【ドクタープロフィール】廣松 直樹 先生
■EMMO FACE CLINIC 理事長
■⽇本⿇酔科学会認定医
2016年4月〜2019年3月町田市民病院麻酔科勤務。
その後、湘南美容クリニックにて勤務、X CLINIC大阪院での院長経験を経て、2021年にEMMO FACE CLINIC 大宮院を開院。
痛みや麻酔に関する不安を抱えている方にも、麻酔科での経験を踏まえて提案を行なっている。
ヒアルロン酸注入・糸リフト・脂肪注入・クマ治療など幅広い施術の経験が豊富。
垢抜け顔に♡セット施術のこだわり
施術名:プレミアム黄金比セット
施術詳細:糸リフト、ヒアルロン酸注入(あご+唇)、ボトックス(あご+口角+人中)
価格:モニター 298,800円、通常 398,800円
リスク・副作用:傷、痛み、腫れ、内出血、ひきつれ、神経障害など
症例の患者様はどのような仕上がりを希望していましたか?
患者様からは「口元を綺麗に見せたい」「自信を持ってマスクを外したい」というご要望がありました。
そこで、切らない小顔施術を組み合わせた「プレミアム黄金比セット」をご提案しました。
「プレミアム黄金比セット」の施術内容を教えてください!
ヒアルロン酸(あご+唇)とボトックス(人中+口角+あご)と糸リフトの3つの施術がセットになっています。
「プレミアム黄金比セット」ではどんな点にこだわっていますか?
「全方向から見たときに綺麗であること」にこだわりがあります。
顔の凹みやたるみを脂肪吸引をせずに改善する「足し算の施術」であることもポイントです。
小顔施術というと、「引き算」のイメージがありました!
「小顔施術=脂肪を減らす」というイメージから脂肪吸引を考える方も多いですよね。
僕は「小顔=バランスの整った顔」だと考えています。
単に脂肪を取るのではなく、糸リフトでたるみを引き上げたり、ヒアルロン酸を注入してあごを出したり、全体のバランスを整えることを重視しています。
足し算のセンス◎ヒアルロン酸注入
まずは、ヒアルロン酸注入のこだわりを教えてください。
ヒアルロン酸注入では、次の画像のように横顔の鼻先とあご先を直線で結んだ「Eライン」を意識して施術します。
今回は、鼻に対してあごの高さを揃えるため、あごにヒアルロン酸を入れてバランスを取りました。
横顔のEラインが肝心なんですね!
あごにヒアルロン酸を入れると、正面から見たときに顔が長い印象になりませんか?
ヒアルロン酸は下に入れるのではなく前に出すことを意識しているため、顔が長く見えてしまうことはありません。
あごを前に出して鼻とのバランスを良くすると、正面と横のどちらから見ても綺麗な状態を作れます。
あごにヒアルロン酸を入れると皮膚が引っ張られることによるリフトアップ効果が生まれ、あご下のたるみ解消にもつながるんですよ。
リフトアップ効果も期待できるのは知りませんでした!
他にヒアルロン酸注入のポイントはありますか?
唇のヒアルロン酸注入は、上唇よりも下唇が少し後ろに入るように意識しています。
唇が上下同じ位置にあるよりも、下唇がきゅっと収まっていると綺麗に見えるんです。
また、より患者様に適した施術を提供できるよう、話しながら表情の癖も見るようにしていますね。
細かいところまでこだわっているんですね!先生には気軽に相談できそうです。
2方向から強力にリフトアップ
糸リフトの目的は大きく2つです。
1つ目は口元の重みをスッキリさせるため。2つ目は頬コケを解消するためです。
顔の下部分の脂肪を頬コケ部分に移動するように引き上げます。
「プレミアム黄金比セット」では糸を何本使用し、どのような方向に入れますか?
本数は、左右それぞれにEMMOスレッドを3本と、テスリフトを1本V字に折り曲げて使用します。
次の画像のように、こめかみと耳の裏から糸を入れます。
赤:テスリフト1本
青:EMMOスレッド3本
顔は立体的な構造のため、脂肪は複数の方向から重力で下に落ちていきます。
より効果的にたるみをリフトアップするためには、1つの方向からではなく2方向から糸を入れるのがポイントです。
EMMOスレッドは口角の膨らみやほうれい線に適しており、テスリフトは地盤固めの役割を担っています。
2種類を使い分けることでより強力なリフトアップ効果が期待できますよ。
セットで持続期間長持ち!薬剤のこだわり
施術名:口元黄金比セット
施術詳細:ヒアルロン酸注入(あご+唇)、ボトックス(あご+口角+人中)
価格:モニター 150,000円、通常 180,400円
リスク・副作用:腫れ、痛み、内出血、左右差、むくみ
「口元黄金比セット」の注入施術では、ヒアルロン酸とボトックスを組み合わせていますね。
2つを組み合わせることでどんなメリットがありますか?
