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レーシックの最新型機器とレーシックに代わる最新治療法を徹底解説!

レーシック手術は視力回復ができるメリットがある一方で、リスクもゼロではありません。しかし、レーシックの機器は日々進化を遂げており、最新型ならよりリスクを最小限に抑えられる可能性が高まると言われています。 そこでここでは、最新レーシック機器のご紹介に加え、レーシックに代わる最新治療法について徹底解説します。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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レーシックの基礎知識

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レーシックとは、角膜を特殊なレーザーで削りとることで光の屈折率を変え、視力を矯正する手術のことです。手術は以下のように進みます。
目の表面にフラップ※と呼ばれる膜をつくる
※術後の回復を早め、痛みを和らげるためにつくる蓋のようなもの
フラップをめくり、角膜をレーザーで削りとる
フラップを元に戻す
近視は角膜の表面が平らに、遠視は角膜の表面が凹凸になることで屈折力が矯正される
以上のように、レーシック治療機器は「フラップを作成する機器」と「角膜を削り取る機器」の2種類に分かれます。

最新のレーシック治療機器【イントラレースレーザー】

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イントラレースレーザーは、フラップを作成するための最新機器です。従来使用されていた「マイクロケラトーム」では、操作中のトラブルによってフラップが正しく作成されないことがありましたが、イントラレースレーザーはコンピュータで大きさや厚みを制御するため、フラップを正確・安全に作成することができます。以下で、最新のイントラレースレーザー機器を見ていきましょう。

フェムトセカンドレーザー

フェムトセカンドレーザーは、1999年にFDA(米国食品医薬品局)に認可された機器です。2001年に初期モデルが発売され、現在は複数のメーカーから最新機種が発売されています。最新機種では、従来約90秒かかっていた照射時間を約20秒に短縮することを実現。目への負担が大きく減ったため、術後の回復スピードも上がりました。

イントラレースiFS

イントラレースiFSは、フェムトセカンドレーザーを改良した最新機器です。2008年に米国AMO社より発売され、日本では2011年2月に厚生労働省より承認を受けました。フラップをわずか10秒で作成できるので、目に負担がかかりにくいことが特徴です。さらに、フラップの断面を従来よりも鋭く作成できるため、角膜にフィットしやすく、フラップのずれやシワが起こりにくくなっています。

最新のレーシック治療機器【エキシマレーザー】

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エキシマレーザーは、角膜を削りとって視力を矯正するためのレーシック治療機器です。最新機種としては、以下の2つが挙げられます。

ALLEGRETTO WAVE Eye-Q Blue Line

ALLEGRETTO WAVE Eye-Q Blue Lineは、世界最多の症例数をもつドイツWavelight社製のエキシマレーザー機器です。照射時間がとても短く、軽度の近視ならわずか数秒で施術が終わるため、目への負担が最小限で済みます。レーザーを瞳孔の中心に正しく照射するための追尾システム(アイトラッキングシステム)が搭載されているため、精度の高いレーシック手術が可能です。

VISX STAR S4 IR

VISX STAR S4 IRは、米国AMO社製のエキシマレーザー機器です。1秒あたり400回のレーザーを照射できるため、軽度の近視なら数秒で照射が終わります。さらに、縦・横・垂直方向から瞳孔の動きを読みとる「3Dアクティブトラッキング機能」が搭載されているので、眼球の動きを立体的に追尾し、的確にレーザーを照射できる精度の高いレーシック手術が可能。レーザーが照射範囲から外れた場合は自動で停止するため、安全性が高いこともメリットです。

レーシック手術に代わる最新の施術方法

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最新のレーシック手術に用いられる機器について解説しましたが、レーシック手術には「まれに視力低下が起こる」「夜に光が眩しくみえる」「ドライアイが続く」といったリスクもあります。そこで、レーシック手術に代わる、上記のリスクがきわめて少ない最新の施術方法を2つご紹介します。

リレックススマイル

リレックススマイルは、FDA(米国初億品医薬品局)の承認を受けた最新の視力矯正手術です。フラップを作らず、「角膜内にうすい膜をつくってから抜きとる」ことで角膜の屈折を変えるため、フラップずれやドライアイ、ハローグレア(光がにじんで広がったように見える現象)が起きにくいと言われています。さらに、レーシックでは約20mm必要な切開が、リレックススマイルではわずか3mmで済むため、術後の痛みが少なく回復も早いことが特徴です。

ICL

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、2010年に厚生労働省に認可された視力矯正手術です。レーシックは一度受けると角膜を元に戻せないことに対し、ICLは角膜内にやわらかいレンズを挿入するため、万が一レンズが合わないなどの症状が起きた際には取り外すことが可能です。さらに、ICLはコラーゲンを含んだ素材でできているため、異物として認識されにくく、炎症やくもりが起きにくいというメリットもあります。

まとめ

最新のレーシック手術は正確さ・安全性が向上していることに加え、リスクがきわめて少ない最新治療もあることがわかりました。ただし、最新治療はレーシック手術よりも20万円~50万円ほど高くなります。メリットとデメリットを理解し、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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