小川 英朗
城本クリニック
美容医療の本質は、幸福医療であると考えています。
保健診療はマイナスをゼロに持っていく治療であるのに対し、美容医療はプラスを作り出すための医療ですから、人をより幸せにするという事が前提なのです。
そのため、美容医療を受けて不幸になる人がいてはならないというのが私の考えですが、現実として不幸になってしまうケースとして「施術の結果が患者様の期待を超えられなかった時」と「美容外科医や美容クリニックが患者様から不当に高額な金銭を得る場合」があげられます。
こういった不幸なケースを無くすため、私は美容外科医として「自分の施術を受けてくれる方、全員を幸福にしたいという目標」と「日本で美容医療を受ける方、全員を幸福にしたいという目標」をもち、これを達成するために行動する事を大切にしています。
一つ目の「自分の施術を受ける全員を幸福にする」という目標は外科医としては当然ではありますが、日々の診療から得られる結果からの徹底的なフィードバックや、学会や勉強会への参加などを通じて技術力や知識の研鑽を継続していく事で、より高いレベルの美容医療を提供し患者様の満足度を高めるというものです。
技術力やカウンセリング力の向上、そして適切なアフターケアによって患者様の望むイメージ像を達成する事で、施術の結果が患者様の期待を超える治療をご提供し、患者様を幸せにする事ができます。
二つ目の「日本で美容医療を受ける全員を幸福にする」については、私の施術をうけていただく患者様だけではなく、美容医療を受ける全員が幸せになっていただけるよう、日本の美容医療の問題点にしっかり目を向け、改善する事が目標となっています。
日本の美容医療業界は100%健全とはいえないのが実情で、大多数の医師やクリニックは心から患者様に貢献したいと思い日々診療を行っている一方で、クリニックの利益を優先して高すぎる治療費を要求したり、不要な施術を勧めたり、アフターケアを全く行わないような悪徳といえる医師やクリニックもいます。
こうした問題を改善するためには、患者様に対する啓蒙活動などを続ける事でより多くの方に美容医療の問題点を知っていただき、悪徳クリニックでの被害を減らしながら適切な法整備などへと働きかけていくしかないと考えています。
こうした目標を掲げるに至った原点は、私が美容外科になった経緯にあります。
私は幼少の頃から服装や髪型など外観に関して人一倍興味があり、医師になる時も美容外科医が第一志望でした。
しかし、医師になった当時は美容外科医は「金儲け主義で患者の事を考えていない」「人助けではなく金儲けに走った医者」という風潮が強く、美容外科医の医師社会の中における社会的地位の低さに対して不安を感じていた事から、美容外科医になる夢は心にしまい、第二希望であった脳神経外科の医局へと進みました。
そうして脳外科医として活動を続けていたのですが、第一子が誕生して状況が変わります。
妻と子供の将来について語る中で、自分自身が本当にやりたい夢を叶えていないのに、子供に対し将来の夢を持つ大切さを語れるのか? という思いが大きくなり、元々の夢であった美容外科へと転化を果たしました。
実際に美容外科医として活動する事で、見た目の改善や向上に携われる喜びを味わうと同時に、先ほどの美容外科の問題点も知る事となりましたが、夢であった美容外科医である事に胸を張っていられるよう、他の診療科から下に見られる原因である問題点を改善していこうと考えるに至ったのです。
繰り返しになりますが、美容医療は「幸福医療」です。
主役は患者様であり、患者様の利益に医師やクリニックが誠実に貢献を行う事こそが、美容医療に求められると考えています。
「美容医療で一人でも多くの方に幸せになってほしい」という新年で診療を行っておりますので、まずはお気軽にお悩みをお聞かせください。
皆さまのご来院を心よりおまちしております。
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