くさのたろうクリニック

手術当日、何も持ってこなくて良いとは言われますが、下記の物持っていったほうが安心だと思います。
・黒いマスク(鼻から出た血が目立たないため)
・ティッシュ(鼻から血が垂れてくるため)
・ティッシュ用のゴミ袋(血のついたティッシュを捨てるため)
・イヤホン(手術中に音楽を聴くため)
・喉スプレー(手術中は口呼吸になるため)
・飲み物(待ち時間や、術後に喉が乾くため)
・ストロー(麻酔が取れてくると、ストローの方が飲み物を飲みやすいと感じました)
・鏡(外で血が垂れていないかの確認ができるため)

また、事前に下記のものを購入しておくと抜糸までの期間に困ることがないと思います。
・医療用紙テープ(茶色のもの、耳の縫合部のテープが剥がれた場合のみ自分で貼るよう言われます)
・綿球(今後シャワーを浴びる毎に、また綿が濡れた場合も、自分で耳に詰め直すため購入するよう言われます)
・のどぬーるマスク(鼻呼吸が難しい場合は口呼吸メインになるので、睡眠中に喉を痛めることを防げます)

私の場合は、術後テープ固定のみで、ギブスはありませんでした。
また、鼻呼吸もできるためのどぬーるマスクは無くてもよい状態ですが、手術中の口呼吸で喉の痛みは残っているため、用意するだけ損はしないと思います。

緊張や手術で疲れますので、ご飯はしっかりと好きなものを食べていった方がいいと思います。

【予約の流れ】
カウンセリング代；3000円+税(2020年8月時点)
①手術代の半分を支払った後に術日の予約をとります。(カウンセリング当日の現金払い or 後日振込)
②手術日当日に残金(手術代の半分)を現金で支払います。
③手術日当日に別途薬代の支払いが必要になります。(2020/9時点、1100円)

鼻をスッキリさせるのにベストだと思ったからです。

【手術前の準備】
洗顔を終え、施術室に入ったら、血圧と体温測定を行います。
モニター希望のため、術前の写真撮影をします。
草野医師が切開ラインなどを顔に書き込み、再度術前の写真を行います。

【手術開始】
軟骨を取る耳を自分で選び、耳周囲にテーピングをします。
最初に耳の麻酔注射をします。
耳の麻酔注射は血液検査の注射くらいの痛みです。
耳介軟骨をとり終えたら、耳を縫合します。

次に鼻の中に綿を入れてから、鼻先の方から順番に、鼻全体に麻酔注射をします。
この段階から口呼吸になります。
注射回数は全部で7回くらいだったと思います。
鼻の麻酔は耳の麻酔よりも痛いですが、痛みの具合は鼻で赤く腫れた大きめのニキビを潰すような感じです。

小鼻縮小の手術から始まり、小鼻の縫合が終わったら、耳介軟骨移植の手術にうつります。
手術中は少しでも痛みを感じたら、すぐに痛いと言うようにしました。麻酔が効いていれば、圧迫感等を除き痛みは絶対にありませんので、少しでも感じたら遠慮せずにすぐに言ったほうがいいと思います。
耳介軟骨移植のために切開した部分(私はクローズ法での手術だったようで、鼻の穴の中に切開傷ができました)を縫合して、手術は終了です。
切開ラインを書いてから手術終了まで2時間くらいでした。
クリニックへの到着〜退出までは合計3時間30分くらいでした。

【手術終了後】
お借りする保冷剤で患部を冷やします。
血圧と体温測定を行います。
薬を受け取り、抜糸までの期間の注意点や軟膏の塗り方を教えていただきます。
経過観察日と抜糸日の予約をとり、全て終了です。

〜手術中余談〜
手術中は軟骨を取らない側の耳にイヤホンをしてボサノバ音楽を聴いていました。
草野医師も手術中お話をしてくださるためかなり気が紛れますが、耳から鼻への手術に入って以降は麻酔によって口が開き辛くなり少し話し辛くもなるので、手術中会話しながらだとしても、音楽は気が紛れるので大変良かったと思います。