【ドクタープロフィール】小出 真哉 先生
■東京シンデレラ美容外科 池袋院院長
■日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
大手美容クリニックにて8年勤務し、輪郭や目元に特化した美容外科医として豊富な執刀件数と多数の院長を育成した技術指導経験を誇る。
美容医療初心者でも相談しやすい丁寧なカウンセリングで全国各地から指名が絶えないドクター。
目頭や二重まぶたの施術では、効果を出しつつ違和感のない自然なデザインに注力している。
症例紹介【二重埋没、目頭切開】
施術名:二重埋没(クイックシンデレラ・トリプル)+MD式目頭切開
価格:通常 553,000円、モニター 480,200円
リスク・副作用:内出血、腫れ、赤み、むくみ、痛み、感染、左右差、傷跡、寄り目
埋没の豊富な経験を元に“目の開きが良い幅”を追求
カウンセリングやデザインを行う際、二重幅はどのように決めていますか?
僕が提案する際に心がけているのは、目の開きが良くなるか、黒目が大きく見えるか、まつ毛の生え際が見えるかです。
この3点を踏まえて、患者様にとって綺麗な二重幅になるようシミュレーションしていきます。
ふむふむ。症例のような、自然でぱっちりした印象にするためにどんなことに気をつけていますか?
二重幅を広く取れば、その分だけぱっちりしそうな気もするんですけど、実際にはそうではないんですよね。
目の開きが良くなる幅がお一人おひとりに必ずあって、それは患者様がイメージしている幅より狭いこともあります。
僕のシミュレーションでは、ぱっちりと目の開きが良く見える幅を最初にお見せします。そこから少しずつ幅を広げて、3〜4パターンをお見せします。
このパターンの中で、ナチュラル末広、広め末広、ミックス、平行を再現して、一緒にデザインを決めていくことが多いですね。
シミュレーションにもこだわりがあるんですね!
先生は過去に大手美容外科で8年勤務し院長経験もあるとのことですが、当時から埋没はたくさん施術されてきたのでしょうか?
もちろん、当時から本当にたくさん経験してきました。
二重埋没は美容外科の入門施術で、切開に比べると容易です。
しかし、施術を100件経験した先生、1,000件経験した先生、1万件経験した先生だったら、必ず技術力の差が出ると思っています。
大手時代はもちろん、今でも数多くの施術を手がけています。
たくさんありますよ!美容医療を受ける方はここ10年間ほどで大きく増加しています。
そのような時代に前線で活躍してこれたのは、良い経験を積めたなと思っています。
施術件数だけでなく、新しい術式が広まっていくのも目にしてきましたし。
進歩の過程を見てきたからこそ、数あるデザインや術式の中からその方に合ったものをより的確にご提案できるのが僕の強みだと思っています。
自然にぱっちり!2点セットの秘訣
二重埋没と目頭切開のセットを受ける方は、どんな方が多いでしょうか?
最初から目頭切開で目を大きくしたいと思っている方だけでなく、末広型よりも平行型の二重にしたいという希望の方が受ける場合も多いです。
ですから、まずは二重埋没のみで問題ないかは必ず診ていきます。
ただ、目頭切開をせずに平行型の二重をつくろうとすると幅を広げることになるため、その方にとっては目の開きが少し落ちてしまうかもしれないというお話しをします。
目の開きを良い状態にした上で平行型の二重にしたいという場合は、セットで受けるとより理想の仕上がりに近づけることが可能です。
幅を広げると、その分二重ラインの下のまぶたが重くなってしまうということでしょうか?
そうなんです。蒙古ひだという、目頭に覆いかぶさっている余分な皮膚の上に平行型の二重ラインをつくると、蒙古ひだがしっかりしている場合は重く眠たそうな印象になってしまうことがあります。
また、平行型にすることで、まつ毛の生え際が見えずに「ぱっちりした印象」から遠のいてしまうこともあるんです。
目頭切開で蒙古ひだの角度を変えることで、狭めの平行型でぱっちりとした印象に近づくことができますよ。
なるほど〜。目頭切開についても詳しく知りたいです!
失敗したくない人へ!目頭切開を徹底解説
切除幅を見極め自然に!デザインのポイント
「目頭切開で蒙古ひだの角度を変える」とはどんな操作をするのでしょうか?
