口角挙上でほほ笑み美人になれる?施術内容や費用について解説
加齢や生まれつきの問題で口角が下がっていると、機嫌が悪そうに見え、怒っているような印象になってしまいます。「口角挙上」という美容整形では、口角を上げることで明るく好印象を持たれる表情を手に入れることができます。 今回は、口角挙上の具体的な施術内容や費用、ダウンタイムなどについて解説していきます。
口角挙上とは、手術やボトックス注射を行うことで、キュッと上向きに上がった口角にする施術を指します。口角挙上は、特に下記のような悩みを持つ人におすすめの手術です。
下がった口角が気になっている
不機嫌そうな印象を改善したい
表情を明るくしたい
アヒル口にしたい
口角挙上には、いくつかの方法があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
口角挙上には、大きく分けて2種類の施術方法があります。
口角挙上術
口角ボトックス注射
それぞれどのような施術か、見ていきましょう。
口角近くの上唇の端の皮膚を切って縫合することで、直接口角を持ち上げる手術です。希望するデザインによって皮膚のみ切り取るか、筋肉も引き上げるか変わります。手術では局所麻酔をし、30分程度で終了します。
上唇に厚みを持たせるために、脂肪注入やヒアルロン酸注入と併用する場合があります。
口周りの筋肉が原因で口角が下がっている場合は、ボトックス注射が効果的です。ボトックスには筋肉を弛緩させる作用があり、口角を下げている筋肉の働きを弱めることで口角を上げることができます。
口角ボトックス注射を行うメリットには、次のようなことが挙げられます。
施術時間が1回10分程度で終わる
ダウンタイムがほぼない
1回の注入で半年程度効果が続く
定期的な治療で効果の持続時間を段階的に延ばすことができる
気軽に受けられる
口角ボトックス注射を行うデメリットには、次のようなことが挙げられます。
半年に1回は施術を受ける必要がある
ボトックス注射後の修正は困難
誤った位置への施術で口元に違和感が生じ、不自然な表情になる場合がある
老化によるたるみが主な原因の場合は効果が期待できない
ボトックス注射のメリットは、切開をせずに注射をするだけで口角を上げることが可能なことです。ただし、注射した位置が悪いと口の筋肉がうまく動かせず、笑いにくくなる場合もあります。ボトックス注射の施術経験が豊富な医師に打ってもらうことで、失敗のリスクを減らすことができるでしょう。
年齢によるたるみが原因の場合は、糸リフトのほうが満足できる仕上がりになることがあります。カウンセリング時に、何が原因で口角が下がっているか医師に確認しましょう。
口角挙上術の場合はダウンタイムがあります。一般的に腫れは3~4日で落ち着きますが、むくみが1~2週間続く方もいます。
傷をきれいに治すためにも、術後1週間程度は激しい運動や飲酒、喫煙、湯船に長く浸かることは控えましょう。また、口周りのメイクは抜糸まで避けてください。それ以外のメイクは施術当日から可能です。
口角挙上術の費用の目安は、200,000~300,000円程度です。口角ボトックス注射は、10,000円~50,000円を相場と考えておくとよいでしょう。
局所麻酔ではなく、静脈麻酔やその他の麻酔を希望する場合は、別途20,000~50,000円程度の追加料金がかかる場合があります。
モニターになること、費用が安くなる場合があります。応募条件やモニター価格はクリニックによって異なります。写真撮影や施術前後の写真の広告使用などが条件になっている場合もあります。特に抵抗がないという場合はモニターに応募するとよいでしょう。
ボトックス注射の場合は多少イメージと違っても時間が経てば元に戻ります。しかし、切開をする口角挙上術では失敗すると修正が難しいケースもあり、トラブルに発展する可能性があります。
術後にどのようなトラブルが想定されるのか、確認しておきましょう。
リフトアップした口角の高さに左右差が出るケースがあります。口角の高さが左右で明らかに異なって気になるという場合は、再手術をしてもらうことも可能です。再手術の時期については医師と相談して決める必要があります。
口はよく動く部位であるため、切開した箇所に影響が出やすく傷跡が赤く盛り上がってしまう場合があります。傷跡が盛り上がる原因には、体質の問題や切除部分が多かったことなどが挙げられます。
ステロイド剤による治療ができますが、十分な効果を得るまでに時間がかかります。医師の指示に従って治療を行うことが重要です。
口角が上がりすぎたと感じる場合は、しばらく様子をみましょう。時間が経つにつれ、腫れやむくみが引き自然な仕上がりになる可能性があるためです。術後半年ほど経っても上がりすぎだと感じる場合は、皮膚移植をすることもできます。修正方法については、医師によく相談しましょう。
韓国でも口角挙上を受けることができます。日本よりも安く施術を受けることができるため、渡韓して施術を受ける人も増えています。しかし、費用が手頃でも、美的感覚や言語の違いなどで思ったような仕上がりにならないことがあります。
また、もし帰国後に強い腫れや痛みなどのトラブルが起きたときに再び渡韓するとなると、渡航費がかさみます。このようなリスクもあると認識したうえで、検討することをおすすめします。
口角挙上には切開を伴う術式のほか、ボトックス注射も選択可能です。口角が下がっている原因に合わせた施術を行いましょう。
どの施術にもリスクやデメリットはあるため、信頼できる医師による施術が受けられるよう実際にクリニックに出向いて情報収集を行うことが大切です。
ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。