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鼻尖形成は後戻りする?鼻尖形成の方法と後戻りした場合の対処法

鼻尖形成の手術を検討している方の中には、術後の後戻りが心配で手術に踏み切れないという方もいるかと思います。そこで今回は、後戻りしにくい鼻尖形成の方法や、鼻尖形成と組み合わせておこないたい手術法を詳しくご紹介していきます。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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鼻尖形成は後戻りする?

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鼻尖形成とは、低くて丸い、いわゆる団子鼻をシャープな鼻先に改善するための手術です。手術法は様々ですが、なかでも鼻の中の軟骨を糸で縛ったり縫い寄せる方法は、それだけで効果や変化を感じにくく、軟骨の弾力や糸の緩みが原因で後戻りが生じやすいと言われています。

後戻りしづらい鼻尖形成の方法

糸のみを使った手術法は、ダウンタイムも少なく費用も抑えられますが、効果は一時的である場合が多いです。後戻りのない理想的な鼻を形成するためには、クリニックや手術法の選び方はとても重要です。詳しく見ていきましょう。

鼻翼軟骨を切除する方法がおすすめ

後戻りしづらい方法として現在多くのクリニックで推奨されているのが、鼻の脂肪や軟骨の一部を切除する手術法です。
鼻の穴の内部を切開した後、脂肪や軟部組織を取り除く
鼻先の丸みを形成する基板となる鼻翼軟骨の一部を切除し、形を整える
左右の鼻翼軟骨を中央に寄せて縫合する
鼻先を丸く見せる原因となる部分をしっかりと取り除くことで、後戻りしづらく、目に見える変化が期待できます。

軟骨移植を併せて行うこともある

鼻の脂肪や軟骨を切除しただけでは、丸みは改善されても、自然な形状ではなかったり、鼻先の高さや尖りが不十分だったりすることがあります。そういった場合は、耳の軟骨を鼻先に移植する手術(耳介軟骨移植)を同時に行い、鼻先の形や高さを整えます。移植する位置や量はバランスを見ながら調整することができます。

鼻尖形成で後戻りした場合の対処法

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万が一、鼻尖形成の施術後に後戻りしてしまったときは再手術も可能ですが、修正が困難である場合もあります。手術後は皮下の組織が硬くなっているため、2回目の手術はかなり複雑になります。また、1回目の手術で脂肪や軟骨が切除されすぎていて、直しようがない場合もあります。そのため、安易に手術を受けるのではなく、後戻りしづらい手術法や、信頼のできるクリニックを選択することが大切です。

理想の鼻に近づく鼻尖形成+αの方法

鼻尖形成だけでは鼻全体のバランスが不自然であったり、大きな変化を感じられなかったりすることがあります。そのような場合は、他の手術法と組み合わせることでより理想的な鼻の形成が期待できます。

シリコンプロテーゼ挿入(隆鼻術)

シリコンプロテーゼを挿入して鼻筋の高さを出すことにより、鼻全体のバランスを整えることができます。プロテーゼにはL型とI型がありますが、I型の方が鼻への負担が少なく安全性が高いと考えられています。また、プロテーゼはミリ単位で削り、厚みや長さを調整することができます。 鼻の高さを出す隆鼻術には、ヒアルロン酸を注入する方法もありますが、ヒアルロン酸は時間が経つと体内に吸収されるため、継続的に注入する必要があります。一方、シリコンプロテーゼであれば半永久的な効果が期待できます。

鼻中隔延長

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鼻中隔延長は、上向きの鼻先や鼻の短さが気になる方、正面から鼻の穴が見えやすい方におすすめの手術法です。鼻腔の間を切開し、耳の軟骨や鼻中隔軟骨の一部を鼻先に移植することで、鼻先を前下方に向けます。

鼻翼縮小

鼻翼縮小は、小鼻の広がりが気になる方におすすめの手術法です。小鼻の外側や鼻の穴の内側の皮膚を切除・縫合することで、小鼻の幅を小さくし、鼻全体をすっきりと見せる効果が期待できます。

まとめ

今回は、後戻りしづらい鼻尖形成の手術法や、組み合わせることでより効果が期待できる他の手術法をご紹介しました。手軽で安価だからという理由で安易に手術を受けることは後戻りの原因になるだけではなく、大きな変化が得られない場合が多いです。そのため、しっかりと手術法を検討し、自分の鼻の状態に合った手術法を選択しましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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