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二重切開で憧れぱっちり目!知っておきたい術後の経過や費用を解説

一重まぶたや奥二重など、目元の悩みを持つ女性は多いのではないでしょうか。埋没法ではなく、思い切って二重切開手術をしようと検討している人もいるでしょう。 今回は、二重切開手術の具体的な施術方法や費用、注意点などについて解説していきます。

山本 豊医師

この記事の監修者:山本 豊

山本クリニック

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東京医科大学卒業後、東京医科大学大学院修了。東京医科大学外科学第一講座、自由が丘クリニック勤務後、ニューヨーク大学形成外科に留学。その後、山本皮フ科形成外科勤務、昭和大学病院形成外科にて研修を行い、独立開業。

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二重切開手術とは?

二重切開手術とは埋没法と違い、文字通りまぶたの皮膚を切開することで、二重を形成する手術です。傷跡は、落ち着けば二重のラインに隠されるためほとんど目立たなくなります。 また、二重切開手術には「全切開」と「部分切開」の2つの術式があり、目やまぶたの状態によって向き不向きがあります。 では、具体的に手術内容を確認していきましょう。

全切開法

全切開法は二重のラインに沿ってまぶたの皮膚を切開し、場合によっては脂肪を含めて余分な組織を取り除いて縫合した上で二重のラインをつくり上げる手法です。 必要に応じて脂肪切除や眼瞼下垂手術を同時に行うことができます。手術は1~2時間程度で完了します。

全切開法が向いている人

まぶたに厚い脂肪が付いている人
たるみがある人
腫れぼったいまぶたの人
幅広の二重を希望する人
くっきりした二重を希望する人

全切開法のメリット・デメリット

全切開法の一番のメリットは、二重まぶたが半永久的に持続することです。切除をしない埋没法では、糸が取れたり糸が深くもぐったりすると元に戻ってしまうため、再度手術を受けなければなりません。全切開法では、皮膚を切除して縫合するため、二重を維持することができます。 デメリットとしては、皮膚を切除するため、一度手術をすると以前の目元に戻すことができません。また、全切開法では、腫れやむくみなどが起きやすく、その分ダウンタイムは長引きます。そのため、施術を受けるタイミングを見極める必要があります。

部分切開法

部分切開法は、まぶたの上にある、あらかじめ決めた箇所を1~2 cm程度の長さに切開し、余分な組織を取り除いて二重のラインをつくり上げます。 小切開法やミニ切開法とも呼ばれており、手術は30分~1時間程度で行われます。

部分切開法が向いている人

まぶたの皮膚が薄めの人
もともと二重で形を整えたい人

部分切開法のメリット・デメリット

部分切開法は、埋没法よりも二重の持ちが良く、全切開法よりも切除箇所が少ないため内出血が起きにくいことから、短めのダウンタイムで済むというメリットがあります。 デメリットとして、部分切開法は年齢を重ねるとラインが下がり、二重の幅が狭くなることと皮ふ切除ができないことがあります。 また、切除部分が少ないことから脂肪を取る量も少なくなり、まぶたのたるみが解消されない場合もあります。まぶたが分厚い人やたるみがある人は、医師から全切開法をすすめられる可能性があります。

手術の痛みについて

二重切開手術では、いずれの術式でも開始前に局所麻酔をかけるため、痛みを感じることはほぼないでしょう。ただし、局所麻酔では手術中も意識があるため、医師とスタッフの会話や器具のぶつかる音などに恐怖を感じてしまう人もいます。 希望すれば静脈麻酔や全身麻酔を使用してくれるクリニックもあります。カウンセリング時に使用する麻酔の確認と希望を伝えておくと安心です。 また、手術中は麻酔によって痛みを感じなくても、術後に麻酔が切れてくると痛みを感じるようになります。術後のケアとして痛み止めや軟こうなどが処方されるため、医師の指示に従って対処するようにしましょう。

二重切開の手術費用

二重切開手術の費用は、術式やクリニックによって異なります。 平均的な費用の相場は、下記の通りです。
全切開法:300,000円~500,000円(たるみの程度による)
部分切開:200,000円~250,000円
クリニックによっては、麻酔の種類によって追加料金が20,000~50,000円程度かかる場合があります。医師とのカウンセリング時に確認しましょう。

