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整形外科出身の院長が傷跡の美しさにこだわる理由

整形外科出身の院長が傷跡の美しさにこだわる理由

美容整形を考える際に気になる点のひとつが術後の「傷跡」。東京・銀座にクリニックを構えるWOM CLINIC GINZAの施術では、傷跡を美しく、ほとんど目立たないように仕上げる工夫がされています。もともと整形外科医だったという院長の佐々木和司先生は、どのような経緯で傷跡の美しさについてこだわるようになったのでしょうか。 佐々木先生が行う傷跡の美しい施術へのこだわりやクリニックの特長について伺いました。

2020/12/16

プロフィール

佐々木 和司(ささき かずし)

佐々木 和司(ささき かずし)

1997年鹿児島大学医学部卒業。大学卒業後、10年間整形外科医としてキャリアを積む中で「患者さんは術後の傷が目立たないと喜んでくれる」ことに気づき、より自身のスキルを活かせる美容外科医に転向。WOM CLINIC GINZA統括医師の深堀純也医師と出会い、患者さん第一の姿勢に感銘を受け2020年より同クリニック技術指導医、院長となる。趣味はサルサダンスとダイビング。

傷跡の美しさへのこだわり

ーー佐々木先生は傷跡にとてもこだわっていらっしゃるとお聞きしました。傷跡が目立たないようにするために、どのような工夫をされているのでしょうか? 縫合に使う糸の細さや縫い目の細かさにはこだわっています。そう聞くと「美容外科医なんだから当然じゃないか」と思われるかもしれません。しかし、当たり前のことを毎回毎回着実に行うことで、患者さんが満足できる、外から見てもほとんどわからない美しい傷跡を目指せるんです。 目や鼻、フェイスリフトなど顔の施術はもちろんのこと、脂肪吸引などボディの施術でも言わなければわからないような傷に仕上げることを常に心がけていますね。
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【佐々木先生が執刀した切開フェイスリフトの抜糸後と4か月後の写真】リスク:痛み、腫れ、色素沈着など。費用:100万円(全身麻酔代込)
ーー患者さんにとっては傷が目立つか目立たないかはとても気になることですものね。 そうですね。鼻の施術で言うと、鼻中隔延長術を鼻の穴の中から切開するクローズ法で行っています。クローズ法は内側から切開するため外から傷は見えません。 鼻中隔延長術は、2つの鼻の穴の間(鼻柱)を外側から切開するオープン法で行うことが一般的です。しかし、当院は「傷を目立たせたくない」という患者さんの気持ちに寄り添い、あえて難易度の高いクローズ法を採用しています。 また、豊胸術も可能な限り脇の下から行いますね。脇の下は目立たない場所とはいえ、細かな縫合処理をしないと傷が目立ってしまったり、腕を上げた際にひきつれたりすることがあります。 ーーですが、傷が目立たない手法だと手術の難易度が上がるのではないでしょうか? そのとおりです。私は日々技術を高めて患者さんに満足していただけるよう努めています。手術の際に細かく縫合することが数か月後の傷跡の美しさにつながりますから。いつも、最終的に傷がほとんど目立たずきれいになるよう目指しています。 ※【鼻中隔延長術】リスク:痛み、腫れ、内出血など/費用:44万円(税込・麻酔代別途) ※【豊胸術(シリコン)】リスク:痛み、腫れ、拘縮など/費用:66~99万円(税込・麻酔代別途)

