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下まぶたのたるみ取りの詳しい施術方法は?いくらで受けられる?

下まぶたのたるみはメイクで隠すことが難しく、老けた印象になるため「下まぶたのたるみを取りたい」と悩んでいる人は、多いのではないでしょうか。 下まぶたをすっきりさせるエクササイズや、マッサージなどもありますが、それでも解消できない場合は、下まぶたのたるみを取る施術があります。 今回は、下まぶたのたるみの原因を解説しながら、美容整形による解消法について紹介します。

筒井 裕介医師

この記事の監修者:筒井 裕介

セオリークリニック

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2003年3月に順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学の形成外科助手を経てオザキクリニックに勤務。2009年12月21日にTheoryクリニックを開業。フェザーリフト(スレッドリフト)や目の周囲の手術を得意とし、にきび跡治療に関しては学会発表や論文発表などを行い 、日々研究を行っている。

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目の下がたるむ3つの原因

目の下がたるんでしまう主な原因は、3つあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

原因① 目元の皮膚の衰え

皮膚は年齢を重ねていくと、ハリや弾力を保つ成分であるコラーゲンやエラスチンなどが減少していきます。目の周りの皮膚についても同じことが言え、下まぶたのたるみの原因となってしまうのです。 また、皮膚の衰えは、加齢によるものだけでなく、紫外線や乾燥、また目元を強く擦るといった外的刺激も関係しています。

原因② 眼球を支える眼窩の骨の変化

年齢による骨密度の低下は、目の下がたるむ原因になります。眼窩(がんか)という眼球が収まっている頭蓋骨前面の穴の部分は、老化が進むと左右前後に開いていきます。 脂肪や皮膚、筋肉を支えている骨の萎縮によっても、目元はたるむのです。

原因③ 眼輪筋の衰え

目は、眼輪筋(がんりんきん)という筋肉に囲まれています。眼輪筋には、眼球を支える眼窩脂肪(がんかしぼう)が飛び出してこないように押しとどめる役割があります。しかし、加齢によって筋力が低下すると、眼窩脂肪を押しとどめることができなくなり、目の下にぷっくりとした脂肪が目立つようになるのです。

下まぶたのたるみを改善する施術

皮膚や筋肉、眼窩脂肪が原因であると考えられる下まぶたのたるみは、筋肉のエクササイズやマッサージのほかに、美容整形も有効です。 下まぶたのたるみを取る施術には、たるんだ皮膚や脂肪を切り取る方法や、ヒアルロン酸や脂肪を注入する方法があります。主な施術についてみていきましょう。

下眼瞼除皺術

下眼瞼除皺術(かがんけんじょすうじゅつ)とは、下まつげの生え際の皮膚を切開し、余分な皮膚や脂肪を取り除き、目の周りの筋肉を引き上げるように固定して縫合する手術です。術後1週間ほどで抜糸を行います。 目元のシワやたるみを改善し、若々しくすっきり見せる効果が期待できます。

ハムラ法

ハムラ法は、眼窩脂肪による下まぶたの膨らみが中等度以上の場合に行われる手術です。下まつ毛のきわを切開し、飛び出た脂肪を、後退してしまった骨のくぼみに埋めるように固定する方法です。余分な皮膚や筋肉は、同時に切除することができます。 脂肪を取り除くのではなく、移動することでたるみを改善させる方法です。

経結膜脱脂法

経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)は、皮膚のたるみが比較的少ない、軽度の場合に行われる方法です。 下まぶたをひっくり返して、粘膜の部分に小さな穴をあけて脂肪を引っ張り出します。皮膚を大きく切開しないため、腫れが少なく、傷跡が見えない点が大きな特徴です。 下まぶたの脂肪を適度に取り除くことで影になっていたクマを緩和します。クマがなくなることで、涙袋をくっきりと見せることもできます。

ヒアルロン酸注入

目元にヒアルロン酸を注射し、ハリを取り戻す方法です。ヒアルロン酸はもともと人体に存在する保湿成分で、アレルギーが起こりにくい特徴があります。 ヒアルロン酸を注入することで、目尻のシワや目元のクマを改善したり、たるみを平ら整えたりできます。施術時間は10分程度で、すぐにメイクができることも大きな魅力です。クマのせいでくぼんだ下まぶたも、ふっくらさせることができます。

脂肪注入

目の下のくぼみに、自分の脂肪を注入することでボリュームを持たせ、たるみを目立たなくする方法です。お腹や太ももなど、皮下脂肪の多い部位から脂肪を採取して、不純物などを取り除きます。その後、加工した脂肪を目元のくぼみが気になる箇所に注入します。注入した脂肪の全てが定着するわけでなく、一部は体内に吸収されます。 自分の脂肪を使用するためアレルギーのリスクはないメリットがあるものの、痩せている人は受けられない可能性があります。

たるみ取りのダウンタイムと注意点

切開した場合は、術後の腫れやむくみは1週間程度で引くことがほとんどですが、完全に消失するまで1か月程度かかることもあります。内出血が起こった場合は、2週間ほどで目立たなくなります。 ヒアルロン酸や脂肪注入の場合は、ダウンタイムはほとんどなく、数日間腫れが出る程度です。

ダウンタイム中の注意点

どの施術を受けたとしても、施術当日はシャワー浴のみにしましょう。入浴すると腫れやむくみが悪化する可能性があるためです。 アイメイクやコンタクトレンズは、抜糸後(術後1週間)から可能になります。洗顔やメイク落としの際は、目元を擦らないように気をつけましょう。

下まぶたのたるみ取りの費用の目安

クリニックごとに設定金額が違うことはもちろん、患者さんの目元の状態や使用する薬剤や機械などによって費用は大きく変わってきます。トータルでどれくらいかかるのかは、カウンセリング時に確認しましょう。
手術方法
費用の目安(両目)
下眼瞼除皺術
300,000~400,000円
ハムラ法
300,000~500,000円
経結膜脱脂法
200,000~300,000円
ヒアルロン酸注入
50,000~100,000円
脂肪注入
150,000~400,000円

モニター価格で受けられるクリニックもある

「下まぶたのたるみを取りたいけれど、費用が心配」と悩んだときは、クリニックが募集しているモニターに応募してみてはいかがでしょうか。 学会発表や広告掲載などに協力するかわりに、施術が安く受けられる仕組みです。ただし、モニターの条件によっては、自分の術前・術後の顔写真が公開されることがあります。写真提供に抵抗がある人は注意が必要です。

下まぶたのたるみ取りは失敗する可能性もある

下まぶたのたるみ取りに限らず、美容整形にはリスクがつきものです。 目の下の脂肪を取る下眼瞼除皺術や経結膜脱脂法においては、脂肪を取りすぎてしまうと、肌に弾力がなくなり、くぼみが出ることがあります。また、「左右でバランスが違う」「皮膚を切除しすぎて下まぶたが反り返ってしまった」という失敗例も見られます。 これらの失敗は再手術で改善できるとは限りません。リスクを理解したうえで施術・病院選びをすることが大切です。

まとめ

下まぶたのたるみは、年齢を重ねていけば、誰でも起こりうるものです。日頃からマッサージや美顔器などでセルフケアを行っていてもたるみが気になる場合は、紹介した施術を検討してみてはいかがでしょうか。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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