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豊胸手術のデメリットとは?ヒアルロン酸・シリコンバッグ・脂肪注入を徹底比較!

豊胸手術にはヒアルロン酸・シリコンバッグ・脂肪注入など方法がいくつかあり、それぞれにデメリットもあります。最後には比較一覧表も載せていますので、施術後に後悔しないため、自分に最も合った方法を選ぶ参考にしてみてください。

久保田 なお医師

この記事の監修者:久保田 なお

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美容皮膚科・美容外科医として、医療行為として美を提供しています。美容など女性の悩みに関して相談にのっています。

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豊胸手術のデメリット【ヒアルロン酸】

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人の身体に元々存在している成分である「ヒアルロン酸」を注入して豊胸するため、アレルギーなどの心配が少なく、メスを使わないので傷が残りにくい方法です。デメリットは以下の通りです。

しこりができることがある

ヒアルロン酸は、成分が固まってしこりになることが約1~5%の確率で起こると言われています。場合によっては手術して取り除く必要もありますが、ヒアルロン酸を分解する酵素(ヒアルロニダーゼ)を注入することで分解が可能なこともあります。

アレルギーが起きることがある

ヒアルロン酸は元々人の身体に存在している成分なのでアレルギー反応が起こりにくいですが、ごくまれにアレルギー反応を示す場合があります。また、ヒアルロン酸ではなく添加物にアレルギー反応が出ることもあるので、注入するヒアルロン酸の成分には注意が必要です。

効果の持続期間は2~3年程度

ヒアルロン酸は徐々に分解されて体内に吸収されてしまうので、効果の持続期間は2~3年程度です。他の施術方法に比べると短いですが、研究が進み、効果の持続期間が長いヒアルロン酸も開発されているため、使用するヒアルロン酸の選び方にもこだわるのがおすすめです。

豊胸手術のデメリット【シリコンバッグ】

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カプセル拘縮が起こることがある

カプセル拘縮とは、異物反応によってバッグの周りに被膜ができて固くなってしまう状態です。10人に1人の確率で起きるとも言われています。片方だけカプセル拘縮が起こると、バストに左右差が生じてしまう場合もあります。表面がざらざらしているテクスチャードタイプのバッグを選んだり、マッサージをしたりすることで起きにくくなるため、事前のカウンセリング時に相談して見ると良いでしょう。

ダブルバブルやリップリングが起こることがある

ダブルバストと呼ばれる、バスト下部にバッグが落ちて2重あごのような2段のバストになってしまう現象がまれに起きることがあり、その場合には入れ替えを行う必要があります。また、バッグ自体が変形してふちが曲がったり波打ったりすることで、バストの表面がでこぼことしたシワのように見えるリップリングという現象が起こる可能性があります。 そのほか、シリコンバッグを入れると仰向けになったときに不自然な形になる可能性があるので、乳腺や脂肪組織が薄い人の場合は特に、形や施術方法をよく検討することをおすすめします。

痛みが強い

メスで切開して組織をはがすので、他の施術方法よりも痛みがあります。また、術後のマッサージも慣れるまではかなり痛みを伴うので、痛みに弱い人には向きません。

マッサージの手間がかかる

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表面がつるつるしたスムースタイプのバッグを挿入した場合は毎日マッサージを行う必要があります。マッサージを行わないと胸が固くなったり変形したりしてしまうため、毎日のケアが不安な場合はマッサージ不要なタイプのバッグを挿入することをおすすめします。

まれにアレルギーを引き起こすことがある

シリコンバッグも、人によってはアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。また、シリコン以外にも手術の過程でアレルギー反応が起きることもあるので、事前に検査をきちんと行いましょう。

乳がん検診の際に支障がある

シリコンバッグを挿入すると、圧迫による破損などを避けるためにマンモグラフィ検査を断られる場合があります。また、それ以外の検査方法にも影響がある場合があるので、支障なく正しい検査結果を得るためには、検査機関に豊胸していることを正直に話すことが大切です。 また、極まれではありますが、10年以上といった長期間のシリコンバッグ留置が原因と考えられる悪性腫瘍が発生することもあると言われています。

豊胸手術のデメリット【脂肪注入】

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自分の太ももや腹部から脂肪を吸引して、胸に脂肪を注入する方法です。自分の脂肪を使うのでアレルギーの心配がなく、自然な仕上がりと痩身が期待できる方法です。デメリットは以下の通りです。

サイズがあまり大きくできない

自分の身体から脂肪を吸引するので、とれる脂肪が少ない場合には大きさが限られてきます。また、大量に注入すると脂肪にストレスがかかったり、壊死してしまったりして定着率が下がってしまうので、大幅なバストアップには向かない方法になります。 また、脂肪注入の定着率はおよそ50~60%程度と言われており、体質によっては定着率がそれ以下になってしまう場合もあります。そのため、イメージしていたほどバストアップがしない可能性もあります。

石灰化のリスクがある

脂肪注入の1番のリスクは石灰化です。壊死した脂肪細胞の周りをカルシウムが覆ってしまう現象であり、大きいものは手術して除去する必要が出てきます。乳がん検診で誤診の原因となることもあるので、注意が必要です。

感染症のリスクがある

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脂肪注入は吸引した脂肪を処理して使用するので、その過程で感染症のリスクが増加してしまいます。また、手術の過程で手術箇所に雑菌が入ってしまう可能性もあります。 感染のリスクを少しでも下げるためには、コンデンスリッチ法がおすすめです。これは、取り出した脂肪を濃縮して遠心分離することで、質の高い脂肪組織や幹細胞を抽出して注入する方法ですが、同時に不純物なども除去しているので、感染のリスクも低くなるという特徴があります。

脂肪吸引箇所とバスト両方に負担がかかる

脂肪吸引と注入の2段階の工程を踏むので、吸引箇所と注入箇所の両方に負担がかかるというデメリットがあります。吸引箇所・注入箇所のそれぞれに腫れや内出血が起こることがありますが、およそ1~2週間程度で症状は落ち着いていきます。

総合的にデメリットが少ないのはヒアルロン酸

手術である以上、どの方法でもリスクやデメリットがありますが、1番リスクが少ないのがヒアルロン酸注入と言われています。ヒアルロン酸注入による豊胸手術は短時間で施術が終わり、しこりやカプセル拘縮、石灰化が起こりづらいほか、トラブルがあってもヒアルロン酸溶解液で対処できるので手軽に行うことができます。 ただし、ヒアルロン酸は効果の継続期間が短いため、くり返し注入する必要があり、コスパが悪いというデメリットがあります。 また、人によっても適した方法は異なるので、以下の比較表も参考に、自分に合った方法を選んでください。
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まとめ

豊胸手術で理想のバストになるためには、その施術方法やメリットとデメリットを十分に比較検討し、自分に1番あった手段を選ぶことが大切です。また、医師の技術や部位、素材などによっても仕上がりは大きく変わってくるので、しっかり下調べをすることをおすすめします。

ご注意術式や変化の度合いに応じて効果、ダウンタイム期間には個人差があります。
また、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報がある場合には、ご指摘いただけますと幸いです。運営で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

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