アートメイクは痛い?施術中・施術後の痛み【眉】
眉のアートメイクは、「機械彫り」と「手彫り」の2種類の方法があります。専用のマシンを使用して皮膚に色素を入れる機械彫りは、皮膚に均等に色素が入り、パウダーを使ったようなふんわりした仕上がりに。そして、人の手によって1本1本書くように色素を入れていく手掘りは、眉毛が生えているように見えるため、自然な仕上がりになります。では、眉のアートメイクの痛みはどうなのでしょうか?
眉のアートメイクの施術中の痛み
眉のアートメイクの痛みは、「何本かの眉毛を一気に抜かれるくらいの痛み」だと言われています。アイラインやリップと違い、眉の部分の皮膚は厚く刺激にも慣れているため、比較的痛みが少ない場所です。
また、施術前に麻酔をすることも可能で、その場合は皮膚に直接塗る塗布麻酔を使用します。ただ、痛みを感じにくい場所でもあるため、麻酔を使用せずに施術を受ける人もたくさんいます。
眉のアートメイクの施術後の痛み
眉のアートメイクは、施術直後でも赤みや腫れ、痛みが出ることはほとんどありません。施術後はかさぶたができ、3〜5日程度で剥がれて自然な見た目になります。ダウンタイムは3日〜1週間程度です。
アートメイクは痛い?施術中・施術後の痛み【アイライン】
アイラインのアートメイクは、上瞼にはまつげの間とその上に色素を入れ、下瞼にはまつげの間を色素で埋めていく方法をとります。マシンを使う場合と手掘りで入れる場合がありますが、仕上がりに大きな差はありません。痛みについては以下の通りです。
アイラインは皮膚が薄くて弱く繊細なため、痛みを感じやすい場所です。ただ、麻酔を使用するため、ジリジリとした感覚がある程度です。麻酔には、目薬タイプの点眼麻酔と、まぶたの皮膚に塗る塗布麻酔の2種類を使用します。麻酔が効いたところで施術を始めるため、痛みを心配する必要はありません。
アイラインのアートメイクの施術後の痛み
施術後は、痛みよりも痒みを感じる場合がありますが、2〜3日後には治まります。泣いた後のように腫れる症状も見られますが、翌日にはほとんど治るでしょう。さらに、薄い皮のようなかさぶたができる場合がありますが、1週間程度で自然に剥がれて色が定着します。
ダウンタイムは3日〜1週間程度、痛みや腫れが続く場合は、保冷剤でクーリングをすると痛みが緩和されます。
アートメイクは痛い?施術中・施術後の痛み【リップ】
リップのアートメイクは、「リップライン」と「フルリップ」の2種類の方法があります。リップラインは、唇の輪郭にのみ色素を入れて立体感を出す手法。フルリップは、唇全体に色素を入れて明るい色味に変える手法です。痛みについても見ていきましょう。
リップのアートメイクの施術中の痛み
リップのアートメイクは、毛抜きで毛を抜く時のようなチクチクする痛みを感じます。唇は皮膚が薄くて刺激に慣れていないため痛みを感じやすく、眉よりも強い痛みを感じる人もいます。 痛みを感じやすいリップには、皮膚に直接塗る塗布麻酔と、痛みを感じなくする効果が強い注射麻酔の2種類を使用します。
リップのアートメイクの施術後の痛み
施術後は、痛みや大きな腫れが生じる場合が多いのですが、3日程度で治まります。人によっては、唇が厚くなったり、唇の色が濃くなる場合があるかもしれません。施術後にはかさぶたができ、時間が経過すると剥がれて自然な仕上がりになります。
ダウンタイムは1週間程度、 痛みが続くようであれば保冷剤でクーリングすると痛みが緩和されます。
アートメイクの痛みを最大限回避するコツ
痛みに敏感な人でも安心して施術を受けられるように、アートメイクの痛みを最大限に回避するためのコツも覚えておきましょう。
強い麻酔を使っているクリニックを選ぶ
アートメイクは、皮膚に直接塗る塗布麻酔だけでは痛みを完全に無くすのは難しいため、注射の局所麻酔など、強い麻酔を使っているクリニックを選びましょう。注射の局所麻酔は即効性があり、痛みを感じなくする効果も高いため、痛みが苦手な人でも安心です。
医師のいるクリニックで施術を受ける
アートメイクはエステサロンのような場所で実施していることもありますが、医師がいるクリニックで施術を受けるのがおすすめです。医師がいるクリニックであれば、医療機関のみ取扱が可能な麻酔が使用できるため、痛みを最大限に抑えた施術が受けられます。
体調を万全にしておく
体調が万全でないと痛みを感じやすくなります。寝不足、生理前後、二日酔いなどを避けて、施術当日は万全な状態にしておきましょう。
まとめ
アートメイクの痛みは施術を受ける箇所によって異なります。皮膚が厚い眉は痛みが少ないのですが、皮膚が薄いアイラインやリップは痛みを感じやすいでしょう。
痛みを最大限に回避するためには、医師が在籍していて強い麻酔を扱っているクリニックで施術を受けることがポイントです。また、体調不良の状態は痛みを感じやすいため、体調を万全にしておくことも大切です。