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ハンプ切除のダウンタイムは長い?手術の費用やデメリットも紹介

ハンプとは英語でコブのことであり、鼻筋の真ん中辺りにある膨らみのことを指します。鷲鼻や魔女鼻と呼ばれることもあり、気にしている人もいるのではないでしょうか。鼻の出っ張りを直して鼻筋をすっきりさせる施術には「ハンプ切除」があります。 今回は、ハンプ切除について詳しく説明していきます。

遠藤 剛史医師

この記事の監修者:遠藤 剛史

オアシス美容外科

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平成18年 東邦大学医学部卒業 平成18年 東邦大学医療センター大橋病院 入職 平成20年 東邦大学医療センター大森病院 形成外科 入局 平成23年 星総合病院 形成外科 平成24年 東邦大学医療センター大橋病院 形成外科 平成25年 東京臨海病院 形成外科 平成28年 水の森美容外科 入職 2021年9月  東京・五反田でオアシス美容外科開院予定

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ハンプとは?鼻骨と軟骨の接合部

鼻は、頭蓋骨の一部である鼻骨部分と、複数の軟骨で形成されています。具体的に挙げると、頭蓋骨から伸びる鼻骨、左右の外側鼻軟骨、その下に鼻を支えながら鼻孔を2つに隔てている鼻中隔軟骨、鼻尖部から小鼻へと続く大鼻翼軟骨があります。 ハンプと呼ばれる部分は、鼻骨と外側鼻軟骨部分の接合部分です。ここが隆起しすぎると、鼻筋の出っ張りが目立ちます。

ハンプ切除とは?

ハンプ切除とは、鼻骨と外側鼻軟骨の接合部分を切除する施術です。日本人はハンプが出ている人が欧米人に比べて少ないため、あまり馴染みのない施術かもしれません。 では、もう少し具体的な施術について見ていきましょう。

鼻筋の途中の出っ張りを切る美容整形

鼻のハンプは、形ごとにスモール、モデレート、ラージと3つに分類されます。出っ張りが小さければ削るだけで済み、大きくなると削るだけでは見栄えが悪くなるため、同時にほかの美容整形も行われることがあります。 ハンプ切除は、基本的に鼻の穴の中を切開して、ハンプが切り取られます。傷口は鼻の穴の中にあるため、外側から見ても目立ちません。

骨切幅寄せを同時に行い鼻筋を整える

ハンプ切除のみを行い、削り取った後の鼻骨のままだと、太く平らな鼻筋になることがあります。 骨切幅寄せという手術を同時に行うと、平らになった鼻骨を左右から寄せることで、細くすっきりとした鼻筋を作り出すことが可能です。

全身麻酔のため施術中は痛くない

ハンプ切除の手術は、全身麻酔で行われます。手術中は意識がなくなるため、鼻の皮膚を切ったり、骨を削ったりする際に痛みを感じることはありません。 術後に麻酔が切れると、腫れや痛みなどを感じるため、クリニックから処方される鎮痛剤で対処します。

ハンプ切除のダウンタイム

ハンプ切除は切開を伴うため、回復期間であるダウンタイムが必要となります。そこで、ダウンタイムと期間中の注意点についてみていきましょう。

腫れは1週間ほどで引く

ハンプ切除では、術後に患部に腫れや赤みが生じる場合があります。抜糸を行う1週間後くらいまでに、徐々に落ち着きます。 また、患部を安定させるために、1週間はギプスやテープで固定する必要があります。大きく切除した場合は、抜糸後さらに1週間ほどギプスを装着して、移動した骨が動かないように固定します。 骨切幅寄せも同時に行っている場合は、目の内側が腫れて目が開きにくくなる場合があります。術後3日を過ぎると徐々に解消されてくるでしょう。 傷跡は鼻の中にあるため目立つことはないものの、痛みや熱感が出ることがあります。気になる症状がある場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

ダウンタイム中の注意点

患部を固定するギプスやテープは、濡らさないように注意する必要があります。ギプスが外れるまでは、洗顔を控えましょう。 また、鼻骨に負担をかけないために、術後1~2か月は鼻をかまず、ティッシュで押さえる程度にしてください。就寝時は、横向きやうつぶせ寝はせず、あお向けの姿勢で休むようにしましょう。 術後3か月ほど過ぎると、腫れや内出血もほぼ落ち着き、患部が安定します。

ハンプ切除のデメリット

鼻筋を整えるハンプ切除には、いくつかのデメリットがあります。最も大きいデメリットとしては、一度施術を受けると元に戻せない点が挙げられます。

ハンプ切除は一度施術を受けると元に戻せない

ハンプ切除は、鼻骨と外側鼻軟骨を切除する施術です。鼻骨は硬い骨のため専用のノミで削り落とし、外側鼻骨軟骨は柔らかいためメスやハサミといった鋭利な器具で切り落とします。一度削ったり切り落としたりしてしまうと、元の形に戻すことはできません。 もし施術後の結果に満足できない場合は、ヒアルロン酸を注入したりプロテーゼを挿入したり、別の施術によって修正を行うしかありません。そのため、事前のカウンセリングで、医師としっかり鼻のデザインについて話し合っておく必要があります。

ハンプ切除の費用

ハンプ切除にかかる費用は、400,000~900,000円が目安となります。もちろんクリニックによって費用は異なりますし、同時にほかの施術も行う場合は、さらに高額になる可能性もあります。

メイクで鼻の太さを隠すテクニック

鼻のコンプレックスは、メイクを工夫することで目立たなくすることができます。鼻筋をすっきり見せる一番手軽な方法は、ノーズシャドウとハイライトを使用したものです。
鼻先から小鼻の膨らみに沿ってノーズシャドウを入れる
眉頭から目頭のくぼみにノーズシャドウを入れる
鼻の付け根の一番低い部分にハイライトを入れる
このように、メイクで陰影をつけるだけでも見た目が変わります。ノーズシャドウは肌色よりワントーン暗いものを、ハイライトはパール系のベージュや白などがおすすめです。

まとめ

ハンプ切除は、気になる鼻の出っ張りをなくし、すっきりした鼻筋を手に入れることができる手術です。 メイクでもすっと通った鼻筋に見せることはできますが、毎日の手間が大変という人は、ハンプ切除を検討してみてはいかがでしょうか。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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