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プラセンタ注射の危険性とは?デメリットと回避方法をご紹介!

胎盤から抽出したエキスを注入するプラセンタ注射は、アンチエイジング効果が期待できることで注目されています。しかし、定期的に注射をするという気軽さの一方で危険性やデメリットもあります。 ここでは、プラセンタ注射の危険性やデメリット、危険性が気になる場合の対処法を、プラセンタの効果と合わせてわかりやすくご説明します。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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プラセンタ注射とは

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プラセンタは、赤ちゃんと母体を結んでいる胎盤から抽出したエキスのこと。赤ちゃんの成長に必要な豊富な栄養素や、体の細胞を活性化させる成分がたっぷりと含まれており、元々は、更年期障害や肝臓疾患の治療に使われていたのですが、研究の過程でアンチエイジング効果があることがわかり、現在は美容目的で使われることが増えています。 プラセンタは主に、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルなどの成分で構成されています。注入することで、体細胞が活性化されて新陳代謝が活発になり、肌のハリやシワ、ニキビ、たるみなどの改善が期待できるでしょう。その他、冷え性、疲労回復、二日酔い、更年期障害、生理痛などにも効果が期待できるとのこと。 また、プラセンタ注射は、週に1〜2回の定期的な注入が必要で、最初の2〜3回の施術で、ある程度の効果を実感する人が多いようです。

プラセンタ注射の危険性・デメリット

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プラセンタ注射を安心して受けるために、危険性やデメリットについて確認しておきましょう。

感染症のリスクがあるため献血ができない

プラセンタを注射した人は、「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」といった感染症の輸血感染リスクを回避するため、献血をすることができません。ただ、実際には国内外ともに感染例の報告はなく、感染リスクを理論的に完全否定できないために取られている措置であるため、心配しすぎる必要はありません。 また、医療用として使用されているのは全て厚生労働省の認可を受けた安全なヒト由来のプラセンタです。薬剤を製造するにあたって、ウイルスや細菌に汚染されているヒトプラセンタが混入しないように汚染防止対策が取られているため、梅毒や結核、淋病、エイズ、B型肝炎、C型肝炎などの陰性が確認され、安全性が認められています。

過敏症が引き起こされることがある

プラセンタ注射を打つことで、発疹や発熱、ムズムズしたかゆみを感じる掻痒感、といった過敏症の症状が現れる場合があります。過敏症の症状が現れた場合は、施術を受けたクリニックで早めの診断を受けてください。

注射部位の痛み・内出血

プラセンタ注射は筋肉注射で行うため、注射部位に痛みや内出血が出る場合があります。さらに、血管が多い筋層に注射する筋肉注射は、吸収速度が速く即効性が期待できます。 しかし、針を深く入れなければならないため、他の注射と比較すると痛みが強いのです。 ただ、痛みや内出血は時間が経過すれば解消されるので、心配する必要はありません。クリニックによっては、内出血の予防や改善するクリームを処方してくれることもあります。

プラセンタ注射の危険性が気になる場合の対処法

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アンチエイジングのためにプラセンタを注射したいと思っても、注射の危険性やデメリットが気になるために躊躇してしまう人もいるかもしれません。そのような場合は、サプリメントを処方してもらいましょう。 サプリメントは注射のように定期的な通院が必要ないため、忙しい人も継続しやすい方法です。ただし、医療機関で処方されているものであるため一定の効果は期待できますが、注射と比較すると効果は低くなります。効果の差が出る理由ですが、注射は血管に直接プラセンタを入れられるので成分がそのまま吸収されやすいですが、サプリメントで内服すると肝臓などで代謝されることで有効成分が少なくなるためです。 一方でサプリメントは理論的に注射よりも危険性が少ないと考えられているため、献血ができないといった措置の対象にはなりません。

まとめ

プラセンタは、豊富な栄養素や細胞を活性化させる成分が含まれ、幅広いアンチエイジング効果が期待できる成分です。ただ、プラセンタ注射を打つと献血ができないことや、過敏症や痛み、内出血が起きる可能性があることを頭に入れておきましょう。 危険性やデメリットが気になる場合はサプリメントを処方してもらうのも対処法の一つです。医師と相談して、自分に合った安心して受けられる方法を選択しましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
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