宮﨑 邦夫

下顎が後方に下がっているクラス2と呼ばれる噛み合わせでできた輪郭でした。両顎手術を行なって6ヶ月が経過しましたので、ご紹介します。

受け口を治す両顎手術を受けて１か月が経過しました。受け口は上顎骨がやや後方に下がり、下顎骨が前方に位置している状態で、咬合平面の傾斜もフラットになるため、口角が下がります。 右から見て時計回転に上下顎骨を回転かけながら、良いポジションに移動します。術後は噛み合わせを動かしているので、歯列矯正が必要です。

ゴボ口を治す両顎手術を受けて３か月が経過しました。口元が突出してアゴ先が後ろに下がり、輪郭全体は丸顔になっていました。上顎をルフォー１骨切り術、下顎をBSSO、オトガイ形成を組み合わせて、適した位置へ移動させて輪郭を整えました。 術後１か月頃から歯列矯正を進めていき、噛み合わせを作って行きます。

輪郭3点を受けられた患者様の経過をご紹介します。輪郭3点は頬骨骨切り術、エラの骨切り（下顎角形成術）、オトガイ形成術を同時に行う施術です。各パーツのバランスを取りながら、卵型の小顔を目指します。 術後6か月が経過して、Vラインもしっかりと引き締まりました。 術直後、1週間、1か月、3か月の経過も併せてご紹介します。ダウンタイムの参考にしてください。

ノータイ・2ステント両顎手術　術後1か月 中顔面がフラットで受け口顔貌だった輪郭を整える為に、両顎手術を受けて頂き、1か月が経過しました。術後1か月はあまだ鼻周り、アゴ周りの腫れが残っていて、より引き締まってシャープになるのは術後3か月以降になります。それまでに歯列矯正をスタートして、良い咬合を作っていきます。

ノータイ・2ステント両顎手術　術後1か月 受け口顔貌を治すために両顎手術を受けられて、1か月が経過しました。受け口顔貌は上顎骨がやや後方にさがり、下顎骨が前方に位置していて、オトガイも前方にあるため、しゃくれたような輪郭になります。ルフォー1骨切り術、BSSO、オトガイ形成術でそれぞれ良いポジションと理想的な顎位に移動させます。術後1か月ほどから適した顎位に移動したポジションで歯列矯正で咬合を整えます。

「両顎手術」　術後1か月DT中 両顎手術と頬アゴ下脂肪吸引をして1か月が経過したので、ご紹介します。 上顎骨が前方にあると人中の傾斜が付いて、相対的に口角が下がります。上顎、下顎、オトガイの位置関係が良くなると、口角の位置も改善してパーツのバランスが取りやすくなります。

ノータイ・2ステント「両顎手術」 術後1か月DT中 受け口を抜歯下矯正で治していても輪郭が受け口感が残っているということで、相談に来られました。顎矯正手術を行って上下顎骨の位置関係を正し、ここから歯列矯正を行います。過去行った矯正を元の方向に戻すような動きを取ります。これから矯正を考えていたり、現在矯正中の方も、輪郭が気になる方は早めにご相談ください。矯正途中でもプランニングをし直せます