VIOを医療脱毛でキレイにするには?施術回数の目安と効果を紹介
「可愛い水着やセクシーな下着を楽しみたいけど、ムダ毛が気になる」という方は少なくないでしょう。そんな悩みにはVIOの医療脱毛がおすすめです。少ない施術回数でキレイになれると近年人気が高まっていますが、具体的に何回ぐらいの施術が必要なのか、注意点なども含めて詳しく紹介します。
この記事の監修者:日高 隆
Jazzy Clinic (ジャジークリニック) 梅田院
私は研修医を終え、熱い気持ちを持って美容業界に入り手術などを学び研鑽を積んできました。できることが増え患者様目線に立って考えられるようになると、内容がわかりにくいメニューや曖昧な料金体系など、次第に美容業界の良くないところが目につき始め、このままでいいのかと考える時間が増えました。
現在ではネットやSNSでたくさんのホントやウソが飛び交っていますが、実際に私が経験したことでもウソのようなホントの話は多くありました。
ただ美容というものは保険診療の科とは違い仕上がり(治療)の評価が困難で、それがいろんな解釈で広まってしまっているということもあります。
患者様それぞれが希望される二重の幅、鼻の高さ、体型は本当に様々で、周りの人が全員綺麗だと言っても患者様本人が納得していなければそれは失敗であり、逆にたとえ周りの人全員が「それはちょっと…」と思っていても患者様本人がそれに満足していればそれは大成功なのです。
ですのでどのドクターがいいとか悪いとかなかなか評価が難しく、クリニック選びが困難なのもまた事実です。
私が思う理想のクリニックは来ていただいた皆様全員を満足させられるクリニックです。
複数のクリニックで勤務する間、どうすれば実現できるかと考え続けた結果、医療脱毛であれば仕上がりがわかりやすく、複雑なメニューも不要で、皆様に満足いただけるクリニックを作ることができるのではないかと思い至りました。
美容整形などはそもそも必要だと考える方、不要だという方、意見が分かれると思いますし、仕上がりの理想も様々です。しかし余計な毛についてはあるより無い方がいいというのは皆様共通の認識ではないでしょうか。Jazzy Clinicはメニューを医療脱毛に絞り、脱毛によって皆様の生活、人生がよりお洒落に、華やかになるよう手助けしていきたいと思っています。
2015年 和歌山県立医科大学医学部卒業
2015年 大阪鉄道病院勤務
2017年 大手美容クリニックに入職、院長を経験
2020年 大手美容クリニックを退職し美容クリニック入職
2021年 常勤先を退職し複数の美容クリニックで勤務
2022年 Jazzy Clinic開設
このドクターについて詳しく見るVIOの医療脱毛は8~10回が目安
VIO医療脱毛は、ビキニラインから肛門周辺にかけての「Vライン」「Iライン」「Oライン」のムダ毛を医療用レーザーを照射して脱毛する施術です。女性はもちろん、男性の間でも、デリケートゾーンをスッキリと清潔に保てると注目されています。
8回以上の施術でしっかり毛量が減り自己処理が楽に
医療脱毛の場合、毛の濃さや太さにもよりますが、しっかり減ったと実感するには、8回以上の施術が必要です。VIOのムダ毛が薄くなり、ほとんど自己処理しなくてもよくなります。
また、医療用レーザーは、主に細胞分裂が活発な毛根部の毛母細胞や発毛の司令を出すバルジ領域にダメージを与えます。特に効果が高いのは今生えている成長期の毛です。毛の成長が止まって抜け落ちるまでの退行期と、次に毛が生え始めるまでの休止期の毛には医療脱毛の効果はありません。
そのため、施術は処理後新たに毛が生えてくるタイミングに合わせて、2~3ヶ月に1回が理想的です。全体を処理するのに1年ぐらいは見ておくとよいでしょう。
自己処理がほぼ不要になるまでには10回以上の施術が必要
海外で一般的なのが、VIOを無毛状態にするハイジニーナ脱毛。衛生的なことや、見た目がスッキリすることから近年は日本でもハイジニーナ脱毛を選ぶ人が増えてきました。
ハイジニーナのような自己処理がほぼ不要な状態にするなら、2~3ヶ月おきに10回以上の施術が必要になるため、期間も2年以上かかります。ただし、医療脱毛といっても完全な無毛状態にするのは困難です。処理しきれない産毛もあるため、施術が完了したあとも気になる方は定期的に通うとよいでしょう。
なお、10回以上必要なのは、1回の施術で処理できるのが全体の20%程度とされているためです。この場合、10回の施術で、毛量がもとの10%ほどになる計算です。
回数が少なくても一定の効果はある
では、8回以下の施術ではVIO脱毛の効果は得られないのでしょうか?