こだわりのルーツは整形外科時代に

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ーー佐々木先生がそこまで傷跡の美しさにこだわるようになったのはなぜでしょう? 私は美容外科医になる前の10年間、整形外科医として働いていました。そのころから傷跡の美しさは気にしていましたね。 整形外科医は美容外科医と違い、ドクター自身は見た目の美しさをそこまで重視しません。それよりも手術をして関節がきちんと動くか、ケガが機能的に問題ないレベルまで回復するかを重視します。機能を回復させることが整形外科医の仕事なので見た目の仕上がりが二の次になるのは仕方のないこと。 しかし、実際に患者さんと触れ合うなかで機能面の回復だけでなく傷跡の美しさも評価してもらえることに気づきました。患者さんからしたら当然のことですよね。自分の体なのだから、目立つ傷より目立たない傷のほうがいい。 ーーそうした傷跡へのこだわりが美容外科医に転向するきっかけになったのですか? はい、きっかけのひとつになったことは間違いありません。整形外科医だと、やはり病院の意向などもあって使う針や糸も決まっているので、より傷跡の残りにくい方法を実践できる美容外科医に転向しました。 美容外科医は当然、傷跡の美しさが求められますから、とことんそれにこだわることができています。

腫れや内出血を減らすには術後ケアがカギ

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ーー腫れや内出血などのダウンタイムは患者さんにとって負担になりますし、なるべく軽くしたいと感じると思います。佐々木先生はダウンタイム軽減にも注力しているとか…。 腫れや内出血を少なくするための術後ケアやノウハウについてもかなりこだわっていますね。もともと当院の統括医師である深堀先生が非常にこだわっているんです。当院がある銀座は美容外科の激戦区ですから、差別化を図る意味でも術後ケアに力を入れています。 ーー具体的にはどのようなケアを行っているのでしょうか? 術後に腫れや内出血が生じる原因のひとつとして、麻酔液や血液などの排出が十分に行われていない点があります。一般的には、時間的コストなどの観点から排出を十分に行わないことが多いです。当院では術後処置の仕方を工夫してしっかりと排出を行うことで、術後の腫れや内出血をできるだけ抑えるようにしています。 ーーそうした手間を惜しまないことで腫れや内出血を減らすことが期待できるのですね。ほかに行っている術後ケアはありますか? 患者さんが気になることについて、術前からトリビューのチャットやLINEで気軽に相談できる体制を整えています。基本的にはスタッフが対応し、必要に応じて私たちドクターが回答をすることもあります。 患者さんが不安に感じないようにドクターもナースもしっかりとコミュニケーションをとることを心がけていますね。決してこちら側の意見を一方的に押し付けず、しっかりと患者さんの話を聞いてからお話しするようにしています。

高校生に出張授業〜正しい知識を身に付けて美容クリニックへ〜

ーー佐々木先生は高校で特別授業をされたことがあるとお聞きしました。美容外科のドクターが高校で授業をするなんてめずらしいですね。高校生に向けてどんなお話をされたのでしょう? 最近の10代の子たちは美容への関心が高く、美容整形を受けたいと考える子も増えています。しかし十分な知識やきちんとした美容外科医がいるクリニックを受診するお金がないために、被害に遭うことも増えているんです。たとえば、医師免許を持たない人から施術を受けたり、正規品ではない薬品を使われたり…。 そうしたトラブルに遭うと健康に害が及ぶことはもちろん、心にもダメージを受けることになります。正しい知識を身につけてもらってトラブルを避けられるように、授業をさせてもらいました。 ーー生徒の反応はいかがでしたか? とても熱心に聞いてくれましたね。実際にクリニックで行うようなカウンセリング形式で授業を行ったのですが、みんなたくさん質問をしてくれました。

患者さんの幸せに少しでも貢献したい

ーー最後にトリビューユーザーの皆さんにメッセージをお願いします。 美容外科で一般的に行われている施術であっても、丁寧に、クオリティを高めてきれいに見えるよう常に努力を怠らずに仕事をしています。その結果がいろいろな方に認めてもらえて、患者さんの幸せに少しでも貢献できると嬉しいです。 当院では傷跡の美しさを追求し、患者さんに満足いただけることを目指しています。スタッフ全員が患者さん一人ひとりにしっかりと対応させていただいていますので、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。

銀座一丁目

地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅 4番出口から徒歩1分、地下鉄有楽町線 有楽町駅 D9番出口から徒歩2分

WOM CLINIC GINZA (ワム クリニック ギンザ)

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