完全Close法　鼻尖軟骨切除術 + 隆鼻･鼻尖部形成Sure Derm挿入術Kunoクリニック梅田院 / 30代女性

◆既往歴 37歳時:鼻翼挙上･鼻中隔脂肪注入･鼻先埋没 　　　　 ◆ご希望 鼻央部を下に下げて細くしたい。鼻筋をまっすぐにしたい。 ◆方法 鼻尖軟骨切除術 +隆鼻･鼻尖部形成Sure Derm挿入術

鼻尖軟骨切除術　660,000円(税込) +Sure derm挿入術660,000円(税抜)+他院修正加算10～30％※難易度によって異なります。

■合併症や副作用と軽減または予防法 局所麻酔の副作用は、アレルギーと麻酔中毒（頭痛・嘔気・眩暈・呼吸抑制・意識混濁などの中枢神経症状）が殆どでアレルギーは問診や皮内反応で対応でき、中毒は手術を中断した上で点滴治療をすれば通常回復します。 麻酔による腫れがひくのに通常は数日間、炎症による腫れや内出血のダウンタイム（治癒期間） は平均2～3週間程度です。 線維化による癒着、凸凹、シコリ、ツッパリ感などは、術後数ヶ月の内に自然軽快しますが遅延の場合には溶解注射で治します。 　 ■ごく稀な合併症 内出血、感染（化膿）、などに対しては適切な注意事項と服薬等の遵守で予防します。 感染が生じた場合（ごく稀）のダウンタイム（治癒期間）は更に数週間かかることがあります。また、挿入物にまで感染が及んだ時は抜去しなければ治らないこともございます。数週間～数ヶ月、治癒遅延が生じた方でも数ヶ月以内に自然軽快してきます。 ■禁止事項 術前夜：アルコールを控えて下さい。 術日朝：静脈麻酔を御希望の方は食事を控えて下さい。常用薬はカウンセリング時に服用是非をご確認しておいてください。 術後2日～3日:入浴・飲酒・刺激物摂取・運動 ・洗顔や化粧（シャワーは翌日から可能です） 術後2～3週間:クレンジング時の擦過、マッサージや殴打等 ■術後の必須事項とした方がいいこと 術後３日～４日間 24時間は鼻ギプスの装着必須期間があります。 通常、7日後の抜糸が終われば早期合併症のリスクが大幅に減りますが、ギプスの追加装着をした方が望ましい場合もあります。手術後当日のみ　15分毎にクーリング(冷却) 15分毎と安静

他院修正術でNG手術 ❶オープン法による他院修正術 ❷硬くなった壊死軟骨等をそのままにした状態での他院修正術 ❸軟骨移植手術から更に別の軟骨等の移植による他院修正術 ➍プロテーゼやゴアテックス等の異物による隆鼻術から更に異物による他　 　院修正術 当院では全例鼻中隔の切開をせずに両側鼻腔内上部から内側にかけ５～６ｍｍ切開創のみで鼻尖軟骨の完全切除（比較的高難易度）を行っています。外科医がやり易いという理由だけで鼻中隔を切開されると生涯に亘り瘢痕が目立ってしまいます。術前にご希望を充分お伺いし、軟骨切除だけで充分か再移植が必要かをご本人様にお伺いさせて頂きます。採取軟骨の特性や形状等により、鼻中隔を下に下げる、鼻尖を高くする、ワシ鼻を骨削りせずに改善する、左右差や変形を修復する、プロテーゼ抜去後の陥没を治療する、隆鼻術に用いるなど必要時に再利用することも可能です。結果的に鼻孔も細くなります。 Sure Derm（シュアダーム）は、美容整形素材の研究・開発をリードする韓国の一流メーカー「HANS Biomed」社によって開発されたヒト由来コラーゲン製品です。アメリカや韓国では１５年以上の実績があり、FDAに認可されています。Sure Dermを生体内に移植すると、コラーゲンファイバーの網目構造の中にご自分自身の線維芽細胞や免疫細胞等が入り込み、自己組織に創り変えていきます。組織に対するボリューム増大効果は個人差や部位差がございますが、脂肪よりも高い５０～８０％以上の生着率が見込めます。当院では鼻をはじめ、アゴ・前額・頬等の顔面軟部組織において世界で初めて生体内で自己細胞を増殖させる技術にも成功しています。 牛や豚などの異種動物由来のコラーゲンはアレルギー発症率が高く人体には適しません。 Sure Dermは20年以上韓国で使用されていますがアレルギー発症の報告はありません。 当院の隆鼻術では人工物（シリコンプロテーゼ等）や耳介軟骨を用いずに、Ｉ型プロテーゼの代替としてSure Derm による隆鼻術・鼻尖部形成術をご提案しております。耳介軟骨は曲り癖が多く、粉砕しても石灰化や繊維化にる凸凹や締付け感が生じ易いため当院ではお勧め致しません。Sure Dermと軟骨切除＆再移植手術の組合せで、鼻尖部を細く高くデザインする併用手術を行った症例も多数あり、Sure Dermは鼻翼形成、鼻中隔形成、瘢痕や欠損部形成等にも応用ができる素材です。