラインにデザインできます。美容整形の中では手術時間も短く、腫れがあまり出ない施術のため、気軽に受けることができます。

唇にヒアルロン酸を注入するメリット

唇にヒアルロン酸を注入するメリットのひとつとして、自分で形を確認しながら施術を進められることが挙げられます。施術中に自分の目で患部の状況を確認することができるため、自分が理想としている唇に近付けやすいのです。

ヒアルロン酸分解酵素で即修正が可能

ヒアルロン酸注入後、仕上がりに問題があったり、元に戻したくなったりした場合は、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸分解酵素を注射することで、すぐに元に戻すことが可能です。 ヒアルロニダーゼは、まれにアレルギー反応を起こす場合があるため、施術前にアレルギーテストを行うクリニックもあります。 また、ヒアルロン酸は永久的に効果が持続するものではありません。もともと体内に存在するヒアルロン酸は、注入後に少しずつ吸収されていくため、一定期間を過ぎると元に戻ります。効果を持続させたい場合は、定期的にヒアルロン酸を注入する必要があります。

注入に使用するヒアルロン酸の種類

唇に注入するヒアルロン酸には、多くの種類があり、取り扱っている種類はクリニックによって異なります。複数のヒアルロン酸を取り扱っているクリニックの場合は、どのヒアルロン酸を使用するのか、カウンセリング時に確認するとよいでしょう。 主に使われている、ヒアルロン酸をいくつか紹介していきます。

世界70か国で使われている「レスチレンリド」

「レスチレン」は非動物性の安定化ヒアルロン酸を指し、「リド」は麻酔成分のリドカインのことを指します。麻酔成分入りのこともあり、施術中の痛みが少ない傾向があります。 施術前に麻酔はするものの、それでも痛みが不安な人は、リドカイン入りのヒアルロン酸を使用することで、痛みの軽減が期待できます。

アメリカで人気が高い「ヴォルベラ(ボルベラ)」

高濃度でヒアルロン酸の分子が密な構造になっているため、水分を吸収しづらく、施術後の形状が維持しやすい特徴があります。 効果には個人差がありますが、1年〜1年半ほどと、通常のヒアルロン酸より長期的な効果が期待できます。

皮膚になじみやすい「テオシアル RHA2」

テオシアル RHA2は伸張性が高く、皮膚の動きにフィットしやすい特徴を持っています。皮膚と一体化して伸縮するため、皮膚にしっかりなじみ、しこりになりにくい特徴があります。 テオシアル RHA2の「2」はヒアルロン酸の硬さを測る数字で1~4まであります。1から順に硬くなっていくため、RHA2は2番目に柔らかい素材となります。個人差が大きいものの、効果の持続は1年間ほどと言われています。

韓国製初のヨーロッパ認証獲得「ベルラスト」

韓国製のベルラストは、弾力性が強いのが特徴です。韓国では、多くのクリニックで使用されています。 クリニックによって価格差はありますが、ベルラストは他のヒアルロン酸と比較して安い傾向にあります。リーズナブルに施術を受けたいときは、ベルラストを使用しているクリニックで施術を受けるとよいでしょう。

厚生労働省承認「ジュビダームビスタ」

「ボトックス」で有名なアラガン社製のヒアルロン酸で、滑らかさがあるため自然な仕上がりになる特徴があります。 ジュビダームビスタには、ウルトラXC、ウルトラプラスXC、ボリューマXC、ボリフトXC、ボルベラXCとさまざまな種類があります。この中でも主に唇に使用されるボルベラXCは柔らかく、1年間ほど効果が期待できます。

アメリカFDA承認のドイツ製「ベロテロ・バランス」

ベロテロ・バランスは、皮膚の薄い部分にも注入が可能なため、唇や目の下などに使用されています。ヒアルロン酸が青く透けて見えるチンダル現象が起こりにくいヒアルロン酸です。体内のコラーゲンとのなじみもよく、しっかりボリュームアップすることができます。

唇のヒアルロン酸注入の施術内容

ヒアルロン酸注入は具体的にどのように行われるのか、おおまかな流れを紹介します。
洗顔
ヒアルロン酸注入をする前にまず洗顔をします。メイクをしていた場合は、クレンジングで落とす必要があります。
カウンセリング
施術前に医師のカウンセリングを受け、仕上がりの希望を共有して、適切な施術箇所と注入量を決めます。この時点で、施術に関する疑問点や不安なことを確認しておくとよいでしょう。
麻酔
カウンセリングが終わったら麻酔に入ります。麻酔テープを貼る場合や、麻酔クリームを塗る場合、麻酔が入ったヒアルロン酸を注入する場合など、クリニックによって痛みへの対策は異なります。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を少しずつ注入しながら、細かく形を整えていきます。麻酔をしているためあまり痛みはありませんが、万が一痛みを感じた場合は我慢せずに医師や看護師に伝えましょう。

唇のヒアルロン酸注入後のダウンタイム

ヒアルロン酸注入後は、なじむまでに2~3日かかりますが、ダウンタイムはほぼありません。まれに注射針が細い血管に当たって、内出血を起こすことがありますが、1~2週間程度で吸収され目立たなくなります。 注入箇所を揉んだり触りすぎたりすると、腫れの原因になります。1週間程度は、あまり触らないようにしましょう。 問題がなければ、施術当日からメイクや洗顔、シャワーが可能な場合がほとんどです。ただし、長湯やサウナ、激しい運動などで体を温めすぎると腫れやすくなってしまうため、施術当日は軽いシャワーだけにしましょう。また、飲酒や喫煙は、施術当日は控えてください。 もし施術部位に異常を感じることがあったら、クリニックに連絡し、相談するようにしましょう。

唇へのヒアルロン酸注入の費用

クリニックや使用するヒアルロン酸の種類、注入量によっても金額は大きく異なるため、カウンセリング時に確認が必要です。目安としては、10,000〜100,000円程度です。

韓国で唇にヒアルロン酸注入するときの費用と注意点

韓国における唇のヒアルロン酸注入は、安いところでは10,000円以下で受けられるところもあります。ただし、価格だけではなく、施術実績や症例写真などもしっかり確認したうえで、施術を受けるか決めるようにしましょう。

韓国でヒアルロン酸注入をする場合の注意点

韓国は近いと言っても海外のため、帰国後に何かトラブルがあった場合の対応は難しくなります。再度渡韓して診察してもらうと、渡航費や時間など、さまざまなコストがかかります。 言語の違いにより、ある程度の意思疎通はできたとしても、細かい部分まで要望を伝えられなかったことが原因で、トラブルが起きるリスクもあります。また、日本と韓国では法律が異なるため、日本では承認されていない薬剤が韓国で使用されているケースもあります。じっくり検討したうえで判断することが大切です。

まとめ

唇にヒアルロン酸を注入すると、厚みを出して理想のリップラインに変えることができます。ダウンタイムもほぼないことから人気の高い唇のヒアルロン酸注射ですが、リスクが全くないわけではありません。カウンセリングで医師とよく相談して、不安な点を解消してから施術に臨みましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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