眉下切開は傷跡が目立つ？ダウンタイムやリスク、費用を紹介

目元の悩みとして「上まぶたのたるみ」があります。年齢的に仕方ないと諦めている人もいるのではないでしょうか。眉下切開という手術では、上まぶたのたるみを解消して、目元をスッキリさせることができます。今回は、どのような症状に眉下切開が有効なのか、ダウンタイムや費用とともに解説していきます。

この記事の監修者：小松磨史

みずほクリニック

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札幌医科大学卒業後、札幌医科大学形成外科助教、砂川市立病院形成外科医長、大塚美容形成外科・名古屋院院長を経て2014年に池袋にて、みずほクリニックを開業。美容外科手術、形成外科手術、美容皮膚科、レーザー治療など幅広いメニューで診療を行っています。H6年　札幌医科大学卒業（第41期） H6年　札幌医科大学・形成外科入局 H10年　札幌医科大学・大学院卒業　医学博士取得 H10年　米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務（ポストドクトラル・フェロー） H12年　札幌医科大学・形成外科　助教 H14年　北海道砂川市立病院・形成外科　医長 H17年　大手美容形成外科にて院長として歴任 H26年　みずほクリニック開院（院長）

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眉下切開とは？
眉下切開が向いている人
眉下切開の流れ
眉下切開のダウンタイム
眉下切開のリスク
眉下切開の手術費用
手術費用が保険適用になる場合もある
眉下切開を韓国でするときの注意点
まとめ

眉下切開とは？

眉下切開とは、眉毛の下のラインに沿ってたるんだ皮膚を切除する手術のことです。「上眼瞼リフト」とも呼ばれます。「上まぶたのたるみ」解消には、二重のラインに沿ってまぶたの皮膚を切除する二重切開法もあります。眉下切開の場合は、もとの二重が崩れる心配がありません。

眉下切開が向いている人

上まぶたのたるみを解消するために、二重切開法ではなく眉下切開が向いている人は下記のとおりです。

皮膚のたるみが原因でおでこにしわがある

まぶたに厚みがある

二重のラインをあまり変えたくない

まぶたに傷跡を残したくない

年齢を重ねると、おでこからまぶたにかけて皮膚がたるみ、無意識に眉毛を上げてまぶたを持ち上げようとするため、おでこにしわができやすくなります。そこで、眉下切開でまぶたのたるみを解消すると、眉毛を上げて目を開く必要がなくなり、おでこのしわが徐々に改善されていきます。また、まぶたに厚みがある場合は、二重切開法を行うと逆に腫れぼったい印象が強くなってしまうことがあり、眉下切開が適応となるケースがよくみられます。

眉下切開の流れ

眉下切開を受ける際の基本的な流れは下記のとおりです。

カウンセリング: カウンセリングで悩みや要望を医師に伝えます。希望する目がある場合は、写真を持参するとよいでしょう。また、眉下切開は片目だけ、あるいは片目ずつの施術が可能です。

麻酔: 局所麻酔や静脈麻酔を行います。手術中に痛みはありません。

手術: 傷跡が目立たないように眉下を切開し、余った皮膚を切除していきます。症状によっては、眼輪筋を切除したり、骨膜に固定したりする方法を行うことがあります。手術時間は30分程度で、術後は腫れを抑えるために患部を冷やします。

抜糸: 約1週間後に抜糸を行うため、再受診が必要です。

眉下切開のダウンタイム

眉下切開の術後は、患部に赤みや腫れ、痛みが2〜3日程度生じます。まれに内出血が生じる場合がありますが、1〜2週間ほどで自然に消えるでしょう。抜糸までは、目元のメイクや飲酒、入浴は控えてください。シャワー浴で済ませましょう。また、傷口が盛り上がったり、まぶたが開けにくかったり、皮膚にひきつれを感じたりすることがあります。傷口は、時間が経つにつれて眉毛に隠れて目立たなくなります。気になる場合は、メイクでカモフラージュしましょう。

眉下切開のリスク

眉下切開には、下記のようなリスクがあります。

感染・化膿

左右差が出る

傷跡が目立つ

気になる症状がある場合は、医師に相談することをおすすめします。

眉下切開の手術費用

眉下切開の手術費用の目安は、下記のとおりです。

片目	両目
120,000～200,000円	200,000～400,000円

手術費用が保険適用になる場合もある

眼科や形成外科で「眼瞼下垂（がんけんかすい）」と診断された場合は、健康保険の適用になります。眼瞼下垂とは、上まぶたが下がった状態のことで、生まれつきのものもあれば、加齢、まぶたの筋肉や腱のトラブルが原因の場合もあります。眼瞼下垂になると、視界が狭くなったり、左右の目の大きさが異なったり、頭痛や肩こりが起こったりします。気になる症状があれば眼科を受診してみましょう。

