目頭切開の方法や費用は？傷跡は残る？

大きな目元に憧れている人は多いのではないでしょうか。大きな目を可能にする美容整形の施術に、目頭切開があります。今回は、目頭切開の手術内容やダウンタイム、費用について紹介していきます。

この記事の監修者：井上祐一

ケラシアクリニック

7口コミ
21症例

国立岐阜大学医学部を卒業後、日本外科学会外科専門医として癌医療に従事。2006年から美容外科に転身。 2013年、上海に桜ガーデン美容外科を設立、95％以上の患者様は中国人で患者数は延べ1万以上。(2018年12月末までの約5年6ヶ月) 2018年10月にケラシアクリニックを銀座に設立。現在、銀座と上海を往き来し、美容医療を行っている。趣味はカレーを作る、カレーの食べ歩き、ラグビー観戦。性格は裏表がなく大雑把だが、手術は細部にこだわる。2000年　岐阜大学医学卒業 2000年　都立駒込病院　外科レジデント 2002年　厚生連加茂病院　(現トヨタ厚生病院)　外科 2004年　第二赤十字病院　呼吸器外科 2006年　大手美容外科入職 2010年　副院長就任 2013年　上海サクラガーデン美容外科開設 2018年　ケラシアクリニック設立

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目頭切開とは
主な手術方法
手術時間と抜糸の有無
目頭切開ダウンタイムは1〜2週間ほど
目頭切開の費用
信頼できるクリニックの選び方
韓国のクリニック選びのコツ
まとめ

目頭切開とは

多くの東洋人の目には、「蒙古襞（もうこひだ）」と呼ばれる目頭を覆っている上まぶたの皮膚があります。目頭切開は、蒙古襞を数mm単位で切って目の横幅を広げる手術で、次のような悩みを解消することができます。

目と目が離れている

二重のラインが平行ではない

目の横幅が小さく見える

つり目に見えてしまう

主な手術方法

手術方法は、クリニックや担当する医師、患者さんの目の状態によって異なります。主な手術方法は、下記のとおりです。

Z法

W法

リドレープ法

三日月法　など

Z法

目頭部分をZ型に切開して、三角皮弁を入れ替えて縫合する術式です。目頭はとがった形になる傾向があり、傷跡が多少残ります。自然な仕上がりにしたい人に向いています。

W法

目頭部分をW型に切開して、皮膚の一部を切除し残った皮膚を引っ張って縫合する術式です。Z法に比べて目頭が丸い形になる傾向があり、変化が大きいことが特徴です。W法も傷跡が多少残ります。

リドレープ法

蒙古襞の余分な皮膚を目の下で切除する術式です。末広型の二重を希望される方向けで、はっきりと平行型の二重にしたい人には不向きです。リドレープ法は、Z法やW法より傷跡が目立たないことが特徴です。

三日月法

目頭部分を三日月型に切除して縫合する術式です。術後に元に戻ってしまうことがあったり、傷跡が目立ったり、不自然な形になったりするリスクが他の術式に比べて大きいとされ、三日月法をしていないクリニックもあります。

手術時間と抜糸の有無

目頭切開の手術時間は30～90分です。どの術式でも切開した後に縫合するため、術後5～7日後に抜糸が必要となります。

目頭切開ダウンタイムは1〜2週間ほど

目頭切開の術後は、1〜2週間ほど、痛みや腫れ、内出血、赤みが生じる場合があります。腫れや内出血がひどい場合は、目元を冷やすようにします。寝るときは、枕を高くすると腫れやむくみが抑えられます。外出する場合は、目深な帽子を被ったり、メガネやサングラスをかけたりするとよいでしょう。個人差はありますが、形が安定するまでの期間は3〜6か月ほどです。また、仕上がりに満足行かず、修正手術を行う場合は、半年以上の期間を空けて行うことが一般的です。ダウンタイム中の一般的な注意事項をまとめたため、参考にしてください。

洗顔	当日は水洗いのみ。翌日から洗顔料の使用が可能。（傷口はこすらない）
入浴・洗髪	当日からシャワー・洗髪が可能。入浴は1週間程度控える。
メイク	傷口以外の部分は当日からメイク可能。アイメイクは抜糸翌日から可能。
コンタクトレンズ	違和感がなければ、翌日から使用可能。
飲酒・喫煙・運動	1週間程度控える。

目頭切開の費用

目頭切開にかかる費用は、クリニックや術式などによって異なります。目安として、両目100,000～400,000円で行うことができます。

信頼できるクリニックの選び方

クリニック選びの際は、クリニックの情報や口コミを調べておくことが大切です。いくつかクリニックをピックアップしたら実際にカウンセリングを受けて、信頼できそうか、術後のリスクについても丁寧に教えてくれるか確認します。また、目頭切開は元に戻すことが難しい手術のため、医師選びが重要です。医師によって美的感覚は異なるため、症例写真を見せてもらうとイメージがつきやすいでしょう。値段だけではなく、カウンセリングでの対応や提案内容なども考慮して、納得いくクリニック・医師を選部ことが大切です。

韓国のクリニック選びのコツ

韓国では目頭切開の症例数が多く、日本より安く手術を受けられるため、渡韓して目頭切開を受ける人も増えています。韓国のクリニックには、日本語ができるスタッフや、日本人向けのメニューや説明書を準備しているところが増えています。より正確に希望を伝えたいという場合は、美容整形分野に詳しい通訳を利用するとよいでしょう。また、韓国で美容整形を受ける場合は、アフターケアについてもしっかり確認しておきましょう。クリニックによっては、帰国後にチャットやメールで経過を確認してくれます。クリニック選びは、日本でのクリニック選びと同様に、口コミを参考にしつつ、実際にカウンセリングを受けてから決めることが大切です。