医療脱毛は脱毛効果が高いため、毛量を減らすだけなら数回の施術でもある程度の効果は期待できます。ただし、毛の濃さや太さによって感じ方はそれぞれです。1回でもムダ毛の量が減った、薄くなったと実感できる方もいれば、数回では「変化がない」と感じる方もいるでしょう。
VIOのムダ毛をスッキリさせたいなら、やはり8回以上受けるのがおすすめです。
美容脱毛は10回以上の脱毛が必要
脱毛サロンやエステでは、美容脱毛(光脱毛)を受けることができます。しかし、光脱毛の場合は少なくとも10回以上の施術が必要になることが一般的。ハイジニーナなら20回近い施術が必要になることも珍しくありません。
また、光脱毛は毛母細胞やバルジ領域を破壊できないので、数ヶ月~数年後に再び毛が生え、再度施術が必要になる可能性もあります。
VIOに医療脱毛がおすすめの理由
脱毛にはレーザーによる医療脱毛のほか、エステの光脱毛といった方法がありますが、なぜVIOにはレーザーによる医療脱毛がおすすめなのでしょうか?理由を詳しく解説します。
脱毛効果が高い
医療脱毛は、医療用レーザーで「毛母細胞」や発毛を促す「バルジ領域」を破壊して毛が生えてこないようにする方法です。脱毛効果が高く、その効果は半永久的とされています。
一方で、脱毛サロンやエステの光脱毛は、毛母細胞の働きを弱めるだけのため、数ヶ月~数年後に再び毛が生えてくる可能性があります。再度施術が必要になることも少なくありません。
少ない回数で済む
医療脱毛は施術回数が少なく済むのがメリットです。VIO脱毛の場合、光脱毛なら自己処理が不要になるまでに10回以上、ハイジニーナなら20回近い施術が必要になります。
効果・回数・費用のバランスがよい
医療脱毛は、脱毛効果と施術回数と費用のバランスがよい方法と言えます。
医療脱毛は費用が高いというイメージがあるかもしれません。しかし、少ない回数で高い効果が期待できるため、トータルで見るとサロン脱毛より安くなる傾向があります。費用だけでなく時間の節約にもなります。
安心感がある
医療用レーザーは医療機関でしか照射できません。また、毛母細胞にダメージを与える施術は医療行為にあたるため、医療脱毛の施術ができるのは、医師または医師の監督下にある看護師に限られます。
医療脱毛なら、施術時や施術後に肌トラブルが起きても、医師が対応してくれます。必要に応じて薬の処方も可能なため、症状の悪化を防げるでしょう。「万一のときは医師が診てくれる」という安心感は、脱毛サロンやエステにはないメリットです。
VIOを医療脱毛するメリット
VIOの医療脱毛にはさまざまなメリットがあります。主なものを見ていきましょう。
ムダ毛を気にしなくてよくなる
VIO脱毛をすれば、水着や下着からムダ毛がはみ出す心配がなくなります。好きなデザインの水着や下着をためらわず選べるため、思い切りおしゃれを楽しめるでしょう。
また、VIOの毛が濃いことをコンプレックスに感じている人も少なくありません。悩みを解消することで、自分に自信が持てるのもVIO脱毛のメリットです。
自己処理の手間を減らせる
VIO脱毛をすると、自己処理の回数を減らせたり、自己処理そのものがいらなくなったりするため、自己処理にかけていた手間や時間が不要になります。
また、自己処理による肌荒れや黒ずみなどのトラブルも減らせます
VIOはデリケートな上、特に自己処理が難しい部位です。医療脱毛なら、自分の手が届かないところも安全に処理できます。
デリケートゾーンの清潔が保てる
VIOは下着や衣類に覆われているため、どうしても蒸れやすくなります。暑い季節や汗をかいたとき気になる方は多いでしょう。VIO医療脱毛を受ければ、蒸れやニオイを軽減できるだけでなく、尿や便、経血などの付着も防げます。ニオイの素になる細菌も繁殖しにくくなるため衛生的です。かゆみやかぶれなど、デリケートゾーンの肌トラブルも起こりにくくなるでしょう。
近年では、将来介護を受ける立場になったときを見越してVIO脱毛する人も増えています。
VIOの医療脱毛にはデメリットもある
VIOの医療脱毛はよいことばかりではありません。施術を受けてから後悔しないよう、デメリットも知っておきましょう。
施術中恥ずかしい
デリケートゾーンを他人に見られるのには抵抗があるものです。VIO脱毛が気になっていても、二の足を踏んでしまう人は多いのではないでしょうか。
ただ、クリニック側も女性の気持ちに配慮して、施術するのは女性で、施術時にもタオルをかける、ショーツをずらすなど気を配ってもらえることが多いです。施術スペースも個室が一般的なので、プライバシーは確保されています。