眉下切開を韓国でするときの注意点

眉下切開に限らず、韓国は美容整形の料金が安価なため、韓国で施術を受ける日本人が増えています。日本語のわかる医師や看護師、スタッフがいるクリニックもあります。通訳がいないクリニックに行く場合は、美容整形に詳しい通訳者に同行してもらえば、手続きや施術についてスムーズに進めることができるでしょう。また、帰国後に重大なトラブルにならないように、手術が失敗したときの対応やアフターケアについて、契約書をしっかりと確認しておくことが重要です。

まとめ

眉下切開は、眉毛の下を切って、たるんだ皮膚を切除する手術です。美容目的だけではなく、眼瞼下垂の治療でも行われるため、健康保険が適用される場合があります。眉下切開を受ける際は、クリニック選びに時間をかけて慎重に行いましょう。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

ユーザー口コミ

女性 / 20代後半

手術室で先生に会うと、「カウンセリングから今日までの間に、質問したいことが増えてたら今ここで聞いてくださいね」と言ってくださったので一つ質問をした。親切だなぁと思った。そのあと、顔にデザインしてもらったあと、笑気麻酔をして局所麻酔の注射を打った。注射は、眉下の広い範囲で打つので結構長い間刺さっていた。最初のほうは痛いな〜と思ったが、だんだん笑気麻酔が効いてきてそんなに気にならなくなった。笑気麻酔を抜いて局所麻酔が効くまで待ち、手術が始まった。 ★笑気麻酔の前に看護師さんが「好きな音楽ありますか？」と聞かれて音楽をかけてくれたが、なぜか恥ずかしくて「JPOPとか…」とざっくり答えていた。そのことをちょっと後悔していたら、先生が手術に入る前のこのタイミングで「曲はこれで大丈夫？」とあらためて聞いてくれたので、大好きなアイドルの曲でお願いしなおした。リラックス度合いが全然変わったので、先生ありがとうと思った。手術自体は麻酔が効いていたのでほぼ感覚がなかった。ぐぐーっと押される感じぐらい。たまに肉が焦げる音や匂いがした。流れる曲の数を数えていたのでだいたいの時間はわかったのだが、手術は30分ぐらい、縫合（中縫い・外縫い）も30分ぐらいだった。縫合の段階になると先生がいろいろ話しかけてくださって、看護師さんと音楽やアイドルの話をした。手術中なのに美容院のような世間話をしている状況がシュールで面白かった。

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女性 / 60代~

施術は１時間程で局所麻酔でしたが、最初の目の周りの注射がちくちくした程度で施術中は全く痛くありませんでした。芹澤ドクターも痛くないですからリラックスしていて大丈夫ですよ。と声かけて頂き、安心してウトウトしてしまう感じでした。

静脈麻酔を併用していたので、ほぼ痛みはありませんでした。途中目覚めてしまい、痛い！と何度か言った記憶はありますが曖昧な記憶なので大したことないです。施術終わって1.2時間回復室で休憩しました。特に気持ち悪いなどもなかったです。大体3～4時間くらいで全部終わったと思います。回復室では寝てたら声かけられて、まだフラフラします～といったらまだ寝てていいですよと休ませてくれました。具合悪くても追い出すクリニックとかあるみたいなのでかなり良心的だと思います。(もちろん混み具合にもよると思いますが)

目元/クマ治療目元/下まぶたの脂肪取り目元/下まぶたたるみ取り目元/眉下切開目元/上まぶたたるみ取り

15:00（ご来院14：45）のお約束で少し早めに伺い、メイクを落としたり、お手洗いを済ませて、スタッフの方を待ちました。しばらくしてカウンセリング時とは違う受付の方が来られ、モニター同意書の確認があり、施術同意書を一読してサインしました。その後、モニターだったので、写真撮影をしてから手術室に着いたのが15:30頃。荒井先生が来られて、縫合線がどこに出来るのか、どこの皮膚を切除するかについてとても丁寧に決めて下さいました。ワガママを言って、眉下切開の縫合糸は白に急遽変更していただきました、ご配慮いただきありがとうございます。静脈麻酔を投入されてからの記憶はありません。手足は拘束されてたと思います。意識が戻ると手術は終わっており、隣の部屋のベッドで少し休ませて頂きました。頑張って起きれたのは20:50でした。置いてあった手鏡で自分の顔を見るとフランケンシュタインみたいで驚きましたが、麻酔が効いていたので痛みはありません。かなりフラフラする中、術後の写真撮影をしました。1人で電車で帰るのであればもう少し休みたいところでしたが、たまたまお迎えに来てもらえたので、恐らく22時頃にクリニックを出ることが出来ました。お帽子を持ってきていて良かったです。

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