皮膚の黒ずみが気になる方に!美容クリニックでの治療法8選
皮膚に黒ずみがあるせいで自信が持てない、という方は少なくないかもしれません。毎日自分の体を見てため息をつくよりは、クリニックで治療を受けてみませんか?どのような治療法があるのか、8つの代表的な治療法について解説します。
皮膚が黒ずんでしまう原因は大きく分けて2つあります。ひとつは「メラニン」。紫外線によるシミの原因としても知られますが、この他にもホルモンバランスの乱れや皮膚炎などによる皮膚へのダメージ、下着による締め付けなどがメラニンを発生させることがあります。通常はターンオーバーによって排出されますが、何らかの原因でメラニンが排出されないと、色素が沈着して黒ずみとなります。
もうひとつは「毛穴」です。不完全な脱毛を繰り返したり、毛穴に角栓が詰まったまま酸化したりすると、毛穴そのものが黒く見えてしまいます。また、毛穴が開いていたり、たるんで涙型になっていたりすると、影ができて黒く見えることもあります。
ここからは、クリニックで行われている治療法を紹介していきます。予算や症状に合った治療法を探してみましょう。
レーザーを照射し、熱で少しずつメラニンを破壊していく施術法です。1回だけでは十分な効果を得にくく、5~10回程度の通院が必要となります。ダウンタイムはほとんどありません。
料金目安:5,000~1万円程度/回
高密度焦点式超音波(一か所に集め高密度・高エネルギーにした超音波)を利用し、熱で筋膜を引き上げる治療法です。たるみ治療に用いられる方法で、毛穴の開きやたるみによる黒ずみ改善が目指せます。ただし、効果は2~6ヶ月ほどと限定的なため、永久には続きません。
料金目安:3~20万円程度/回
皮膚の奥深くに高周波の熱エネルギーを照射してコラーゲンの生成を促す施術法です。リフトアップ効果が期待できるので、たるんだ毛穴を引き締めることで黒ずみ改善を目指すことができます。ただし、効果は永続的ではなく、長くても半年程度です。
料金目安:8~35万円
サリチル酸マクロゴールなどの薬剤を塗布し、皮膚表面の古い角質や毛穴の角栓などを溶解して色素沈着や毛穴の黒ずみ改善を目指す治療法です。新しい皮膚の再生を促すことから、たるみ毛穴にも効果が期待できます。ただし、1回だけでは大きな改善は期待できないので、複数回通う必要があります。
料金目安:5,000~1万円程度/回
肌改善のための薬剤を真皮層に浸透させる施術法です。色素沈着が気になる方にはビタミンC誘導体、毛穴が気になる方にはトラネキサム酸などが使われます。シートパックの上から微弱な電流を流すので、ややピリピリすることがあります。ほかの治療法と組み合わせて治療することも多いです。
料金目安:3,000~1万円程度/回
毛穴の角栓を取り除くことで毛穴をきれいにし、黒ずみの解消を目指す治療法です。蒸気をあてながら吸引したり、水流で汚れを洗い流したりする方法があります。角栓を取り除いたあとの毛穴を引き締めるために、施術後はイオン導入を取り入れることもあります。
料金目安:7,000~1万円程度/回
機械などを使わず、ハイドロキノンやトレチノインといった塗り薬を処方してもらうことで、自宅でできる方法です。ハイドロキノンはメラノサイト自体を破壊するので、色素沈着そのものに働きかけることができる美白剤です。トレチノインは古い角質をはがしてコラーゲンを産生するため、たるみによる毛穴に効果が期待できます。ただし、いずれも比較的安価ですが、即効性は期待できません。
料金目安:ハイドロキノン1,000~2,000円程度、トレチノイン2,000~3,000円程度
医療脱毛は毛根から毛を作れないようにするため、剃り残しによる黒いポツポツ毛穴を解消できます。また、カミソリなどによるセルフ脱毛が不要になるので、肌への余計な刺激を避けることができ、色素沈着予防にもなります。
脱毛にはレーザーを使うのが一般的で、5回ほどで完全に脱毛できることが多いです。
料金目安:3,000~6,000円程度(脇)/回
皮膚の黒ずみを解消する方法はたくさんあります。まずは黒ずみが色素沈着なのか毛穴によるものなのかを知って、症状に合った治療法を選びましょう。痛みを心配する方もいますが、医師が行う治療なので麻酔でやわらげることも可能です。気になったらカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。