リフトアップレーザーとは
レーザーなどを照射することで、気になる部分のたるみを改善し、肌を引き締めてハリ感を出す治療です。
たるんでしまった部位の引き締めの他、将来的なたるみを予防する治療として若い方にも人気です。メスを使わないためダウンタイムが少ない点も特徴です。
リフトアップレーザーの原理
たるみが気になる部位にレーザーを照射することで、皮膚内部の線維芽細胞に刺激を与えることでコラーゲン生成を促進し、肌の新陳代謝を促進する治療法です。
リフトアップ効果の他、肌の引き締め、ハリ感や弾力アップ、透明感アップといった効果も期待できます。
注入によるリフトアップ術と異なり、自身の細胞を活性化するためアレルギー反応などもありません。
なおリフトアップが目的の場合はGentle MAX、Gmax PRO、ジェネシスなどのロングパルスYAGレーザーを使用します。
光(IPL)によるリフトアップ治療
レーザーよりも広範囲の波長を持つ光(IPL)を照射してリフトアップを行うことも可能です。
IPL(intense pulsed light)もレーザー同様に、皮膚内に熱刺激を与えることで線維芽細胞に刺激を与え、コラーゲン産生を促進させることで肌のリフトアップを行います。
光治療の場合は、M22やフォトシルクプラス、ライムライトなどのマシンがあります。
超音波(HIFU)によるリフトアップ治療
またここ数年で注目されるようになっているのが、超音波(HIFU)によるリフトアップ治療です。
HIFUはレーザーや光と異なり、皮膚深層にあるSMAS層という筋層にまで熱を照射することができます。
今までSMAS層を引き締めるには手術しか方法がなかったのですが、HIFUなら熱の力でSMAS層からしっかりとリフトアップすることができます。
超音波(HIFU)によるリフトアップマシンとしては、ウルセラ、ダブロ、スマートソニックなどのマシンがあります。
期待できる効果
頬や輪郭のたるみ改善
二重アゴの改善
首の横じわの改善
ほうれい線やゴルゴ線の改善
肌の引き締め、ハリ感アップ
肌のトーンアップ
リフトアップレーザーのメリット
様々な肌の悩みを改善できる
レーザー等を照射することでコラーゲン産生を促進するため、たるみ改善やリフトアップだけではなく、ハリ感・ツヤ感アップ、トーンアップなども期待できます。
ダウンタイムが少ない
リフトアップ治療としては、マシンによる治療の他に切開を伴うリフトアップ手術や糸を使った治療、さらにヒアルロン酸などの注入による治療がありますが、レーザー等のマシン照射によるリフトアップ治療の場合は術後のダウンタイムが少ない点がメリットです。
照射直後に多少腫れや赤みが生じますが、メイクは直後から可能です。
リフトアップレーザーのデメリット
HIFUなどの場合は価格が高いことも
クリニックの方針などにもよりますが、HIFUなどの新しいマシンは効果が大きい反面、治療費用が高いケースもあります。
火傷や炎症など
照射の際に誤って必要以上の熱量になってしまい、肌に火傷や炎症が生じる可能性がまれにあります。
リフトアップレーザーの向いてない人
アレルギーや皮膚炎のある方や日焼けをした直後の場合は、照射できないこともあるため事前に医師に相談してください。妊娠中、授乳中の方は施術を避けたほうが良いです。
リフトアップレーザーのダウンタイム
術直後は赤みや腫れが多少生じることもありますが、通常は1日以内に戻ります。
メイクは術後すぐに可能です。洗顔や入浴も当日から可能です。
リフトアップレーザーの注意点
術後の肌は敏感な状態になっているため、紫外線はできるだけ避けて日焼け止めを塗るようにしてください。
リフトアップレーザーの手術について
- 診察にて肌の状態を事前に確認します。
- 肌にあわせた設定で照射を行います。
- 術後に5分ほど肌を冷やして終了です。
リフトアップレーザーの費用感
使用するマシンによって価格が異なります。
1回 15,000円~70,000円