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輪郭整形の失敗例とは?代表的な輪郭整形11種類のリスクを解説!

輪郭整形には、骨削りやヒアルロン酸注入、糸リフトアップなどの様々な方法があります。たるみやシワの改善が望めるほか、顔全体のバランスが整うことがメリットですが、失敗例もゼロではありません。そこでここでは、輪郭整形にはどのような失敗例やリスクがあるのかを詳しく解説します。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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骨削りや骨切の失敗例・リスク

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エラや頬骨・あごの骨を切ることで輪郭を整える骨削りは、術後は口を小さくしか開けられない上に固形物が食べられず、会話もうまくできないことがあります。腫れも数か月にわたって続くため、通常の生活に戻るまでには時間がかかります。また、骨を薄くしすぎると、しびれや骨折、強度低下を引き起こすこともあります。経験豊富な医師を選び、術後のスケジュールに余裕をもつことが大切です。

ヒアルロン酸注入の失敗例・リスク

頬や目元をふっくらさせるヒアルロン酸注入では、表情筋の位置や動きを考えずに手術すると、笑ったときに注入した部分がボコッと目立つことがあります。また、皮膚の浅すぎる位置に注入してしまうと、肌の色や質感が違って見えることも。受ける人の表情の動きや、肌の厚みまで考えてくれる医師を選ぶことが必要です。

レディエッセ注入の失敗例・リスク

レディエッセ注入は、骨や歯を作る「カルシウムハイドロキシアパタイト」を主成分にした薬剤を注入して、鼻やあごの輪郭を整えたり、ほうれい線を解消したりする施術方法です。目元や唇・首などのやわらかく動きのある部分に注入すると、まれに顔の血管が詰まり、皮膚壊死や失明などが起きることがあります。これらは経験の浅い医師が施術することで起こり得ます。

ボトックス注射の失敗例・リスク

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表情じわを目立たなくさせるボトックス注射は、注入量のバランスを間違えると、眉尻が不自然にあがる「スポックブロー」が起きたり、注入する箇所の誤りが原因で「表情の喪失」が起きることがあります。いずれも一度手術をしてしまうと、ボトックスの効果が切れるまで半年ほど待つしかありません。そのため、医師の技術力が重要になってきます。

脂肪注入の失敗例・リスク

自身から吸引した脂肪をシワやくぼみに注入する手術は、過度な注入によってしこりができてしまったり、顔が大きく太ったように見えることがあります。また、脂肪は太ももの内側などから吸引するため、吸引した部分には傷跡が数ミリ残ります。吸引部分には筋肉痛のような痛みが出ることもありますが、数日で治まることがほとんどです。

糸リフトアップの失敗例・リスク

糸リフトアップとは、糸を使って顔のたるみを引き上げる施術方法です。使う糸には溶ける糸と溶けない糸があり、溶けない糸を選んだ場合、皮膚内の糸が原因で感染症を起こすリスクがあります。感染症を起こすと、糸を取り除いたり皮膚を引きはがしたりする必要があり、傷が残る可能性も。 また、皮膚の浅い部分に糸を入れてしまうことで、糸が透けて見えたり、皮膚が凹凸になることがあります。後者は医師の技術力不足が原因となることが多いため、症例数の多いクリニックを選ぶことが大切です。

切開リフトアップの失敗例・リスク

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こめかみにメスを入れてたるみを引き上げる切開リフトアップは、皮膚の浅い部分で引っ張ることによって、耳に負荷がかかり、耳たぶが垂れて見えることがあります。また、切開で顔面の神経を傷つけてしまうと、表情がつくれなくなることも。前者は医師の腕によるものですが、表情は、術後数週間から数か月で元に戻ることがほとんどです。

プロテーゼの失敗例・リスク

あごや額にシリコン素材を入れるプロテーゼ手術では、まれに感染症や炎症がみられます。また、長年入れることで皮膚がつっぱったり、プロテーゼがずれてしまうことも。場合によってはプロテーゼを取り外す必要があるため、違和感を覚えたら早めに医師に相談する必要があります。

脂肪吸引・脂肪除去の失敗例・リスク

脂肪吸引や「バッカルファット」「メーラーファット」と呼ばれる脂肪のかたまりを除去する手術は、脂肪の取り過ぎが原因で頬がこけて見えることがあります。また、誤って顔面の神経を傷つけてしまうと、表情がつくれなくなったり、皮膚に凹凸が残ったりすることもあります。脂肪をとる部分と残す部分のバランスを見極めることができ、かつ解剖学に深い知識をもった医師を選ぶことが大切です。

脂肪溶解注射の失敗例・リスク

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顔やせやリフトアップに用いられる脂肪溶解注射は、施術箇所を誤ることで左右差が出てしまったり、逆にたるみが目立ってしまったりすることがあります。一旦破壊した脂肪は元には戻らないため、脂肪を取ったほうが良い場所と、脂肪を取ると老けてみえる場所の違いを十分に理解している医師を選ぶことが大切です。

リフトアップレーザーの失敗例・リスク

代表的なリフトアップレーザー「ハイフ」は、ハンドピース(超音波が出る部分)が適切に皮膚に密着していないことが原因で、やけどを生じることがあります。特にあご周辺などのカーブが強い部分は照射面が密着しにくいため、工夫して照射する必要があります。また、顔の神経を誤って傷めてしまうと、顔面神経麻痺を起こすことも。麻痺は時間がたてば治ることがほとんどですが、まれに1年ほど続くことがあります。

まとめ

輪郭整形手術には、時間の経過とともに治まる副作用もあれば、医師の経験・技術力不足による失敗例もないとは言えないことがわかりました。クリニックを選ぶ際には、料金だけではなく、医師の経歴や症例数を確認することも大切です。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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