水光注射でぷるぷる美肌は可能？具体的な効果や費用を解説

水光注射は、韓国発祥の美肌治療です。日本の美容外科や美容皮膚科でも取り入れているため、施術を受けることが可能です。今回は、水光注射の具体的な施術方法や費用、ダウンタイムについて解説していきます。

この記事の監修者：宇井　千穂

やさしい美容皮膚科・皮フ科　秋葉原院

6口コミ
6症例

準ミス日本を受賞し、全日空客室乗務員を経て、医学部を卒業し、現在、皮膚科医、美容皮膚科医として勤務しておりました。活性酸素とSODの研究による天然の治療薬を使い、アトピー性皮膚炎を中心とした皮膚疾患を診ていました。美の研究も行い、美容皮膚科医としての医療も提供しています。当院では、アトピー性皮膚炎などの基礎疾患を持っていても、美容皮膚科の施術を受けられるように考えています。本や雑誌の執筆をはじめ、Web雑誌での連載やサプリメント・化粧品の監修などでも、多方面に活躍の場を広げています。病気だけを診るのではなく、一人の人間として患者さんに携わっていける医師を目指しています。2003年　北里大学医学部卒業 2004年　公立福生病院勤務 2006年　土佐清水病院勤務同時に非常勤として銀座の某クリニック勤務 2019年　やさしい美容皮膚科・皮フ科秋葉原院開院

このドクターについて詳しく見る

水光注射とは？
水光注射は韓国発祥の美肌注射
起源はメソセラピー
具体的な施術方法
水光注射で期待できる効果
水光注射のダウンタイム
水光注射の費用
水光注射はどこで施術してもらえるの？
韓国での水光注射の値段は？
水光注射のここが知りたいQ&A
Q. 水光注射は痛くないの?
Q. 施術で傷ができる?
Q. 仕事は休む必要があるの?
まとめ

水光注射とは？

水光注射とは、ヒアルロン酸注入やボトックス注射のように、部分的に注射するのではなく、細い注射針が複数本ついた機械をスタンプのように顔にショットしていく施術法です。一度に広範囲に注射することができるため、スピーディな施術を可能にしています。具体的にどのような方法で施術するのか、肌にどのような変化をもたらすのか確認していきましょう。

水光注射は韓国発祥の美肌注射

水光注射は韓国発祥の施術法で、韓国ではハリがある肌のことを「水光」（ムルグァン）と呼んでいることから、この名前がつけられました。水光注射は韓国ではとても人気が高く、韓国の女優は定期的に施術するのが常識とも言われています。日本でもわざわざ韓国へ行って施術をする人も少なくなく、ブログやSNSで多くの人が韓国での水光注射体験談を掲載しています。最近は、日本の美容外科や美容皮膚科でも、施術可能な施設が増えてきたため、知名度が高くなってきています。

起源はメソセラピー

水光注射の起源は、フランスのメソセラピーです。メソセラピーとは、小型の注射器やメソガンと呼ばれる専用注射器を使用して、施術箇所に直接薬を注入するという施術法です。有効成分を肌表面に塗るのではなく、肌の届けたい場所に届けたい成分をダイレクトに送るという考え方から生まれました。

肌に直接届けるだけではなく、皮膚の自己再生力も高める

メソセラピーは直接肌に有効成分を届ける役割のほかに、複数の注射針でできた傷を治そうとする自己再生力を高める効果もあります。自己再生力が高まると皮膚が活性化して、皮膚が本来持っている自然治癒力を引き出すことができると考えられています。

具体的な施術方法

水光注射は、細い注射針が5〜8針ついた機械で、顔の肌の表皮と真皮の間にヒアルロン酸やビタミンなどを注入していく施術です。一度のショットで広範囲に注射できるため、施術時間は30分程度です。具体的に施術当日の流れを簡単に確認しておきましょう。

メイクを落とす

カウンセリングを受け、どのような成分を注入するか決める

麻酔クリームを塗布して、麻酔効果が現れるまで待つ

施術を開始する: 通常30分程度で完了します

施術後はクーリングを行う: 最後に保湿パックを行う美容クリニックもあります

施術後は赤みが24時間程度続きますが、その後はメイクが可能な程度に回復します。

専用機材はいろいろある

美容クリニックによって、施術メニューに「水光注射（ダーマシャイン）」や、「水光注射（ヴィタールインジェクター）」といった表記がされている場合があります。これは、水光注射の施術で使用される機器名です。このほかにも「ダーマシャインバランス」や「ベラヴィータインジェクター」などもあります。美容クリニックごとに導入している機器は異なりますが、基本的な施術内容に違いはありません。

水光注射で期待できる効果

水光注射は化粧品のように肌の表面だけではなく、ダイレクトに肌内部に届けることができるため、不足している保水力を補いながら美肌を目指せます。水光注射には、ヒアルロン酸以外にも、肌の悩みに合わせて各種アミノ酸や抗酸化物質、ミネラル、ビタミンなどが配合されています。これらの成分を注射することで、肌細胞の密度が増加していきます。継続して施術することでコラーゲンの生成が促されるため、回数を重ねていくにつれてコラーゲン量が増えていき、肌の潤いとハリが実感できるようになります。年齢肌の悩みを抱えている人や、肌のハリ・ツヤが欲しい人、乾燥肌に悩んでいる人、小じわやちりめんじわが気になる人には、特におすすめです。

水光注射のダウンタイム

水光注射はダウンタイムがほとんどないため、当日から入浴が可能です。ただし、複数本の注射によって何か所も施術していくため、施術直後は赤みや針跡が残ります。それらは、個人差があるものの、翌日にはほとんど目立たなくなります。また、目の周りのように皮膚が薄いところは、赤みが2～3日残ることもあります。メイクは半日ほど経過すれば可能ですが、肌に針穴があいているため、できれば翌日からメイクをするようにしましょう。施術後1週間は強い日焼けに気を付け、サウナや公衆浴場などへは行かないようにしましょう。

水光注射の費用

水光注射の費用は、希望する成分によってかなり費用に差がでます。比較的安価な美容クリニックでは1回につき30,000円代でも可能ですが、成分を追加していくと100,000円を超えるケースもあります。また、1度だけでは肌質が変わらないことが多いため、3回コースや5回コースを設定している美容クリニックも多いです。ただし、その後も数か月〜半年に1回は、継続して注射することが推奨されています。

水光注射はどこで施術してもらえるの？

水光注射は、医療機関でしか施術できません。受けられる主な診療科は下記のとおりです

美容皮膚科

美容外科

水光注射を受けに、わざわざ韓国に行く人もいますが、国内の美容皮膚科や美容外科でも施術が受けられるようになってきています。まずは日本で探してみてはいかがでしょうか。

韓国での水光注射の値段は？

韓国の水光注射の施術費用は、1回につき10,000円〜30,000円程度です。日本より安いこともあり、韓国で施術をする人が増えています。また、韓国は日本よりも施術後のダウンタイムを気にせず、より強い効果がある施術をする傾向にあるため、日本の施術では満足できない人に人気があります。ただし、韓国で施術を受けると、帰国後に何かあったとしても対応してもらえません。副作用が強く出た場合やダウンタイム中のトラブルなど、アフターケアのことまで考えたうえで、どこで施術を受けるか決めましょう。