インディバで痩せることはできる?メカニズムや効果を徹底解説!
ガン治療のために開発された高周波温熱機械「インディバ」ですが、様々な健康効果、美容効果も期待することができます。今回は医療用インディバを対象に、インディバとはどういう治療法なのか、どんな効果があるのか、また危険はないのかなどについてご紹介していきます。
インディバとは、電気メスの開発者であるホセ・カルベット氏によって開発された高周波温熱機械です。身体を電極ではさみ、高周波の電磁波を流すことで体内の細胞同士を振動させてジュール熱(細胞同士の摩擦熱)を発生させ、身体の内側から温度を上げ、細胞を活性化して体内組織機能を高めると言われています。
インディバは、サウナや温泉などの身体の外から温める方法と異なり、身体の深部から温めるため、個人差はありますが、3~4時間ほどは熱が体内にとどまると言われています。中には3日から1週間ほど温かさを感じられる人もおり、脂肪分解や代謝アップなどの効果が期待できます。
体温は人間にとって必要不可欠なものです。インディバによって身体の芯から温度を上げることで血行やリンパの流れが良くなり、代謝が促進するため、老廃物の排出が促されるようになると言われています。では、インディバで痩せることはできるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
インディバの高周波によって体温が3~5度、場所によっては7度も上昇することがあるので、身体を芯から温めることができます。そのため、血液やリンパの流れが良くなり、内臓が活性化して代謝が良くなると言われています。「痩せやすい身体」になるためには、代謝をよくすることが大切です。
新陳代謝が良くなると、老廃物の代謝が促されたり、体内機能が活性化します。そのため、溜まった脂肪の燃焼が活発になってスムーズに排出されたり、むくみやセルライトの軽減が期待できます。
溜まった脂肪を燃焼させるためには、脂肪分解酵素の働きが大切になります。脂肪分解酵素は温度が1~2度上がるだけで働きが活発になりますので、それ以上に体内温度が上がり、さらに熱が長く保たれるインディバなら、脂肪分解酵素の活性化が期待できできます。
代謝が上がればメラニンや老廃物も流れやすくなり、血行が良くなることで顔の筋肉のコリも改善するので、インディバによって美肌や小顔、リフトアップなどの効果も期待できます。
医療用のインディバでは電磁波エネルギーを利用しています。よく電子レンジと同じようなイメージを持たれますが、電子レンジは約2,000メガヘルツの高周波を使っており、どんなものにもエネルギーを集中させて強い熱を発生させます。一方のインディバは0.448メガヘルツの高周波を使っており、これはラジオと同じぐらいです。約900~1500メガヘルツの携帯電話よりもはるかに弱く、人体に安全なエネルギーと言えます。
インディバの価格は、施術時間や設定されているコースによって金額が変わり、60分あたり10,000~15,000円程度が相場です。1回だけでなくくり返しの施術をすすめているクリニックが多いので、回数と時間で最終的にどのくらいの金額がかかるのかをよく考えることが大切です。
また、気になるダウンタイムはほとんどありません。人によっては赤みや腫れが多少出ることがありますが、数分で落ち着きます。さらに、元々あったシミやソバカスが目立つように見えることがありますが、数日で薄くなります。
ただし、安全な電磁波を使っていますが、身体の中に金属が入っている人、ペースメーカーをつけている方、妊娠・授乳中の方や幼児などは受けることができません。気になる身体症状がある方や持病をお持ちの方、治療中の方は必ず医師に相談してから受けるようにしてください。
医療用で開発されつつ、その効果から美容業界やスポーツ業界でも話題のインディバ。身体を温めて代謝をよくすることで、痩身効果や美容効果、健康の促進が期待できるだけではなく、施術中のリラクゼーション効果によって心地の良い時間を過ごせるようです。使用する機械によって性能が変わってきますので、興味がある方は、医療用の効果がしっかりしているところを探すことをおすすめします。
ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。