痛みを感じることがある
VIOは敏感なため、ほかの部位より痛みが強い傾向があります。特に毛量が多い初期の頃は、痛みを感じやすいことを知っておきましょう。
痛みに弱い方や、我慢できるか心配な方はあらかじめ申し出ておくと良いでしょう。レーザーの出力を調整する、麻酔を使うなどの対応で、痛みを軽減することが可能です。
また、施術後の痛みや熱感が気になる場合は、冷やすのがポイントです。クリニックによってはクーリング(冷却)をしてくれますが、帰宅後も気になるときは冷やしてみてください。
生理中は施術できないことが多い
多くのクリニックでは、基本的に生理中の脱毛をNGとしています。肌が敏感になっており、トラブルにつながりやすいためです。
ごく一部ですが、タンポンをすればVIOでも施術OKとしているクリニックもあります。しかし、経血もれなど衛生面で問題があるため、おすすめできません。
生理になってしまったときは、早めにクリニックに相談しましょう。キャンセルや予約振り替えの対応についても、あらかじめ確認しておくことが大切です。
医療脱毛のクリニック選びのポイント
医療脱毛を行っているクリニックは多いため、「どうやって選べばいいの?」と悩んでしまうかもしれません。自分に合ったクリニックを選ぶためのポイントは次の3つです。ぜひ参考にしてください。
医療脱毛に使用するレーザーは、アレキサンドライト・ダイオード・ヤグの3種類です。複数のレーザーを取り扱っているクリニックを選ぶと、より毛質や肌質に合った施術を受けられます。
コース契約か、1回ごとの支払いか
VIO医療脱毛の注意点
VIOの医療脱毛は、施術の前後に注意点もあります。トラブルにつながる可能性もあるため、必ず守るようにしましょう。
施術前に自己処理が必要
医療脱毛では、施術前のシェービング(自己処理)が必須であることが多いです。クリニックでシェービングしてくれる場合でも、料金が発生するケースがあります。
ただし、Oライン(肛門周辺)は自分で処理するのが難しいため、クリニックで対応してくれることが多いです。無理をせず、できる範囲でやっておけばよいでしょう。
また、ムダ毛を剃ったあとは保湿が必要ですが、施術時には何もついていない状態にしなくてはなりません。ボディクリームなどの保湿剤は施術前に拭き取る必要があるのか、事前に確認しておきましょう。
脱毛部位に刺激を与えない
脱毛後の肌は敏感になっています。VIOはただでさえデリケートな部分です。施術後は締めつける下着やきついボトムなどを避けるなど、刺激を与えないように気をつけましょう。
また、乾燥や摩擦による刺激を防ぐための保湿も必要です。ムダ毛にはデリケートゾーンを覆って保護する役目もあります。脱毛することで刺激を受けやすくなっているため、デリケートゾーン用の保湿剤で保護しましょう。
施術当日の入浴や運動は避ける
血行がよくなることで、かゆみや赤みなどの症状が出る恐れがあります。シャワーは可能ですが、施術当日の入浴(湯船につかる)は避けましょう。施術部位は丁寧に洗うようにします。
同様の理由で、施術後数日間は運動や飲酒も控えるようにしましょう。血行が促進されるだけでなく、汗をかくことで細菌が繁殖しやすくなる恐れがあるためです。
施術後のルールはクリニックによって異なることもあるので、クリニックの指示をよく確認しましょう。
痛みや炎症は医師に相談
施術後も痛みが引かないときや、広範囲に炎症が現れたときはすぐに施術を受けたクリニックに連絡するか、診察を受けましょう。症状に応じて、医師が適切な処置や薬の処方をしてくれます。
医療脱毛なら少ない回数でVIOをキレイに
医療脱毛は高い効果が期待でき、少ない回数でキレイになれるのがメリットです。ただし、毛の濃さや毛量、仕上がりの希望によって施術回数が異なります。自己処理を不要にしたいなら、8回以上を目安にするのがおすすめです。ぜひ検討してみてください。
■「医療脱毛 vio」に関する情報
平均価格:1回あたり2.0万円
ダウンタイム:ほぼなし
リスク、副作用等:赤み、やけど、毛嚢炎、硬毛化
■本記事で紹介する機器・薬剤について
・日本国内において、医薬品医療機器等法上の承認は取得していません。
・医師等が個人輸入により入手したものです。未承認医療機器については
「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照ください。
・同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
・重大なリスクなどが明らかになっていない可能性があります。