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レーシック手術が失敗する確率は?デメリットやリスクを徹底解説!

レーシックとは、エキシマレーザーを照射して角膜を削ることで屈折力を調整し、視力を回復させる矯正方法です。両眼でも10分程度で完了し、確実な効果が期待でき、眼鏡やコンタクトのような眼精疲労が起こりにくくなるといったメリットがあります。 しかし、手術である以上、失敗することやリスクがまったくないとは言えません。ここではレーシック手術での失敗の確率や、どのようなリスクがあるのかなどを解説します。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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レーシック手術が失敗する確率は?

数値として明確にはなっていませんが、レーシックで失敗する確率は低く、屈折矯正手術の中では最も安全に効果が得られるとされています。事前にしっかりと適応検査を行い、メリットとデメリットをきちんと説明してくれる医療機関で、十分理解した上で治療を受けるようにしましょう。

レーシック手術前に知っておくべきデメリット・リスク

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レーシックのデメリットとして、術後に再手術が必要になることがある、夜間に街灯やライトの光が滲んで見えるなどの症状が起こるリスクが挙げられます。しかし、そのほとんどは可能性が低く、もし現れたとしても適切な処置や治療を受ければ改善が可能です。詳しく見ていきましょう。

ハローグレア現象が現れることがある

夜間にライトなどの光源の周囲に光の輪が見えたり、強い光をまぶしく感じてしまったりすることをハローグレア現象と言います。レーシックの副作用としては比較的多く、約40%の人に表れるとされていますが、術後3カ月から半年ほどで順応して気にならなくなることがほとんどです。また、症状の緩和にはハードコンタクトレンズや点眼薬などが有効とされています。

角膜不正乱視になることがある

角膜不正乱視とは角膜の表面の不規則なゆがみや凸凹によって起こる乱視です。報告数は0.1%未満とごくわずかですが、レーシックで角膜を削りすぎてしまうと、変形から角膜拡張症となり、不正乱視が引き起こされることがあります。この場合は、ハードコンタクトレンズでの矯正が必要になります。

角膜が濁ったり変形したりすることがある

術後感染症や角膜の削りすぎなどによって、角膜が濁ったり変形してしまったりすることがあります。こうした症状は視力の低下や不正乱視につながる恐れがあるため、適切な治療が必要になります。特にもともと角膜が薄くなって前方に突出してくる円錐角膜にかかっている人の場合、未発症であってもレーシックによって進行し、角膜変形症になってしまう危険性があります。 現在では円錐角膜の疑いの有無を診断できるため、発症頻度は極めて低くなっていますが、それだけに事前の検査が大切と言えるでしょう。

フラップのトラブル

レーシック手術の際は、角膜表面にふた(フラップ)を開けるため、レーザー照射後はフラップを元どおりに閉じて自然治癒を待ちます。それには2週間ほどかかるのですが、その間は刺激を加えないように注意しなくてはなりません。うっかり目をこすったりしてしまうと、フラップがずれたり、炎症を起こしたり、フラップ下に角膜上皮細胞が入り込んで増殖し、視力の矯正に影響を及ぼしたりすることがあります。その場合は、フラップを再度開き、洗浄してから正しい位置に戻す必要があります。 また、ごく稀ではありますが、手術中にフラップにシワが入ったようになったり、取れてしまったりした時は施術を中断し、角膜の回復を待ってから改めて手術を行うことになります。

感染症のリスクがある

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フラップから入り込んだ微生物が角膜内で繁殖することで感染症が引き起こされ、目の痛みや角膜の濁りといった症状が起こることがあります。術後は通常の薬剤が効きにくいことがあり、重症化すると角膜移植が必要になる可能性も考えられるので、感染症の症状が表れた場合には、迅速な診断と適切な治療を行わなくてはなりません。 しかし眼科専門医が適切かつ清潔に手術を行えばその確率は極めて低く、近年の調査では0.1%未満という結果が出ています。

ドライアイになることがある

術後、多くの人に見られるのがドライアイです。フラップを作ることで角膜の知覚が低下するため、ドライアイが起こりやすくなります。ただし、神経の回復に伴い、3カ月から半年ほどで徐々に改善されるので、ほとんどの場合点眼薬の使用でカバーできます。また、普段からコンタクトを使っている方などはそもそもドライアイ傾向があるため、レーシックを行たからといってそこまで変化しないこともあります。

視力が戻ることがある

レーシックはその時の屈折異常を治療する方法で、将来的に起きる近視や乱視を予防するものではありません。白内障による近視や乱視、老眼といった加齢に伴う視力の低下は当然現れてきます。また、長時間のパソコン・スマホの使用や、暗い所で本を読むなど、近視や乱視になりやすい生活習慣を継続していると、視力が戻ってしまうことも考えられます。ただし、角膜の厚さが十分であれば、再手術が可能な場合もあります。

まとめ

レーシックは確かな知識と技術を持った眼科専門医が行えば、失敗の確率も少なく、確実な効果が期待できる視力回復方法です。わからないことや疑問点は医師に説明を求め、デメリットやリスクをしっかり理解してから受けることをおすすめします。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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