ボトックスの効果はいつから現れる？持続期間は？効果を長持ちさせるコツも！

ボトックスは、ボツリヌス菌が持つ「ボツリヌストキシン」という毒素を生成したもので、筋肉を弛緩させる効果が期待できます。そのボトックスをシワやエラの張りなどが気になる箇所に少量注射すると、筋肉が緩み、シワやエラの張りなどを目立たなくすることが可能です。術後に赤みや内出血が見られることもありますが、メスを入れないのでダウンタイムはほとんどありません。今回は、ボトックスの効果が現れるまでの期間や持続期間について解説します。

この記事の監修者：久保田なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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ボトックスの効果はいつから現れる？
顔のシワ
フェイスライン
多汗症やわきが
ボトックスの効果の持続期間
ボトックスの効果を長持ちさせるコツ
まとめ

ボトックスの効果はいつから現れる？

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ボトックスの効果がいつから現れるのかは、施術箇所によって異なります。ここでは、「顔のシワ」「フェイスライン」「多汗症やわきが」のにおける、効果が現れるまでの期間について見ていきましょう。

顔のシワ

目じりのシワやほうれい線といった顔のシワの原因となる筋肉は、それほど大きな筋肉ではありません。そのため効果が出るまでの期間が早く、一般的には注射の2～3日後から効果が現れ始め、2週間前後でピークに達します。

フェイスライン

エラの張りに関係する咬筋（こうきん）は、シワの原因となる筋肉よりも発達しています。ボトックスを注射して2～3日後から効果が出始める点では変わりませんが、そこから筋肉が小さくなるまでに時間がかかるため、効果を実感できるまでには3週間～1ヵ月ほどかかるでしょう。

多汗症やわきが

ボトックスは汗腺から汗が分泌されるのを遮断する作用も持っているため、多汗症やわきがにも効果が期待できます。しかし、ボトックスによって発汗に関与する神経伝達がしっかりと抑制されるまでに時間がかかるので、効果を実感するまでに2週間程度はかかるでしょう。

ボトックスの効果の持続期間

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ボトックスの効果の持続期間は、注入量や施術箇所によって変わってきます。たとえば、眉間にボトックスを注射した場合の効果の持続期間は平均で2カ月前後、目尻のシワの場合は3カ月前後です。ボトックスの注射量が多いと持続期間も長くなる傾向にありますが、注射量についてはクリニックで相談しましょう。

ボトックスの効果を長持ちさせるコツ

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ボトックスの効果をできるだけ継続させたい場合は、前回のボトックスの効果が消える前に次の施術を受けましょう。前回の施術から筋肉が回復する前に、次の施術で再度筋肉を緩ませれば、徐々に筋肉が衰えて元に戻りにくくなっていくからです。そのため、ボトックス注射を繰り返し受けるほど、施術の頻度も下がっていきます。ただし、ボトックス注射は基本的に前回の施術から次の施術まで3カ月以上の間隔を開ける必要があります。何度も施術を受けていると抗体ができ、効果を感じにくくなることがある点にも注意が必要です。また、ボトックスは一度に大量に注射すれば、高い効果が得られるというものではありません。大量に注射すると笑ったときの表情が不自然になったり、食べ物を噛めなくなったり、まぶたが重く感じたりといった副作用が出ることもあるので、クリニックの方針に従いましょう。

まとめ

せっかくボトックスを受けるのであれば、すぐに効いてほしいところではありますが、効果が出やすい顔のシワでも、注射から効果を実感するまでに2～3日はかかります。エラの張りの場合は、筋肉が小さくなって効果を実感するまでに2週間～1ヵ月程度、多汗症やわきがの場合も2週間程度かかるでしょう。また、メスを入れず注射だけで済むためダウンタイムが短く、誰でも施術を受けやすいという点が大きなメリットです。術後の固定も必要ないため、施術を受けたことがバレることも少ないでしょう。眉間や目尻など1箇所だけの施術であれば、1回8,000円～2万5,000円程度と費用の負担も軽めなので、シワやエラの張りなどが気になっているときには1度試してみてはいかがでしょうか。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。