二重切開のダウンタイム

二重切開手術後は、2~3日程度患部が腫れます。ほとんどの場合は、1~2週間で落ち着き、数か月から半年でほぼ完全に治まります。 腫れているときは二重の幅が広く感じられるものの、腫れが引くにつれて自然になっていきます。 また、内出血やあざが生じることもありますが、2週間程度で目立たなくなります。

ダウンタイムを過ごすときの注意点

ダウンタイムをどう過ごすかで、腫れや内出血の度合いは変わってきます。 そこで、注意点を確認していきましょう

術後は傷口に触れない

抜糸前の傷口に、安易に触れないようにしましょう。 傷が完全に塞がっていない状態で触れると、細菌感染を起こし、炎症が生じる可能性があります。縫合の糸が気になることもあると思いますが、傷口には触れずにそっとしておきましょう。 また、アフターケアのために軟こうが処方されることもありますが、患部へは処方薬のみを使用し、市販の軟こうは使用しないようにしましょう。

血行が良くなることは控える

血流の流れが良くなると、患部の回復が遅れてしまいます。入浴や運動、飲酒は控えるようにしましょう。 シャワーは、手術当日から許可されることがほとんどですが、患部に当たらないよう注意してください。また、激しい運動は、汗をかくため衛生上良くありません。 飲酒も血流が良くなると同時に、むくみの原因にもなるため控えてください。特にお酒と一緒に塩分の多いものを食べてしまうと、よりむくみが起こりやすくなるため気をつけましょう。

アイメイクは厳禁

ダウンタイム中、特に抜糸までの1週間は、アイメイクは控えてください。 まぶたの皮膚はもともと薄くデリケートです。内出血が治まらず傷口が完全に治っていない状態でアイメイクをしてしまうと、傷口から細菌や化粧品の成分が入って炎症を起こす可能性があります。 そのため、1週間から10日程度は、人に会わずに済むようにするか、眼鏡や眼帯で隠すなどして、メイクをしないようにしましょう。

二重切開手術が上手な先生の探し方

二重切開手術の技術は、医師によってさまざまです。 地道ですが、確実に自分と合う先生と巡り会うためのコツを紹介します。

カウンセリングを必ず受ける

美容整形には、医師とのカウンセリングが欠かかせません。 高い費用を払って手術をしてもらうこともあり、医師も患者も双方が十分に納得したうえで二重切開に臨む必要があります。 二重のデザインもカウンセリングで細かく打ち合わせします。少しでも疑問があれば、医師に確認しておくようにしましょう。 カウンセリングでは、医師が納得をいくまで説明をしてくれるか、対応は丁寧か、親身な対応かをチェックします。また、その医師が手がけた、二重切開の術前術後の写真を見せてもらって判断することも大切です。

リスクやマイナス要素もよく説明してくれる先生を選ぶ

整形には必ずリスクがあるものです。良い点だけ一方的に伝える医師は信頼性に欠ける可能性があります。 二重切開手術のデメリットやリスクを丁寧に説明してくれる医師は、万が一の事態になったときも丁寧に対応してくれるとも考えられます。

二重切開の修正方法

術後の仕上がりに気になる点があれば、修正手術を受けることができます。 しかし、施術部位の皮膚組織回復のためにも、一般的には術後半年程度は時間を置いたほうが良いでしょう。 また、仕上がりに納得いかず、施術を受けたクリニックで修正手術を受けることに抵抗を感じる場合は、他院施術の修正に対応しているクリニックでカウンセリングを受けるという手もあります。 また、修正する範囲にもよりますが、費用は二重切開手術と同程度かかると考えておきましょう。

まとめ

二重切開手術はまぶたの状態や、理想の二重の形によってさまざまな術式があります。手術の方法については、医師との綿密なカウンセリングで決定します。 料金はクリニックによってかなり差があるため、複数のクリニックを比較して十分納得してから施術を受けるようにしましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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