当院では鼻の整形を多数行っておりますが、その中でも鼻先や鼻柱への軟骨移植は特にリクエストが多いものです。これらで使用する軟骨は、主に耳珠(じしゅ)や耳甲介(じこうかい/耳の裏)や肋軟骨などを用いますが、当院では特に耳珠を使用しております。
今回ご紹介する症例は、鼻先への耳珠軟骨移植を行った26歳の女性の方で、軟骨移植後に耳珠の凸ラインが直線状になったため、見た目状の不自然さ改善したいとのことで、耳珠部分の再手術を行いました。耳裏の耳甲介から軟骨を採取して、耳珠に移植して改めて耳珠を作り直しています。
術後は4.5か月目を示します。
耳珠に凸状のカーブを再現することが出来ているかと思います。これによって見た目が改善したと同時にイヤホンもはずれにくくなったとのことです。
このような耳の再手術を避けたいという場合は、鼻整形(軟骨移植)を行う際に耳珠の皮膚直下の軟骨を残して採取することも可能なのですが、それだと取れる軟骨が一回り小さくなってしまうため、鼻先に使えるリソースが減ってしまうことになるのが悩ましい点です。しかし、耳珠の形を最初から温存したい方はあらかじめお申しつけ下さい。どちらの採取方式でもご対応致します。
また他院で鼻整形(軟骨移植)を行い、同様の件でお悩みの方もご相談ください。以前の形に近い耳元に再現いたします。
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