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目頭切開の失敗例に学ぶ!よくある失敗・リスクと対処法

目頭切開とは、目頭の皮膚をメスで切って、目の幅を顔の内側に広げる美容医療です。両目の間隔が広い方や、目を大きく見せたい方、左右の眼の大きさが違う方などに適しています。しかし、それほど頻度は高くありませんが、目頭切開には失敗のリスクがないわけではありません。 この記事では、目頭切開で考えられる失敗例と失敗した場合の対処法、目頭切開をしなくても目の幅を広げられる方法を紹介していきます。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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目頭切開の失敗例

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目頭切開の失敗例にはさまざまなタイプがあります。事前にどのような失敗のリスクがあるのかを理解しておきましょう。

目頭を切開しすぎる

切開した幅が大きすぎると、通常は目頭を覆う皮膚に隠されている「涙湖」や「涙丘」(目頭の赤いところ)が露出しやすくなります。この部分が常時見えている状態だと、不自然な印象を与える目元になってしまうことに。目頭切開にはさまざまな術式がありますが、どのような術式でも切開しすぎによる失敗が起こる可能性があります。

寄り目に見える

もともと目と目の間隔が狭い方は、目頭切開によってさらに間隔が狭くなってしまうので、寄り目に見えてしまうことがあります。一般的に多くの人が美しいと感じる目元バランスは、左右の目の幅と両目の距離が「1:1:1」だといわれています。このバランスが崩れてしまうと、施術後の目の距離のバランスが不自然になって寄り目に見えてしまうため、術前のカウンセリングをしっかり受け、術後イメージを理解しておきましょう。

皮膚が壊死してくぼむ

手術によって血管が傷つけられると、血流が悪化して栄養が届きにくくなり、皮膚が壊死してしまうことがあります。場合によってはそこから潰瘍ができて、そのまま皮膚が形成されてしまうことも。こうなると目にくぼみができてしまうので、期待とはまったく違う結果になってしまうこともあります。

縫合がうまくいかず傷が目立つ

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目頭切開には非常に高い縫合技術が求められます。中には顕微鏡を使って丁寧に縫合する医師もいるようですが、未熟で経験が足りない医師が施術すると、縫合がうまくいかずに、傷跡が残って目立ってしまうことがあります。目頭切開を考えている方は傷跡を心配することが多いのですが、そのクリニックの実績や口コミも参考にするといいでしょう。

赤みが残る

術後は傷跡に赤みが出るのが通常ですが、たいていは次第に落ち着いていきます。3ヶ月もすればほとんど目立たなくなるでしょう。ところが、人によっては赤みが強く、長引いてしまうことがあります。個人差によるところが大きいのですが、場合によっては半年以上赤みが続くこともあります。

元に戻ってしまうことがある

非常にまれですが、目頭を切開してもまた元に戻ってしまうことがあります。とくに手術が簡単で術後も腫れにくい三日月法という術式は、切除した部分を縫い合わせるというシンプルな方法です。皮膚は再生しようとするものなので、傷を修復するのと同じように、目頭切開をしても元に戻ってしまうのです。蒙古ひだが多い方はとくにこの傾向があるようです。

目頭切開に失敗した場合の対処法

目頭切開に失敗してしまった時は、修正治療ができることがあります。多くは再び切開をして再形成を施しますが、傷跡が目立ってしまった場合はレーザー治療やステロイド注射をすることで、修復を試みることもあります。さらに、術部の壊死によるくぼみは、マイクロCRFといって脂肪を注入する方法で改善が可能な場合もあります。クリニック選びをする時には、修正が可能かどうかも調べておくのがおすすめです。

目頭切開以外の目の幅を変える施術方法

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目頭を切開せずに目を大きく見せたい方には、目尻を切開する方法もあります。もともと両目の間の間隔が狭い方は、こちらを検討してみてもいいでしょう。ただ、仕上がりが不自然になってしまうという失敗例もあるので、慎重にカウンセリングをしていく必要があるでしょう。 もうひとつは、外眼角靱帯固定術という方法です。外眼角靱帯は目尻側にある靭帯ですが、手術によって目尻の位置を変えることが可能です。たれ目で悩んでいる方にも適応されることがあり、自然に目の横幅を出すことができます。

まとめ

目を大きく見せることができる目頭切開は近年人気が高まっている整形ですが、失敗例もないわけではありません。もともと両目の間隔が狭い方には不向きですし、体質によっては皮膚が壊死してしまうこともあります。これらの失敗例には修正治療も可能ですが、どのクリニックでもできるというものではありません。カウンセリングを受けて、どの方法が自分に合っているのかを見極めることが大切でしょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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