プロフィール

重本 譲(しげもと じょう)
ジョウクリニック 総院長。徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。当時はストレートで美容外科の道へと進むのは珍しかったものの、充実した環境で経験を積む。
大手美容外科で院長を歴任した後、2003年に「ジョウクリニック」を開業。中国医師免許も保有し、常にレベルの高い美容医療の提供を目指す。
医学生からストレートで美容外科の道へ
ーー美容外科医を志したきっかけを教えてください。
医学生だったときに“人をきれいにする美容の世界”を知り、興味を持ったことでその道しか考えられなくなりました。卒業後はすぐに美容の道を選択し、品川美容外科に26歳で入職しました。美容外科医歴は31年目になります。
ーー当時、美容外科への進路は珍しかったのではないでしょうか?
もともと、美容外科医になるには形成外科を通るものだと思っていました。しかし、いざ形成外科の教授に話をしにいくと「美容をやりたいのであれば美容外科に直接いくべき」というムードを感じ、美容外科への就職を第一に考えるようになりました。
そして、自ら雑誌や新聞で美容クリニックを探して面接を受けることにしました。クリニックからは「医者になってから連絡をしてください」と言われてしまうことがほとんどでしたが、品川美容外科は面接をしてくれました。当時、学生の採用は僕が第一号だったそうです。
ーー美容外科医としてスタートしてからはどのような日々でしたか。
品川美容外科は症例数が多く、経験を積んだりノウハウを学んだりするには非常に良い環境でした。症例数が少なければ、経験値を上げるのは不可能ですから。年間を通して症例が少ない形成外科にいては腕を磨けなかったかもしれません。
また、美容外科医になってから「患者様を幸せにできるかは医師の力量次第」だと気づいたんです。技術だけでなく、患者様への優しさや、その方の幸せをどのように思えるか。それが、美容外科の本質だと考えるようになりました。
美容外科医にはコーディネート力が必要

ーー先生が発信されている「美容外科医にはコーディネート力が必要」とは、どのような意味を持つのでしょうか。
例えば、グラマラスラインを三白眼の方に施すと、余計に白目が強調されてマイナスな印象になってしまうことがあります。場合によっては目の下の余白を広げるよりも、上を広げたほうがいいこともあるんです。
このように、患者様がやりたい施術だとしても、顔やパーツのバランスを総合的に見て、コーディネートする力が求められているのだと考えています。
ーーその方がより素敵に見えるゴールを模索するということですね。
そうですね。患者様の要望のまま施術するのではなく、求めているイメージや施術の目的を聞くことが大切です。その上で、これまでの症例経験を生かし、バランスを見てコーディネートすることを意識しています。
カウンセリングでは「一度は笑わせる」がモットー
ーー患者様とコミュニケーションを取る上で、意識していることはありますか?
一度は笑わせることです。笑うと緊張がほぐれて和みますよね。話しやすい雰囲気をつくることで、患者様もお悩みを伝えやすくなると思うんです。
ーー先生のもとには修正希望の方もいらっしゃいますか?
先日は鼻の修正を10回ほど繰り返している方がいらっしゃいました。「他院では断られてしまったけど、先生なら」と言って来てくださったんです。結果、その患者様は小鼻の修正や筋膜の移植、鼻骨の幅寄せなど、微調整を行いました。何度も修正を行っている場合でも、施術で望んでいる効果を出せるかはしっかり診断していきます。
ーー豊胸の場合はどのようなカウンセリングをしていますか?
シリコンバッグを使用する場合、「とにかく胸を大きくしたい!」という要望を言われることが多いです。実際には、身長や身幅、胸郭の大きさによって適したシリコンバッグのサイズがあるため、計測したり目視したりして見極めています。
また、胸の形が離れているのが気になる方には直径が大きいものを入れるなど、仕上がりの形も視野に入れています。求められる仕上がりは職業や性格によっても異なるので、お話ししながら確認していきます。
オペの速さでダウンタイムを軽減

ーー先生が得意とする豊胸や鼻の施術はダウンタイムが長いイメージがあります。アフターケアで心がけていることはありますか。
アフターケアというよりも、技術面で心がけていることになりますが、オペをスピーディーに行うことです。体の組織へのダメージを抑えることで、合併症のリスクも術後の痛みも減ります。「手術は大胆かつ正確に」をモットーにしていますね。
ーーそもそもダウンタイムを長引かせないように意識しているのですね。
努力しています。鼻の施術もオープン法ではなく、クローズ法で行うように心がけています。クローズ法は、医者目線では視野が狭いので難易度が上がる方法ですが、そもそも美容外科自体が“傷跡に配慮する外科”であるべきと考えているんです。
ーー“傷跡に配慮する外科”という表現にこだわりを感じます。
傷跡というものは切ったら必ず残るんです。その後、きれいに治るかは患者様の体質による個人差があり、医師の技術力だけではないと考えています。僕のポリシーとして、なるべく切開範囲が少なくなる手技を心がけています。
患者様を幸せにする美容クリニックを目指して
ーージョウクリニックの総院長として、スタッフのみなさんへ伝えていることはありますか?
僕が伝えているのは、「当院の施術で患者様を幸せにする」という意気込みで取り組んでほしいということです。僕も「あなたを幸せにできるのは僕だけ」という思いで日々オペに臨んでいます。
ーー先生が今後チャレンジしたいことを教えてください。
現状に満足せず、自分の技術力向上のためにチャレンジし続けたいです。美容医療の世界は、スポーツのようにMVPや年間のランキングがあるわけではありませんが、口コミで広がったりリピートしていただいたりという、患者様の評価があります。
総院長となった今でも、常にトップを目指す勢いで切磋琢磨し、一件一件の施術を大切にしています。
ーー最後にトリビューユーザーの皆さんにメッセージをください!
「施術を受けて良かった」と思っていただくために、カウンセリングも、施術中も、その方のベストを尽くせるよう心がけています。不要な施術はおすすめしません。
何回もリピートしたいと思えるような、“コーディネート力”を生かした提案をさせていただきます。ぜひ一度お越しください!
新橋駅
新橋駅より徒歩5分/ 銀座駅より徒歩5分/ 東銀座駅より徒歩6分/ 汐留駅より徒歩7分
ジョウクリニック 銀座院
口コミ52件
症例198件
※ジョウクリニックのシリコンバック豊胸(350cc未満)は93万5,000円(税込)です。リスク・副作用は痛み、むくみ、腫れ、内出血などがあります。鼻整形の他院修正(自家組織移植術)は44万〜132万円(税込)です。リスク・副作用は傷の赤み、拘縮、血腫・変形などがあります。詳しくはクリニックにお問い合わせください。