二重整形は不自然になる?バレる?

二重整形の手術は主に「埋没法」と「切開法」の2つの方法があります。埋没法とは、上まぶたを医療用の糸でとめる方法で、メスを入れずに行うことができるのがメリットです。一方切開法はデザインした二重のラインに合わせてまぶたを切開する方法で半永久的な効果が見込めます。また、傷がラインと重なるので意外と目立ちにくいという特徴もあります。
しかし、やり方や技術によっては不自然になり、明らかに整形したことが周囲にバレることも。二重整形の仕上がりの実態はどのようなものなのでしょうか。
埋没でも切開でも基本的に不自然にはならない
整形技術の進歩に伴い 、二重整形によって二重をつくるテープやノリを使うよりも自然で美しい二重を作ることができるようになりました。ただし、仕上がりはクリニックの技術力や経験などにもよるので、十分な下調べとカウンセリングが重要です。
ある程度の左右差は生じる
人の顔にはもともと違和感がない程度の左右差があります。そのため、整形手術を行った後でも違和感がない程度の左右差が生じてしまうことが普通です。
しかし、あきらかにおかしい差が生じている場合は、アフターケアの一環として料金内で対応してもらえることもあります。そのため、クリニックを選ぶ際はアフターケアの料金や内容も確認しましょう。
目の形に合わないと不自然になることも

どんなデザインでも目の形にあっていないと違和感が出てしまいます。また、デザインによって適切な方法も変わってくるので、自然で美しい二重を手に入れるには医師のアドバイスを参考にして決めるようにしましょう。
術後は赤みや腫れが現れる
個人差がありますが、術後は腫れや内出血、赤みが出るため、このときに周囲の人にバレる可能性はあります。ただ、腫れは術後2~3日がピークで、1週間程度で落ち着きます。赤みや内出血も1~2週間ぐらいで落ち着き、1~3ヶ月ほどで目立たなくなります。
メスを使わない埋没法は腫れを小さく抑えることができるので、ダウンタイムを短くしたい方にはおすすめ。また、まつ毛の感覚異常や血腫(皮膚の下に血がたまること)が起こるリスクもあるので、技術力があり、アフターケアがしっかりしているクリニックを選ぶことが大切です。
二重整形で不自然な仕上がりにならないための注意点
二重整形で周囲にバレるほどの不自然な仕上がりにならないよう、以下のような点に注意しましょう。
幅の広さよりも自然かどうかを重視する
シミュレーションでは「ブジ―」という細い針金でできた道具を使って二重のラインを作り、仕上がりをイメージします。目頭側は狭くて目じりにかけて段々広がっていく「自然な末広型」、それより目とラインの間が広い「広めの末広型」、目頭から目じりまでラインが目から離れている「平行型」など様々なデザインがあり、医師と相談しながら自分に合ったデザインを決めていきます。
「二重の幅が広い方が目が大きく見える」と思っている方もいますが、幅を広くすることで逆に目が小さく見えてしまったり、不自然な仕上がりになってしまうことがあるため、いかに目を大きく見せるか、二重幅を広くするかよりも、自分に合った自然なデザインかどうかを重視し 、よくシミュレーションを行うことが大切です。
平行二重にしたい場合は目頭切開の併用がおすすめ

目頭のところに上瞼の皮膚がかぶさっている状態を蒙古ひだといい、これがあると目が小さく見えたり、目が離れて間延びした印象を与えてしまうだけではなく、平行型にしたはずなのに末広型の二重になってしまうということもあります。目頭切開を行うとこういったデメリットを回避し、より自然に仕上げられる可能性があります。傷が赤く残りやすい部位ですが、 カウンセリング時に医師と相談してみるのもいいかもしれません。
眉と目が近い場合は眉毛上皮膚切除の併用がおすすめ
目と眉毛の距離が近い人は、切開法を行ってしまうとさらに目と眉毛の距離が近くなり、不自然になることがあります。この場合、ブローリフト術や眉毛上切開法と呼ばれる手術を併用して眉毛の位置を高くすることで、自然に仕上げられる可能性があります。ただし、傷跡が目立ちやすい手術なので リスクもしっかり理解し、医師のアドバイスを参考にしながら検討することをおすすめします。
施術前のシミュレーションは慎重に
施術前のシミュレーションも、自然で美しい二重をつくるために大切です。クリニックによっては、医師免許のないカウンセラーがカウンセリングを行って施術だけ医師が行う場合もあるので医師がカウンセリングを行ってくれるかどうかもクリニック選びの重要なポイントです。美容整形も手術ですので、信頼できる医師とクリニックを探していきましょう。
まとめ
女性の憧れ、ぱっちり二重の大きな目をかなえてくれる二重整形ですが、不自然にならずにイメージ通りの仕上がりにするためには、クリニック選びとシミュレーションが大切です。
十分な準備を行い、信頼できる医師の下で施術を行いましょう。