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口角ボトックスの失敗とは?ボトックスのリスク・デメリットを徹底解説!

ボトックス注射は、筋肉の動きを抑えて表情ジワを軽減するのに効果的な治療法です。 口角ボトックスでは、口角を下に引き下げる筋肉にボトックスを注入することで、口角が引き上がった「への字口」が改善されます。 ただ、ボトックスにはリスクやデメリットもあるため、事前にしっかりと理解しておく必要があります。ここでは、口角ボトックスの失敗例、ボトックス全般のリスクやデメリット、それらを回避する方法などを解説します。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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口角ボトックスの失敗例

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口角ボトックスを注入した結果、失敗したと思ってしまうような仕上がりになることも。どのような失敗例があるのか見ていきましょう。

間違った箇所への注入で不自然な表情になる

ほうれい線に注入して ボトックスが筋肉に達してしまうと、笑っても下顔面の筋肉がほとんど動かず、不自然な表情になります。 これは、ボトックスを間違った箇所に注射したことによる失敗例です。ほうれい線は表情筋によってできるのではなく、脂肪のたるみが原因でできるシワです。そのため、筋肉の動きを抑えてシワを取るボトックスを注入しても、改善は期待できません。

過度の注入による唇の違和感

下顔面のボトックス注射には、「口角を上げる打ち方」「うめぼしジワを取る打ち方」「下唇の下のシワを取る打ち方」「マリオネットラインを取って口角を上げる打ち方」があり、2つ以上をの打ち方を同時に行ってしまうと、唇に違和感が出たり、口元が締まらないため水分がもれるなどの症状が起きる場合があります。 また、唇にできた縦ジワを取るために、口の周りの筋肉の「口輪筋」に強く効かせる打ち方をしてしまうと、口をすぼめる動きができなくなり、ストローが使えない、飲み物が飲めないといったことが起きる場合もあります。

ボトックス全般のリスク・デメリット

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口角ボトックスで失敗しないために、ボトックス全般のリスクやデメリットも理解しておきましょう。

効果の持続期間は半年程度

施術箇所による差や個人差もありますが、ボトックス注射の効果の持続期間は半年程度。時間が経過することで、徐々に元の状態に戻ります。効果を持続させるためには、医師との相談の上、定期的に施術を受けるのがおすすめです。

内出血が起こることがある

ボトックス注射をすることで内出血や腫れが起こる可能性もあります。ただし、個人差はありますが、内出血は1週間から10日程度で消えていくでしょう。 クリニックによっては痛みや腫れ、内出血を限界まで少なくする極細の針を利用しています。気になる方は、そのような工夫をしているかどうか、事前にクリニックに確認しましょう。

副作用が起こることがある

ボトックスの副作用のほとんどは、薬剤の効きすぎと間違った場所への注射が理由です。おでこへの注射でまぶたが重いと感じたり、笑顔が不自然になったりする可能性もあります。ただ、これはボトックスの作用によって一時的に表情筋に起こっているものであり、ボトックスの効果がなくなる半年後までには徐々に元に戻るでしょう。 効きすぎによる副作用を回避するためには、初めは少なめに注入し、自分に合った量を調節していくことが大切です。そのため、このような微調整を行える医師や、丁寧な事前カウンセリングを行ってくれるクリニックを選びましょう。

施術後数ヶ月は避妊をする必要がある

ボトックス注射後は、男女問わず3ヶ月間は避妊をする必要があります。その理由は、妊婦や授乳中の母親に対しての治験は倫理的に許されていないため、ボトックスの胎児や乳幼児への影響についての研究結果がないからです。つまり、胎児や乳幼児への影響が確認できないため、避妊をする必要があるのです。

口角・口周りへのボトックス注射のメリット

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口角ボトックスの失敗例やリスクなどをご紹介してきましたが、もちろんメリットも大きいです。口角ボトックスでは、口角を下に引き下げる筋肉にボトックスを注入することで、口角が引き上がった「への字口」を改善することができます。 さらに、「ガミースマイル」が改善できるというメリットもあります。ガミースマイルとは、笑った時に歯茎が見える状態のこと。ボトックスを、上唇と小鼻を引き上げる働きをする筋肉の「上唇挙筋」に注入して、上唇の過剰な収縮力を抑えると、歯茎の露出が抑えられるのです。

まとめ

筋肉の動きを抑えて、口角を引き上げる効果が期待できる口角ボトックスは、への字口やガミースマイルなどを改善し、美しい笑顔が作れるようになる治療法です。ただ、打ち方によっては笑顔が不自然になる、口がうまく使えなくなるといった失敗も起こりうるため、注意が必要です。 このようなリスクやデメリットを回避するためには、十分なカウンセリングを行うことがとても重要。経験豊富な信頼できるクリニックでしっかりと説明を受けて、納得した上で施術を受けましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
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