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皮膚がザラザラ!サメ肌を解消するためのクリニックでの治療法とは

皮膚がザラザラする、いわゆるサメ肌のような状態になっているなど、痛みやかゆみなどの症状はないものの、皮膚のザラつきや色素沈着した発疹は目立つため、悩んでいる人は少なくありません。 しかし、美容クリニックなら、皮膚のザラザラが解消できるさまざまな治療法が用意されています。詳しく見ていきましょう。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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皮膚のザラザラの原因

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皮膚の代謝であるターンオーバーが乱れると、毛穴に角質が過剰に溜まってブツブツと盛り上がり、皮膚がザラザラになります。他にも、紫外線などの外的刺激、ホルモンやビタミン代謝の異常など、複数の要因が絡み合っていることもあります。 毛穴に発疹ができてザラザラになる症状は、サメ肌、医学的には「毛孔性苔癬」とも呼ばれる皮膚疾患です。 また、皮膚が魚の鱗のようにカサつく場合は「尋常性魚鱗癬(じんじょうせいぎょりんせん)」の可能性も考えられます。 ちなみに、 家族が毛孔性苔癬を発症している場合、アトピー性皮膚炎患者や尋常性魚鱗癬が見られる方、肥満体質の方は、毛孔性苔癬を発症しやすいことが報告されています。

皮膚のザラザラを解消する治療法

美容クリニックでは、皮膚のザラザラの改善を目的としたさまざまな治療が受けられます。それぞれの治療法について見ていきましょう。

軟膏による治療

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増加した角質を溶解し、角質の保湿能力を高める作用がある、サリチル酸ワセリン、ヒルドイド軟膏、尿素軟膏などを使用する治療法。ザラザラ感の軽減が期待できます。 重症の場合は、活性型ビタミンD3外用薬を使用することで改善された報告があります。ただ、カルシウム濃度が上昇してしまうという副作用があるため、使用する際には注意しなければいけません。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、フルーツ酸の一種のグリコール酸などを塗り、古くなった角質を剥がして皮膚を生まれ変わらせる治療法です。ターンオーバーが整って皮膚の再生が活性化され、ザラザラのほか、毛穴の汚れや黒ずみ、ニキビやニキビ跡などの肌荒れ、色素沈着の改善にも効果があります。 また、角質細胞の配列を整える作用もあるため、キメが整ったハリのある肌に戻す効果も期待できるでしょう。

レーザーピーリング

レーザーピーリングは、表皮の下にある真皮内にレーザーの熱を伝えて、コラーゲンの生成を促して肌質を改善させる治療法です。皮膚のザラザラのほか、毛穴の開き、皮脂詰まり、ニキビ跡の改善などにも効果が期待できます。 さらに、コラーゲンの生成が促進されて肌のキメやハリを取り戻す効果も期待できるでしょう。

レーザー治療

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皮膚のザラザラに対しては、レーザー治療が行われることがあります。例えば高密度のレーザーを点状に照射する「フラクショナルCO2レーザー」が使用されることがあります。周辺組織を傷つけず、皮膚へのダメージをできる限り抑えながらも、高出力の照射が可能であり、皮膚の入れ替えと同時に皮膚再生を促します。さらに、コラーゲンが増加して皮膚の表面が引き締まり、毛穴の開きや皮膚のザラつき、ブツブツなどの改善に効果が期待できます。その他、小ジワや年齢による毛穴のたるみの改善も期待できるでしょう。

ダーマローラー

ダーマローラは、極細の針で皮膚の表面に細かい穴を開けることで、創傷治癒力(皮膚を治そうとする力)によってコラーゲンを増加させ、皮膚の生成を促す治療法です。治療後からすぐにコラーゲンの増加が始まり、肌の内部から皮膚を引き締めて、毛穴の悩みへの効果が期待できます。 さらに、肌のハリに必要なコラーゲンが生成されるため、皮膚のザラザラの解消はもちろん、滑らかな肌触りも取り戻せるでしょう。

イオン導入・エレクトロポレーション

機械を使って弱い電流を流し、美容成分をイオン化して皮膚に浸透させる治療法です。浸透させる美容成分は自由に選べるため、皮膚のザラザラに対しては、保湿効果が期待できるビタミンCやプラセンタなどを選ぶのがおすすめです。 ただし、イオン導入では分子量が大きい成分はイオン化することができず、皮膚にも吸収されないため、使える美容成分に制限があります。そのデメリットをカバーするのがエレクトロポレーションです。エレクトロポレーションでは弱い電圧をかけて皮膚に小さな穴をあけるため、イオン導入では使えない成分も皮膚に浸透させることができます。イオン導入では使うことができない成分で保湿効果が期待できるものには、ヒアルロン酸などがあります。

点滴や注射

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ここまで紹介してきたような直接的な治療法ではありませんが、皮膚に良い効果をもたらす成分を点滴や注射する治療法も存在します。 例えば胎盤から抽出されたエキスを注射する「プラセンタ注射」は、ターンオーバーの正常化やコラーゲンの生成などの効果が期待できます。また、α-リポ酸、グルタミン酸、ビタミンB群など、抗酸化作用や解毒作用、代謝促進作用がある3つの成分がブレンドされた「白雪点滴」は、体の内側から肌の調子を整える効果が期待できます。 このような治療をピーリングやレーザー治療にプラスすることで、より高い効果が期待できるかもしれません。

まとめ

皮膚のザラザラは、ターンオーバーの乱れなどによって毛穴に過剰に角質がたまることなどが原因で起こると言われています。根本的な原因は解明されいませんが、改善できないと諦める必要はありません。 美容クリニックには、皮膚のザラザラを解消するためのさまざまな治療法が用意されています。 信頼できる専門医に相談して、自分の症状に合った治療法で美肌を手に入れましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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