山本 博
美容医療は病気やケガを治すものではなく、緊急性があるわけでもなければ、必ず受けなければならない治療でもありません。 美容治療が扱うのはコンプレックスや悩みであって、画像診断や検査で数値化ができず客観的な評価が難しく、これが外科医の中でも、他の外科と美容外科が大きく異なっている部分です。 私はもともとは大学病院の医局に所属し、形成外科として勉強していました。 美容外科は形成外科の一つの柱という分野であるため、研修医の頃から手術に参加はしていましたが、自分で手術をする事は簡単にできるものではなく、他流試合的に美容外科のクリニックで経験を積み、技術を習得するといった形でした。 経験を積むにつれ、一般の医療では「マイナスをゼロにしていく」ことが目的であるのに対し、「ゼロからプラスに変えていく」という目的の美容医療の魅力を強く感じ、全く迷いなく大学病院をやめて美容外科医となりました。 美容外科医として多くの治療にあたる中で、患者様からよく「悩んでないでもっと早くやればよかった」「こんなに簡単にできると思わなかった」「こんなにモチベーションが上がるものだと思わなかった」という感想をいただきます。 美容治療は外見の変化だけではなくメンタルも大きく変わる治療であり、だからこそ常に一般の医療以上の丁寧さと柔軟さが必要であり、治療前のカウンセリングから実際の施術、アフターケアまで含めて患者様の不安や緊張を取り除く努力を行う事がとても重要な事だと思います。 美容治療は以前は特定の患者様だけがうけるようなイメージのものでしたが、今では性別や年齢を問わず、多くの方が治療をうけるようになってきました。 そのような中だからこそ、美容医療はより安全で安心できるのを求め、提供し続けていく必要があります。 患者様のお悩みやご要望をしっかり伺い、患者様の置かれている状況にも応じてどういった治療が適切か判断して、患者様と共に実際に何をするか決め、丁寧な医療によって個々に抱えるコンプレックスやお悩みを解消し、自身と余裕をもって毎日を過ごしていただけるようになる。 そんな美容医療のご提供を心がけておりますので、是非お気軽にカウンセリングにいらしてください。
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