あごなどよく動かす部位にボトックスを併用すると、ヒアルロン酸の持続期間が長くなるんです。
製剤によっても多少変わるものの、ヒアルロン酸のみの場合は持続期間は半年ほどですが、ボトックスを組み合わせると、1年〜1年半ほど持続します。
なぜ、2つを組み合わせると持続期間が長くなるのでしょうか?
ボトックスには筋肉の動きを抑える効果があり、ヒアルロン酸が流れることを防ぎます。
皮下に注入したヒアルロン酸を例えると、お団子が入っているような状態です。
あごなど顔の中でよく動く部位に注入すると、お団子は骨に押されて潰れやすくなると思いませんか?
たしかに。潰れてお団子が徐々に平らになりそうですね!
骨で押されて潰されると、ヒアルロン酸は分散するように流れてしまうんです。
注入したヒアルロン酸を長持ちさせるためには、ボトックスを3ヶ月に1回注入するのがおすすめです。
先生は使用する薬剤についてもこだわりがあるとお聞きしました。
はい。当院では、品質の面からヒアルロン酸・ボトックスともにアラガン社の薬剤を使用しています。
施術後の患者さんの経過を診ていると、アラガン社のヒアルロン酸は変形しにくく、注入時の状態を維持しやすいと考えています。
ヒアルロン酸は単に長く残れば良いというわけではなく、注入時の綺麗な状態で長く残ることができるかが重要です。
麻酔科医の経験を生かして痛みに配慮
施術を受けるにあたって痛みが心配な方は多いかと思います。
元麻酔科医の先生は、痛みをケアするためにどんな点にこだわっていますか?
麻酔科医時代は、全身麻酔をはじめ帝王切開、無痛分娩、心臓の麻酔など、さまざまな麻酔処置に携わってきました。
今でも痛みや不安を取り除き、患者様が安心して施術に臨めるように心がけています。
注入施術や糸リフトは笑気麻酔で受けるイメージがあったんですが、「プレミアム黄金比セット」では静脈麻酔の費用も料金に含まれているんですね!
そうなんです。当院では麻酔代も施術料金に含んでいるため、追加で費用をいただくことはありません。
糸リフトの痛みが心配な方も、静脈麻酔で眠ったまま受けることができるんですね!
麻酔科医の経験は、どんなところに生きていますか?
麻酔科は呼吸や血圧など全身の管理を任される仕事です。
そのため、緊急事態にもすぐに対応することができます。
また「患者様にとって不必要な麻酔はしない」という考え方は今でも役に立っています。
美容外科においても、利益を優先するのではなく必要な施術かどうかを見極めることが患者様の満足度につながると思っています。
小顔施術においても、適したメニューはお一人おひとりで異なります。
脂肪吸引が不要な方にはヒアルロン酸や糸リフトを提案するなど、1つのメニューにこだわらずに患者様にとって必要な施術だけを提供しています。
信頼できるドクターを見極めて
クリニックやドクター選びのコツについて、トリビューユーザーさんへアドバイスをお願いします。
症例写真だけでなく、ドクターの人柄も含めて口コミを確認してみると良いかもしれません。
また、コミュニケーションが円滑か、修正対応などのアフターケアが万全かどうかもポイントです。
美容医療は繰り返し受ける施術も多く、クリニックやドクターからの長期のサポートが大切です。
僕自身も、患者様にとって美のかかりつけ医のような、信頼関係を築いていきたいと思っています。
クリニックとの信頼関係を築けるかが重要なんですね。本日は貴重なお話ありがとうございました!
カウンセリング・ご予約はこちら
今回は「プレミアム黄金比セット」の施術のポイントや静脈麻酔について、廣松先生のこだわりをお聞きしました。
ご紹介した施術は以下から予約できます。この記事を読んで、気になった方はカウンセリングを受けてみてください!