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痩身注射とは?脂肪溶解注射のメカニズムや効果を徹底解説!

痩身注射は脂肪溶解注射を指すことが一般的で、注射をするだけで簡単にサイズダウンが期待できる治療法です。脂肪溶解注射では、脂肪を分解する成分を皮下脂肪に注入し、脂肪細胞を溶かすことで痩身を目指します。分解・溶解させられた脂肪細胞は、血液内を通り汗や尿となって排出されるため体内に蓄積されることはありません。 今回は、痩身注射の種類ごとの効果やそのメカニズム、メリットやデメリットなどについて紹介していきます。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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痩身注射(脂肪溶解注射)の種類

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痩身注射(脂肪溶解注射)と一口に言っても、その種類はさまざまです。種類によって成分も異なり、効果や副作用も変わってくるため、自分の体や目的に合った痩身注射を選びましょう。

BNLS

BNLSは身体にも顔にも使うことができる脂肪溶解注射ですが、特に瞼や鼻の脂肪、フェイスラインが気になる方におすすめです。植物由来成分を主成分としていることから痛みや腫れが少なく、最短3日間で効果を実感できると言われています。 最近では、BNLSをさらに進化させた、BNLS neoが多くのクリニックで使用されています。これは、従来のBNLSに、米国FDAによって脂肪溶解効果が認められた「デオキシコール酸」を配合することで、より高い脂肪溶解効果が期待できるようになったものです。BNLSの料金は、注入量にもよりますが、1本5,000〜15,000円程度です。

PPC

PPC(フォスファチジルコリン)は、主に大豆から抽出される成分で、代謝を促進し、脂肪細胞を分解する作用が期待できます。ただし、大豆アレルギーのある方は施術ができないことと、腫れや熱感が出やすいことがデメリットとして挙げられます。料金は注入量にもよりますが、1本5,000〜10,000円程度です。

リジェンスリム

リジェンスリムは、主成分のフォスファチジルコリンが脂肪を分解し、L-カルニチンとインスリン類似成長因子が代謝を促進する注射です。リジェンスリムのフォスファチジルコリンは、大豆由来ではないため、大豆アレルギーの方でも使用できます。また、細胞障害を起こす可能性のあるデオキシコール酸を含んでいないため、術後の腫れが少ないです。料金は注入量にもよりますが、1本10,000〜20,000円程度です。

MITI

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MITIには、脂肪を溶解するフォスファチジルコリンとデオキシコール酸、脂肪燃焼効果が高いL-カルチニン、筋肉を引き締め代謝を促進するIGFといった成分が含まれており、高い痩身効果が期待できます。また、抗炎症成分Phyto-NEPが痛みや腫れを抑えるため、ダウンタイムも軽減されます。料金は注入量にもよりますが、1本10,000〜30,000円程度です。

FatX

話題の最新痩身注射であるFatX。主成分のデオキシコール酸に抗炎症作用などもプラスされ、脂肪細胞膜を壊して脂肪細胞の数を減少させる脂肪溶解注射です。 1回の注射による治療効果が、従来の脂肪溶解注射に比べて大きいと言われており、破壊された脂肪細胞は尿から排出され、4~6週間程度で減少していきます。さらに、脂肪細胞が排出されたあとは、コラーゲンが合成されやすくなり、皮膚のたるみ予防やハリを得る効果も期待できます。

ダイエット注射

こちらは脂肪溶解注射とは異なり、どちらかといえば美容点滴に近いもので、体質を改善することで痩身を目指したい方におすすめです。 クリニックによって成分内容は異なりますが、一般的には脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンと、新陳代謝を高めるα-リポ酸を含んでいます。その他にも、インスリンの分泌を促すことで食欲を抑える効果が期待できる成分、GLP-1を使用した注射など、さまざまな種類があります。料金は1本2,500〜3,000円程度です。

痩身注射(脂肪溶解注射)のメリット・デメリット

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痩身注射には多くのメリットがありますが、副作用やアレルギー反応などといったデメリットもあります。自分の体質や目的に合っているかを確認してから治療を検討しましょう。

体への負担が少ない

痩身注射では、脂肪吸引と違って体にメスを入れないため、出血や傷跡の心配がありません。また、施術時間は点滴よりも短い10分程度であり、ダウンタイムも少ないことから日常生活に支障が少なく、気軽に手術が受けられます。

部分やせができる

ダイエットをすると、胸などの残したい脂肪まで落ちてしまうことがあります。痩身注射(脂肪溶解注射)では、体から顔に至るまでピンポイントでの注射が可能なので、気になる部分の脂肪だけを除去することができます。

リバウンドしにくい

通常のダイエットでは、脂肪細胞を小さくすることはできますが、完全に除去することはできません。一方痩身注射(脂肪溶解注射)は脂肪細胞自体を減らし、リンパの流れや血行の改善も期待できるため、リバウンドしにくい体を保つことができます。

運動などによる脂肪燃焼効果を促進する

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痩身注射は、それ自体が代謝を促進したり脂肪を分解したりしてダイエットに役立つだけでなく、運動などによる脂肪燃焼効果を促進することも期待できます。つまり、通常のダイエットを行っている方は、よりダイエット効果を期待することができるのです。

副作用のおそれがある

注射部分に内出血が起きたり、赤く腫れるなどの副作用が出る可能性がありますが、多くの場合は1週間ほどで落ち着きます。 ただし、体質や疾患によっては施術ができない方もいます。 ・大豆アレルギーのある方 ・妊娠・授乳中の方 ・甲状腺疾患、高血圧、糖尿病、腎疾患、心疾患を持っている方 上記に当てはまる方は施術ができない可能性があるため、施術前に検査を受けたり、医師に相談したりしましょう。

まとめ

今回は、痩身注射の種類やメカニズム、メリット・デメリットをご紹介しました。注射の種類によって、効果や副作用の現れ方はさまざまです。医師に相談しながら、自分の体や目的に合った注射を使用しているクリニックを選びましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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