ハーフZ法という術式を用いて、蒙古ひだに対してZのような形で切開します。
内側へずらすように角度を調整して縫合し、蒙古ひだを小さくします。
蒙古ひだが小さくなった分、内側に目が大きく広がるということですね。
ハーフZ法のこだわりは何でしょうか?
長く切開すればその分蒙古ひだをなくすことができますが、違和感が出ないよう完全に蒙古ひだをなくすのではなく、少し残したデザインをご提案します。
あとは、もともと目頭の構造には奥行きがあります。自然で美しい状態にするために、微細なバランスで切開の長さを調整し、奥行き感を残すことも大切です。
自然さにとことんこだわっていらっしゃるんですね!
切開できる長さには個人差があると思います。どのように決めていますか?
蒙古ひだは上まぶたのはじまりから、下まぶたを交差するように被さっています。
次の画像のように、交差するところを超えた部分が最大で切開できる長さです。
後戻りや傷跡へのこだわり
目頭切開は傷跡や後戻りが気になるのですが、先生が工夫していることはありますか?
傷跡は、基本的には6ヶ月から1年をかけて目立ちにくくなっていきます。
できるだけ目立ちにくい場所に傷をつくるだけでなく、丁寧な手技を行うことも欠かせません。
2点あります。1点目は、縫合する際は皮膚に段差ができることのないよう、フラットな縫合を行うことです。
わずかな歪みも出ないように、傷跡が盛り上がって治りそうなところを予想しておくこともポイントです。
傷跡の治る過程まで予想しているんですね…!
もう一つはどんなポイントですか?
2点目は傷跡に余計な力がかからないようにすることです。
傷跡が開こうとする力を防ぐために、中縫いといって皮膚の下でも縫合を行うことがあります。
中縫いでしっかり組織を寄せることで、外に広がる力をできるだけ抑えることができますよ。
なるほど〜。後戻りに関してはどんなこだわりがありますか?
まず、目元に限らず、多少の後戻りは傷跡が治っていく際に生じるものであるとしっかりご説明をします。
その上で、後戻りを防ぐには内部処理を丁寧に行うことが大切です。
内部処理とは、皮膚の下にある組織や筋肉の処理のことです。
皮膚を縫合する前に、しっかり内部処理を行うことでハーフZ法で皮膚をずらしても元に戻りにくい状態を保つことができます。
そうですね。どれも、患者様お一人おひとりの状態をしっかり見極めて、適切な処置を行うのが大切だと考えています。
修正もおまかせ!
先生の元には修正で来られる患者様もいらっしゃるのでしょうか?
当院には修正の方も多くお越しいただいています。
「効果をしっかり出したい」という方の2回目、3回目の目頭切開を手がけることもありますし、切りすぎてしまった目頭を修正する「蒙古ひだ形成」も行っていますよ。
特に回数を重ねている場合の修正は、外からは綺麗に見えても内部組織が固まっていて難易度が高くなる場合があります。
一見問題なさそうな場合でも過信をせずに、一件一件適切な処置をすることを心がけています。
あとは、どんなに困難だったとしても以前に担当したドクターの指摘をしないようにしています。
振り返って後からいろいろと言うことは簡単なので、それよりも今目の前にある状況に誠実に対応したいと思っています。
なるほど…。オペに対する誠実さが垣間見えますね!
今後の展望について、何か考えていることはありますか?
僕自身、今まで自分から発信することは少なかったので、見つけてくれた患者様が長くリピーターで来てくださるというスタイルの美容外科医をやってきたと思っています。
昨今、美容医療を受ける方が急激に増え、年代や性別が多様になってきているのを感じますし、今後は正しい情報を発信することにも注力していきたいです。
たしかに、年代や性別問わず美容医療のニーズが高まっていると感じます。
そうですよね。二重埋没など登竜門になる施術から難易度の高い修正施術までたくさん経験してきたからこそ、初心者の方でもわかりやすく正しい医療を伝えていけたらなと思っています。
初めて二重埋没を受けるという方にも参考にしていただけそうですね!
最後に、トリビューユーザーさんへメッセージをお願いします。
まずは患者様がご希望の目元に近づけるよう、お一人おひとりにとって適したデザインをご提案します。
初めての施術で不安なお気持ちを抱えている方にも耳を傾け、お話しさせていただきますので、どうぞ気軽にお越しくださいね。
カウンセリング・予約はこちら
今回紹介した施術は、以下の特別メニューから予約ができます。
この記事を読んで気になった方はぜひ、カウンセリングへ行ってみてください!
こちらの特別メニューは掲載終了しました。